好きな人と
結婚できる世の中にします
婚活アドバイザーの
松川なつみです。
わたしが看護師として
病院勤めをしていた頃、
肉親の介護で自分のしあわせを
後回しにしているような女性に
何度か出逢ったことがあります。
なかでも、
一番思い出に残っているのは、
Aさんという女性。
母親と二人暮らしで、
その母親は脳梗塞を煩い、
半身麻痺や失語症がある状態。
Aさんは、
当時確か４２歳くらいだった
と思います。
とても綺麗な方で、
尚且つとてもステキな人柄で、
こんなに外見も内面も素敵なのに、
独身で彼氏は居ない様子でした。
仕事は
大手の生命保険会社にお勤めで、
とても安定しています。
休みの日は、
欠かさず面会に来て、
母親のリハビリにも付き添っていました。
献身的な方で、
なかなかできることではないな、
といつも思っていたんです。
でも、Aさんは
いつもどこか寂しそうというか、
たぶん結婚を諦めているのだろうなと
なんとなく感じていたんですね。
母親思いであるが故に、
自分のしあわせが
後回しになってしまっている。
そう、感じました。
わたしも、
今は亡き父の闘病中に、
夫と旅行へ行ったことが
あったのですが…。
一人暮らしの叔母に会いに行くのが
旅行の一番の目的であったとは言え、
「父が闘病中なのに旅行なんか
行ってもいいのだろうか…？」
と後ろめたい気持ちもあったんですよね。
だから、実際にAさんのように
介護の問題を抱えている方は、
結婚なんかしてる場合ではないと
思ってしまう人もいるのではないか
と思ったのです。
特に40代・50代の女性は、
肉親の介護や、我が家のような
結婚後の義理両親の介護なども、
切実な問題として抱えている人も
少なくないと思います。
でも、
介護をあまりにも優先したばかりに、
自分のしあわせが後回しになってしまい、
そのまま結婚できなかったとしたら、
介護を受ける側も辛いかもしれません。
自宅で介護するって、
想像以上に大変なことも多いですよね。
思うようにいかないことの方が
多いかもしれません。
それでも傍にいたいからと
熱心に介護をする方って、
本当に心根のやさしい方が多い。
でも、本当は
しあわせになりたい気持ちも
持っていると思うのです。
今は介護保険の
サービスも充実しているので、
うまく行政サービスも利用しながら、
自分のしあわせについて
もっと考えても良いのではないか、
と看護師としても思っています。
あなたが
しあわせでいることは、
親のしあわせでもあります。
しあわせになることに、
後ろめたさを感じる必要はないのだから。
もし、今、
なかなか自分のしあわせを
優先的に考えられないのなら、
そんな時こそちょっと立ち止まって、
自分のしあわせについて
改めて考えてみて欲しいです。
それでも、
どうしても１人で抱えてしまって
とても辛くなってしまうのなら、
個別相談も行っていますので、
良かったらご利用くださいね。
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