2014年10月、飼育放棄同然で雨ざらしでベランダで飼われていたポメラニアンに出会い引き取りました。
引き取った直後です、栄養不良の為に免疫低下し皮膚疾患アカラス症で象の様な硬い皮膚、背骨は曲がり潰れ、膝蓋骨形成不全で歩けない状態でした。
心身ともに疲れ果て生きる気力を感じませんでした、歩いて欲しい、幸せになって欲しい、そんな願いを込めて「歩夢(ぽむ)」と名づけました。
それから3年3ヶ月、仲間のIの自宅で献身的に世話をしてきました、一日おきのシャンプーや高栄養の食事など、どんなに手を尽くしても一進一退で快方には向かいませんでした。
ベタベタで痒みの止まらない皮膚、薬で抑えて来ましたが腎不全を恐れ薬浴だけにしました。
猫とも仲良し、ご飯も食べられてしまう気の良い歩夢でした。
同じ皮膚病のパグの大納言といっしょにシャンプー後のひなたぼっこ、気持ち良さそうです。
もう、目も見えない、歩くこともできない、一日中ウトウトとまどろんでいました。
保護して3年3ヶ月、幸せにしてあげられない苦しさで自問自答の日々でしたが、仲間のIは精一杯愛して、歩夢にとっては安らぎの場所だったと思います。
多くの皆さまからご心配や応援の言葉をたくさんいただきました、歩夢に変わりお礼をもうしあげます、ありがとうございました。