長い間、病気と闘い続けた小梅がとうとう旅立ってしまいました、生きているのが奇跡とも思える日々でした、。
2014年5月、飼育放棄され行政に持ち込まれた4頭の紀州犬を引き取りました、まだまだ幼さの残る生後6ヶ月の子たちでした。
どの子も発育不良で皮膚疾患、呼吸器系の病気と最悪な状態でしたが、それでも3頭の子たちは幸せを掴みました。
残された小梅は食べても食べても太れない慢性の腸疾患で、様々な治療を試みましたが効果はなく免疫不全だと分かりました。
昨年の秋、3歳になった頃の小梅です、ガリガリに痩せて6ヶ月のままの大きさでした。
今年に入ってからは更に少しずつ悪化してきて、ここ数日は大好きなご飯も食べれなくなりました。
亡くなる前夜の小梅です、仲間の家の暖かなお部屋、ふわふわなお布団で苦しむことなく眠っています。
翌日28日の早朝に息を引き取りました、生きたくて仕方がなかった小梅はわずか3歳と3ヶ月でその命を終えてしまいました、春節の朝の旅立ちでした。
今までたくさんの方々から応援していただきました、保護施設に通ってくださっているボランティアスタッフの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです、純血種ゆえの不幸な命がなくなるように祈るばかりです。