役所の福祉課から電話が入り「飼い主を強制入院させた、アパートにいる2頭の犬を半年から1年くらい預かって欲しい」と言われました。
突然の見知らぬ人からの電話で、詳細を聞けば話せないと言うし、ただ預かって欲しいの連発でした。
一度は途切れた話でしたが、数日経ってまた電話がありました、行政の連携で愛護センターに頼んだら引き取ると言われたが、持ち込まれば殺処分する言われたというのです。
もう一度、詳細を尋ねました、飼い主は30代の女性で1人暮らし、病気で強制入院させたが入院は半年なのか1年なのかは分からない、ただ、アパートを処分するので犬が居ては困る、遠くにいる親兄弟は引き取る気持ちは一切ない、犬の種類は分からないが小さい、以前にブリーダーからリタイヤ犬を引き取ったらしい、以上が分かった話でした。
こちらの条件としては預かりでは引き受けられない、犬にとって半年~1年は長すぎる、新しい飼い主を探すか終生飼育なら引き受けれる、そう話しました。
それでも、なかなか話はつかず、最後に役所が言った言葉は「受けてくれなければ殺処分か、どこかに逃がす」と言ったのでした。
あまりの無責任な言葉に腹をたて怒鳴ってしまいましたが、この暑さで犬はどうしているのかと気になり、けっきょくは引き取りに向かいました。
若くはなさそうでしたが元気で可愛い女の子です。
もう1頭はかなりの年寄りです、目がふさがっていました、ドライアイで角膜が傷ついていました。
病院で診察をしたところ、目が明きました、心臓も雑音があり終生飼育になるかと思います。
いつもいつも犠牲になるのは動物たちばかりです、2頭の犬たちが心穏やかに過ごせますように、幸せになれますように、、。
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