お腹を空かして山から下りて来た仔犬を保護しました | アニマルフォスターペアレンツ

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捨てないで、傷つけないで、殺さないで・・・。犬猫達の心の叫び声が聞こえますか?

野犬の子たちが住む山で1ヵ月以上前から母犬と仔犬たちの存在を知り、仲間があちこちとカメラを仕掛けたりしたのですが居場所が分からず保護ができませんでした。

 

 

野犬の成犬は頭が良くて慎重で保護することが至難の業です、せめて仔犬だけでも野犬にしたくない、そう思ってずっと頑張って来ました、野犬の命は短く苦しい事ばかりだからです。

 

 

ところが、ずっと保護したいと思っていた仔犬が餌場にひとりでやって来ました、よほどお腹が空いていたのでしょう、網でくるんで捕獲できました。

 

 

直近の画像です

 

 

生後2ヵ月半位でしょうか、真っ白いはずなのに薄茶色で全身にダニがびっしりと付いていました、あちこちと擦りむけたように赤裸になっています、厳しい山での生活を物語っています。

 
 

 

 

この道の先の山に住んでいます、仔犬が小さいうちは母犬が餌場にやって来て食べれるだけ食べて山に戻っていきます、山で吐き戻して仔犬たちに与えるようです、大きくなってくると仔犬たちも母犬と一緒に下りてきます。

 
 

 

 

母犬の横にチョコンと小さな仔犬がいます、捕獲した仔犬です。

 
 

 

 

捕獲したばかりです、怖くて震えています、仔犬なのに痩せてボロボロの姿です。

 
 

 

 

やっとこちらを向くようになりました、ご飯も完食です、まだまだシッポを振るまでには遠い道のりかも知れませんが、少しずつ人間社会に慣れていくでしょう、生後2ヵ月半の白い男の子に「ひなた」と名づけました、陽ざしに向かいながら幸せを掴んで欲しいと願っていますクローバー