錆びた鉄の檻にいたテリア犬を保護しました。 | アニマルフォスターペアレンツ

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捨てないで、傷つけないで、殺さないで・・・。犬猫達の心の叫び声が聞こえますか?

60代半ばの独り暮らしの男性が入院するので、飼っている犬を引き取って欲しいと親族という人から電話がありました。



こちらも手一杯で簡単には引き取れないことを伝えたところ、それなら犬は置き去りにする、もう良いと言って電話を切ってしまいました。



まだ会ってもいない犬ですが、助けないという選択が苦しくて悩んで、おおよそ聞いた場所に向かいました。



畳一枚分位の檻の中にテリア犬と思われる犬がいました、扉を開けても怖くて出て来ることが出来ないのです、抱きかかえてキャリーに移し替えました。



屋根も無く、地面は便で覆いつくされていました、首輪もなく散歩もしていなかったようで頭を撫でようとしたら怯えて逃げようとしました。



保護したその足で動物病院に向かいました、悪臭を放った体、伸びきった爪、もちろん未去勢です、幸いフィラリアは陰性でした。



哀しい顔をしています、笑顔になれるのには時間が掛かるでしょう。



テリア系のミックスの男の子に「悠(ゆう)」と名づけました。



悠君を大切にしてくれる優しい家族に出会えますように、。