昨日、小梅が逃走したことの報告と皆さまへの保護協力依頼を取り急ぎ掲載しました。
小梅は行方不明になって3ヶ月近くの5月3日に保護し、たった6日目の朝、散歩に出て逃走してしまいました、そのことへの反響が大きい事は覚悟の上での掲載でした。
掲載したブログやフェイスブック、スタッフが管理しているインスタグラムに様々なコメントが入っています、心配して下さっての応援コメントがあるなか、多くはお叱りや怒りのコメントが続いています。
私自身も9日の早朝に居なくなったと連絡があった時はなぜ?どうして?と頭の中が混乱して、まさに崩れ落ちる感覚でしたので皆さまのお気持ちも同じ思いだったのでしょう。
ただ前回の行方不明になってからの飼い主のAさん夫妻の毎日は「小梅」を探し続ける日々で、まさに死に物狂いという言葉のようでした。
私たちも手助けしたいと思いながらも日々の活動に追われて充分な事は出来ませんでした。
小梅が頻繁に現れる場所が分かってからは、夜中に地面に這いつくばって現れるのを待ったり、どんなに寒くても雨の日も待ち続けていたのです。
苦労して作った仕掛けに小梅が入った時はA夫妻は泣いていました、痩せてしまったご主人は何度も頭を下げられました、そこで到底小梅をこちらに連れ帰る言葉は出せませんでした、一抹の不安が無かったと言ったら嘘にはなりますが、。
Aさん夫妻の家に戻った様子は毎日分かっていました、3ヶ月の過酷な放浪生活で疲れて眠ってばかりいることや、ちょっとした物音に怯えていることなど、トイレが家の中で出来なくて家から2~3分の所で用を足したらすぐに戻っていたことなど、その日も前日から排尿をしないので朝方の5時半にAさん夫妻でリードを持って散歩に出たときに突然の物音に驚いて逃げだしたと聞きました。
小梅とA夫妻の出会いは今年の1月5日、譲渡会で可愛い仔犬や尻尾フリフリの小型犬がたくさんいるなかですみっこで震えている小梅を選んでくれたのです、「怖がりで懐かなくて苦労はしますよ」と話した記憶があります、それでも小梅を選んでくれた事は感謝の気持ちしかありません。
小梅とAさん夫妻の今日までを聞いてそれでも責めますか?責められるのは私たちだと思っています。
小梅が行方不明になってしばらくは落ち着き場所が見つからないかも知れません、これから貼り紙やポスティング、折り込みチラシの配布などを考えています、どうぞご理解をいただきご支援をよろしくお願いいたします。
小梅が一日も早く無事に見つかりますように