腰部脊柱管狭窄症の症状 その1 | ange-0104さんのブログ

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今回は治療院にも良く来られる腰部症例の

お話をしたいと思います。



整形外科病院等での画像所見による診断が、

変形性腰椎症、腰椎椎間板ヘルニア、

腰部脊柱管狭窄症です。一方症状による

診断が腰部神経根症、馬尾症、座骨神経痛

などです。



今回は腰部脊柱管狭窄症に関連する症状に

ついて少し掘り下げてみたいと思います。



その前に、腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管

狭窄症の違いは何かをお話しておきます。

椎間板ヘルニアでも脊柱管は狭窄しています

から、脊柱管狭窄症としても、あながち間違い

ではありません。



しかしイメージ的には椎間板ヘルニアのみを認め、

加齢による靭帯の肥厚や骨棘形成、腰椎辷り症

などがない場合を腰椎椎間板ヘルニアとする

ことが多いのです。



一方の腰部脊柱管狭窄症は前述の様々な要因が存
在する場合をイメージすることが多いです。



整理すると、何らかの原因で脊柱管が狭く

なったら脊柱管狭窄症といえる。ヘルニアだけが

狭窄の原因の時は、腰椎椎間板ヘルニアという

ことが多いと言えます。



また、画像と症状で病名は分けられるとしました

が、実はこの分け方も曖昧で、脊柱管狭窄症と

言った場合は、症状も伴っているんだなとイメージ

することが多いです。



単純に画像所見で狭窄がある場合は脊柱管狭窄が

あると言うことが多いです。症状の症がつくか

つかないかで、イメージは多少変わります。



ただヘルニアの場合はヘルニア症とは言わないので

注意してください。ややこしくなってきましたが、

まだ続きます。



辷り症は症がついていますが、症状
を含みません。単純に画像所見から判断されます。




病名を聞いて整形外科医が何をイメージしている

かは大体こんな感じになります。




では病名となっている症状を列挙していきます。

神経根症、馬尾症、座骨神経痛、膀胱直腸障害、

間欠性跛行といったものが腰部脊柱管狭窄症に

関連する症状としてあります。




次回は、私の治療院へ来られていた患者さんの

お話を交えて、もう少しお話してみたいと思います。




今日も愛と感謝を込めて・・・