他県のボランティアから殺処分寸前のゴールデンレトリバーの情報が入りました。
8歳の男の子、口元に腫瘍があり飼育放棄されたようだと聞きました、すぐに引き出しを依頼したところガス室の手前で引き止めることができました。
寂しげな顔をしています、粘着剤が付いていたために丸刈りです。
口元の左下に腫瘍がぶら下がっていました、常に血がにじみ出ていました。
健康診断の結果は、フィラリアプラスで未去勢ですが腫瘍除去の手術に耐え得ることが分かりました。
17日の土曜日、手術が終わりました、幸い良性の腫瘍でした。
飼い主に見捨てられて、どんな思いでいたのでしょうか?
それでも穏やかで甘えて来るこの子が愛おしくてたまりません、優しいこの子に「悠玄(ゆうげん)」と名づけました。
幸せでなかった8年分を取り返すように、優しい家族に出会って欲しいと願います。
8歳のゴールデンレトリバーの男の子、悠玄が幸せ探しています。