狭いケージの中で体を曲げたまま過ごしていた犬を保護できました | アニマルフォスターペアレンツ

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捨てないで、傷つけないで、殺さないで・・・。犬猫達の心の叫び声が聞こえますか?

浜松市天竜区の山間部で猟師(獣猟)をしていた一人暮らしの高齢男性が病気で犬の世話が出来なくなっていると近隣の方から相談が入りました。

 

 

犬は2頭いて、1頭は畑の真ん中の杭に繋がれて屋根も日除けもなくガリガリに痩せている、もう1頭は小さなケージに押し込められていて身動きが出来ない状態だと聞きました。

 

 

すぐに引き取ることを決めると1頭は近くの方が家族として受け入れてくれるとの申し出があり、残りの1頭を引き取りました。

 

 

 
プロットハウンドミックスと思われる若い(2才位)女の子です。
 
 

 
しっぽフリフリです。
 
 

 
あばら骨が浮き出るほど痩せています、全身の毛が剥げてしまって新たに生えてきている様です。
 
 

 
ケージに閉じ込められていたのでお尻が褥瘡(じょくそう)で穴が開いてしまっています。
 
 
過酷に生きて来たのに愛想が良いのが不思議で尋ねると、初めは怯えて震えていたようですが、近隣の方が気にかけて入れ替わりご飯をあげたり頭をなでたりと可愛がっていて、すっかり人懐こくなったと聞きました。
 
 
山の人たちの愛情で生きてこれました、あと少し保護が遅れていたら生きてはいなかったでしょう。
 
 
美味しいご飯をたくさん食べて、優しい人たちに触れて、ゆっくりのんびりしたら幸せ探しを始めたいと思います、仮名は「ハル」優しい家族に出会えますようにクローバー