閉店後のスーパーの店先に棄てられ冷たくなっていた仔猫を保護しました | アニマルフォスターペアレンツ

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捨てないで、傷つけないで、殺さないで・・・。犬猫達の心の叫び声が聞こえますか?

夜21時頃、近くのスーパーに勤める知人から「閉店してシャッターを下ろしたら足元に小さなバケツがあって、その中に産まれたばかりに見える仔猫が入っている」と慌てた様子で電話がありました。

 

 

様子を聞くと「暗くて良く見えないけれど冷たいから死んでいるかも」と言われましたが、もし生きていたならと「すぐに連れて来て」と伝えて待ちました。

 

 

数分後に受け取って手の平に乗せると、生きているとは思えないほど冷たくて目は閉じたままで息もしているのかも分かりませんでしたが、まずはドライヤーで温めながら時折り心臓のあたりを刺激しつづけました。

 

 

何度ももうダメかなと思いながら諦めきれずに1時間以上温め続けました、すると声にならないほどの小さな呻きのような声がして、フゥーと呼吸しました、生き返ったと思いました、あとは温め続けて近くの病院に駆け込みました。

 

 

病院でもドライヤーで温め続けながら、点滴と注射などの処置をして貰うと、呼吸しているのが目に見えるほどになりましたので自宅に連れ帰りました。

 

 

 

 

 

保護して3日目の様子です、まだ脱水が酷くて点滴を続けていました、自力では食べませんので数時間おきにミルクをシリンジで与え続けました。

 

 

 

 

やっと座ることができるようになりましたが呼吸が荒いので受診すると軽い肺炎を起こしていました、5日間ほど酸素室に入って治療を続けました。

 

 

 
 
自力で食べるようになったと病院から連絡がありました、退院して家に連れ帰りました。
 
 
 
 
ミルクが大好きで、離乳食もモリモリ食べるようになりました。
 
 
 
 
保護して19日目、今日はじめて自分でトイレに入ってウンチシッコしました、良く動くようになりました、200g足らずで保護して倍以上になりました、生きる力が強い子です、きっと幸せになれると信じていますクローバー