粘着剤でベタベタだった茶トラの仔猫が旅立ってしまいました。 | アニマルフォスターペアレンツ

アニマルフォスターペアレンツ

捨てないで、傷つけないで、殺さないで・・・。犬猫達の心の叫び声が聞こえますか?

昨年の秋、知人からのレスキュー依頼で粘着剤でベタベタになっていた痩せた茶トラの仔猫を保護しました。



ベタベタになっていたところはバリカンで刈りましたが、かなり衰弱していて元気になるのだろうかと心配ばかりしていました。



痩せてはいましたが少しずつ大きくなって、このまま元気に育つとばかり思っていました、いつも控えめに甘えてきて愛しくてたまらない存在でした。




食べても食べても太らなくて心配で病院で検査をしました、FIP(伝染性腹膜炎)との診断でした。



絶望的な気持ちとあきらめきれない思いが交錯する毎日でしたが、それから10日間苦しみながらも頑張って生き抜いてくれました。



保護して6ヶ月の命でした、誰かに捨てられて粘着剤でベタベタにされて辛いことばかりの短い生涯でした。



生きるためでなく死ぬために産まれたような、そんな命が無くなるように「産ませない、増やさない、捨てない」そう心から叫びたい思いです。