円形脱毛症になりました。人生初です。
原因は強度のストレスだと聞いたことがありますが、身に覚えがありません。
もっともコース的には、あらゆる問題の原因は一つしかなくて、それは「神からの分離は起こった」ということを信じた(自我を選んだ)ことです。
それをすぐに忘れて、いつもの癖で『こうなった原因は何だろう』と考え始めますが、そういう世界のレベルでの原因探しは、自我の存続に加担するだけだと気づいて、赦しました。
W−p I.79
問題が解決されるように、私が問題を認識できますように
W−p I.80
私の問題がすでに解決されているということを認識できますように
そしたら、この円形脱毛症つまり10円ハゲが、すっごく面白いものに思えてきて、これを自分一人の胸のうちに閉まって置くなんて勿体ないという気持ちになりました。(だから、ブログのネタにしています。)
せっかくなので夫に私の10円ハゲを見せたところ、彼は、
「あーっ 、これっ、どうしたの?なんかストレスとかあるの?オレ、みずほにやさしくしなくちゃだな」
と言いました。
と言いました。
彼は私の円形脱毛症の原因は、自分(夫)にあると解釈したようです。
確かにそう言われると、原因は「夫ストレス説」というのは、かなり有力な気がしてきました。(←自我の罠)
振り返れば、夫はコロナ禍で2月からずっと家で仕事をしており、彼がオンラインでなんだかんだやり出すと、その途端、家の中は音出しNG状態となるので結構なストレスでした。
というのも、私の方は毎日職場に行き、朝から晩まで働くので、夫と比べると家にいる時間が圧倒的に少ないのです。
その少ない時間の中で、料理、洗濯、掃除、片付けなどをこなす訳ですが、音出しNGタイムが重なると家事一切ができなくなります。
ただでさえ、家事は好きでやっていることではなく、習慣でやっていることなので、この勢いが阻まれると途端に超面倒臭くなって、自我の声が大きくなります。
でも、このことは以前のブログにも書きましたが赦しました。
今では音出しNGタイムについては、全く気にしていません。
音出しNGタイムと家事が重なった時は、ただ家事をやらなきゃいいのです。
とはいえ、やらなかった家事はなくなる訳でもなく、ただ滞るだけなので、結局、後で普通にやることにはなりますが、ただそれだけのことなのです。
それに最近では音出しNGタイムが重なることが減ったように思います。
それから数日経って、職場のみなさんにも自分が円形脱毛症になったことを話しました。
そしたら、みんな喜んじゃって、円形脱毛症の薬をどんどん薦めてきました。(←職業病)
薬局長さんは、
「せっかくだから写真を撮らせて」
と言ってご自分のスマホで私の10円ハゲを撮影しました。
どうも薬の効き具合いを観察し、記録しようという狙いがあるらしい。(半分遊ばれている⁈)
職場の人の中に、ご主人が円形脱毛症になったことがあるという人がいて、
「円形脱毛症って、ストレスとなった出来事を忘れた頃に出るのよね。うちの夫の場合は、息子の受験を心配していて受験が終わった数ヶ月後になったのよ。ちゃんと治ったけどね」
と言ってました。
円形脱毛症は忘れた頃にあらわれると聞いて、まるでコースっぽいなと思いました。
もうとっくに終わっている出来事を私たちは今経験しているという話になんか似ていませんか。
T−26.Ⅴ.13.4
そしてすべての時間は、すでに終わったものが依然として、今ここにあるという狂った信念に他ならない。
T−26.Ⅴ.14.1
過去を赦し、それを手放しなさい。それは確かに過ぎ去っているからである。
こうして円形脱毛症の薬で盛り上がっている時に、薬局長さんが、
「そういえば、Aさんもこの薬飲んでたわよね」
と言いました。
Aさんというのは、数年前、私が常勤になる前に薬局長さんとペアで働いていた薬剤師さんのことです。
そして薬局長さんは、何か大きなことに気づいたみたいに、
「Aさんとみずほさんに共通していることって…。えっ⁈わたし…⁈」
と言いました。
私は思わず心の中で『すごい!気づいてる!』という自我の声をはっきり聞いちゃいました。
その瞬間、円形脱毛症の(この世界での)原因は「職場ストレス説」というのが腑に落ちてしまい、スッキリ感さえあったので、すんなりそれを赦しました。
だから、
「違いますよ〜。夫と息子がずっと家に居るせいじゃないですか」
と言って、笑ってごまかし、薬局長さんのせいではないことを伝えました。
このことがあったからでしょうか、最近、薬局長さんの仕事ぶりがちょと変わりました。
これまで「長」としての仕事をあまり積極的にはやらなかったのに、ごく普通にやるようになったのです。
市販薬の品目を増やしたり、健康食品、化粧品の発注をしたり、宣伝用のポップやポスターを作ったり、PC関連の担当者に連絡を取ってあれこれ聞いたりなど、これまで私が薬局長さんにいちいちお伺いを立てながら(立場を尊重して)やっていたものを、なぜか何の前触れもなく、スッとやり出しました。(奇跡の反映⁈)
円形脱毛症を発見してから約1ヶ月。
みんなに薦められた飲み薬は、ちょっと心臓が苦しくなったので1週間で服用を中止し、塗布薬も匂いが苦手なのであまりつけていませんが、それでもうぶ毛が生えてきているので、どうやら治ってきているようです。
よかった〜 笑
T−2.Ⅳ.2.2-3
病気、言い換えれば「正しくない心の状態」はレベルの混同の結果である。なぜならレベルを混同すると、一つのレベルの間違いが別のレベルにも悪影響をおよぼせると、必ず信じてしまうからである。私たちは奇跡のことを、レベルの混同を訂正する手段だと述べてきた。それは、間違いの訂正はすべて、間違いが起こるレベルで為されなければならない。