雨が降るなかガリガリに痩せて動くことも出来ない猫を保護しました。
保護してすぐに病院に駆け込みました、酷い脱水状態で立ち上がることも出来ませんでした、骨に皮が張り付いている骨格標本のようでした。
検査と点滴を済ませて病院の診察台でご飯を貰いました
一通りの検査をしました、もう若くはない男の子で去勢済み、耳カットをしていました、どれほどの日々を食べてないのか栄養不良と脱水で腎機能が低下していました。
治療を済ませて自宅に連れ帰るとヨロヨロと歩き出したくさんのお水を飲みました、高栄養の柔らかな物も食べました。
熱々にしたホットカーペットで寝ています
これから腎機能の回復の為に、高栄養を与えて毎日の点滴になります、脱水の為に目は落ちくぼんで眼球が見えません、見えないのに人の温もりが恋しいのか後ばかりついて歩きベッタリと張り付いています。
何か話したいように口をモグモグしますが声にはならなくて、まだ「ニャー」の声も聞いていません。
たまたま見つけてくれた人がいて助けることが出来ました、産まれてもすぐに死んで逝く子や人知れずに草むらで息絶える子たちがどれほどいる事かと、心が苦しくなります、言葉を持たない彼ら達が生きやすい世の中でありますように、心から願っています。