救った小さな命、野犬の仔犬のこと。 | アニマルフォスターペアレンツ

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捨てないで、傷つけないで、殺さないで・・・。犬猫達の心の叫び声が聞こえますか?

8月の暑い日、山の窪地で倒れていた野犬の仔犬を見つけ保護してから1ヶ月が経ちました。



全身にダニがびっしり付いていて、生きていけるだろうかと心配しましたが、何とか今日まで頑張っています。



すでに生後45日は過ぎているはずですが、まだまだ小さく皮膚の状態は最悪です。



全身がカサブタでぼろぼろになっていて、特に背中や足先、尻尾ははげてしまいました。



現在は薬浴と薬の治療ですが、きれいになるには長くかかりそうです。



顔にも大きなカサブタが有り、耳のふちもぼろぼろです。



また、皮膚の状態だけでなく検便では異常がないのにずっと血便やタール便で体調の悪さをものがたっています。



先日、病院に検診に行ってきました、体重はやっと1キロになっていましたが皮膚の状態は命に関わるほどだと言われました。



それでも心は大きく成長しました、抱っこが大好きな甘えっこになりました。



ゆっくりでも良い、元気に育って欲しいと願っています、強くたくましく生きて欲しくて「小麦」と名づけました。



小さな小麦が大きくなって幸せになれますように、そう願っています。