100匹の不幸な命を生ませないために、多頭飼いの猫のこと。 | アニマルフォスターペアレンツ

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捨てないで、傷つけないで、殺さないで・・・。犬猫達の心の叫び声が聞こえますか?

浜松市北区の多頭飼いの話は2年ほど前から人づてに聞いてはいたのですが、先日所用で会った個人ボランティアのTさんから改めてその惨状を聞きました。



飼い猫なのか野良猫なのかも分からない状態で、数の把握もしていない、餌も少量でほとんどが残飯、雄猫たちは行動範囲が広いので餌を求めてあちこちと移動しているようです。



雌猫が家の中外に散在していて発情期になると20とも30とも分からない雌猫たちが妊娠し出産する、毎年春に産まれる仔猫は100匹近くで産まれた仔猫は栄養不良でほとんどが死んでいるようです。



生き残った仔猫も交通事故や病気で育つのはごくまれの様で、さらに育つと飼い主が捨てに行く、この悪循環が何年も繰り返していて、その話は近隣でも有名でみな心を痛めている、これまで行政の指導も2回ほど入ったのだが話にならないという理由(手術費が出せない)で打ち切った、、これが今までに分かった話です。



聞けば聞くほど心に突き刺さり、見たこともない光景が目に浮かびました、春になってまた不幸な命が生まれる前に何とかしたい、聞いてすぐにTさんと同行して現地に向かいました。



山間地にあるその家は寒さのためか外の目に見える範囲には時折猫が出て来る程度で、どこにそんなに居るのかという感じでした。



家の中に入り飼い主である親子と話しました、なぜ手術をしないのか不幸な命を作り出すのか、その問いには「お金がないから」その一言でした。

(飼い主親子は障害のある方で普通の会話、意思の疎通が出来ない状態です。)



家の中を見渡して数匹すぐに見つけました、最後に産まれて生き延びていた仔猫を見つけたので引き取ることにしました。



2~3ヶ月の大きさですが、風邪引きで栄養状態も悪く実際には5~6ヶ月かも知れません、連れ帰ってご飯を与えるとひたすら食べています、飢餓感で唸って食べます。



あとの成猫たちは順次手術をしていきます、不妊手術に加えノミダニ対策のレボリューション、ワクチンなどしています、すでに5匹の手術を終えましたがこれからは捕獲器での確保になるでしょう、全頭終えるのには長い道のりとなります。



2度と不幸な命が産まれないように、100匹の死に逝く命が産まれないようにと頑張りたいと思っています。



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