あの日
10月7日土曜日
あの日のこと。ずっと覚えていたいから
書き綴っておきます
長い文章です
興味がないと思った方はスルーして下さいね♡
前日の夜、アンジュが震えていた
寒気がするような震えかただったから
米ぬかカイロで温めて寝かせて
さすりながらずっと見ていた
いつも温かいアンジュの身体が少し冷たいような気がしていた
数日前から夜中も日中もあまり寝ていなくて
夜中も起きてる時間が長かった
7日お休みだから朝6時にアンジュを抱いてリビングに 車椅子に乗せた
今日は病院10時予約
アンジュの朝ご飯の準備をして6時45分に食べさせ始めたものの
やっぱり食べない
心がザワザワして
車椅子でぐったりしているアンジュを
ソファに寝かせて体温を測ってみたら
32度
ワンコの平熱は38度から39度くらいだった記憶
32度、普通じゃない
胸騒ぎがしていた
車の助手席に寝かせて、アンジュの手を握りながら病院まで1人で運転して行った
病院の予約の時点では、クッシング 、血糖値、リブレ諸々の検査予定だった
受付で数日前からの様子と、今のアンジュの状態をお伝えしていたらすぐに先生から診察室に呼ばれた
病院に来て診察台に上がるといつもは元気をアピールしていたアンジュだったのに
そんな元気もなく
いつもと違う様子に先生がすぐに対応
体温32度 体重2.1Kg、心臓は弱いながらも打っている
血糖値342
体温もかなり低いです
体重も減ったちゃったね
「アンジュさん冬眠状態です」
先生はいつもわかりやすく説明してくださる
「やれる事はありません」
「どうしますか?」
私…「連れて帰ります」
「ご家族もみなさん同じ考えですか?」
「はい」
アンジュが次に入院を勧められても
状態によっては
入院はもうさせないと家族で決めていた
先生は診察台に横たわっているアンジュの目線までしゃがんで
涙ぐみながら
「あなた、本当に良く頑張ったよ。」
そう言いながら、アンジュの頭を撫でてくれていた
看護師さんたちを呼びながら
「アンちゃん、最後の挨拶に来たよ。お別れに来てくれたよ」と
看護師さんたちがアンジュに声をかけて撫でてくれた
その時
あぁ、もうアンジュはダメなんだ
アンジュを抱いて号泣していた
あの日
先生から「どうしますか?」と聞かれた時に
何の迷いもなく連れて帰ると言っていた
けど、もし…入院させていたら
1日でも長くアンジュは生きられたのだろうか…
持ち直してくれたのだろうか…
聞いてみたかった
けれどもうアンジュは居ない
先生はやれることは無いと言った
点滴して温めて
きっとそれくらいの事しか出来なかったはず
誰も居ないステンレスの冷たい部屋には置いて来れない
帰ってから私に出来る事も
アンジュを温めて捕液するくらいしか無かった
捕液をしなかったのは心臓に負担をかけて
逝くときに苦しませたくなかったから
ずっと温めて抱いていた
私の胸騒ぎは当たってしまった
後悔はしていない
連れて帰って来て良かったんだ
アンジュもお家でみんなのところで最期を迎えたかったはず
アンジュが逝く時を選んだ日
アンジュのお顔が上がってた最後の写真
10月6日夜8時
9月を乗り越えてくれたね
ありがとう
頑張って生きてくれて
ありがとう
先生の「精一杯生きてます」と言われてから
どれだけ頑張ってくれたか
もしかして…来年のお正月も一緒に迎えられるかもしれないと思ってた
9月を乗り越えて10月になって
たった7日で逝っちゃうなんて
アンジュ
アンジュ
会いたい
目を閉じて…
姿を想い浮かべて あなたを感じたい
あのもふもふの毛の感触や抱きしめた時の匂い
いつも一緒にいて
ずっと、ずっと忘れない
あなたと過ごした14年間は
かけがえのない私の宝物
アンジュ♡大好きだよ