最近TVのバライティ番組で、J.Y.Parkという人のモノマネを何度か見ることがありました。
Parkさんのことは全然知らなかったので、そのモノマネが実際に似ているかどうかはわからなかったのですが、お顔の割には言うことがすごく素敵だなと思いました。

その後、「マツコ会議」というTV番組で、ホンモノのJ.Y.Parkさんを見る機会がありました。
彼は、2PMやTWICEなどを手掛けた名プロデューサーで、ご自身も現役の歌手だそうです。
このたび、彼が代表を勤めるJYPというプロダクションとソニーミュージックの共催で、ガールズグループの発掘オーディション(Nizi Project)が行われました。
応募総数1万人を超える中から9名が選ばれ、現在NiziUというグループ名で既にプレデビューしていることがわかりました。

「マツコ会議」では、マツコさんがこのNizi Project について熱く語り、Parkさんとやりとりする様子が本当に素敵で、Nizi Project を知らない私でも、このオーディション番組がどんなに素晴らしいものかがよく伝わってきました。

マツコさんが、
「自分の未来が描けている子は、どんなに厳しい環境にあっても、どんなに厳しい指摘をされても、ちゃんと食らいついていく。すごく真っ当な姿を改めて見させられた」
と言うのを聞いて、本当にそうだなと思いました。
どんなにツラいことでも乗り越えていけるのが、「本当に好き!」のパワーだと思います。

Parkさんが、
「プロデューサーとしては、短所がたくさんあっても、特別な長所が一つだけあれば選びます。なぜなら、プロデューサーが短所を隠して、長所を最大限に引き立たせればいいからです」
と言いました。
彼は、一人ひとりが必ず持って生まれている何かをきちんと尊重して、さらにそれを輝かせることができる方だと思いました。

私自身は、オーディションを受けるような夢いっぱいの10代の女の子ではなく、夢から目覚めたい方のコース学習者で、しかも大人なのですが、年齢や状況に関係なく、Parkさんの言うことが、いちいち響きまくって仕方ありません。

そこで、このNizi Project(特にParkさんの言葉)が気になったので、まずはYouTubeで動画を見始め、それで、すっかりハマってしまい、結局、Huluを契約して全20話のオーディション番組を一気に見てしまいました。
しかも今は続編のNiziU 9 Nizi storiesまで見続けている始末です。

私があまりにアイドルを目指す女の子たちの動画をずっと見続けていたので、夫からは半ばあきれられ、
「本当はアイドルに憧れていたんだね。全然知らなかった」
とまで言われてしまいました。
いやいやアイドルに憧れたことはありません。
私は夫に、
「そういう短絡的なことじゃなくて、この番組、めちゃくちゃすごいのよ。人って努力次第でこんなにも成長できるんだ、っていう感動があるの。見ていてすごく元気になるのよ〜」
と思わず涙声で答えていました。
Nizi Projectの話は、なぜか感極まってしまい、冷静に話せません。
声に感動が乗ってしまうのです。

このオーディションに参加した女の子たち、みんながみんな、とっても素敵で、とっても大好きです。
でも、やっぱり一番素敵だなと思ったのは、J.Y.Parkさんです。
この方の人を育てる力が本当に素晴らしいです。
褒めるところはちゃんと褒めて、もっと努力した方がいいところは厳しくも的確に指摘します。
説得力があるので、思わず肯いてしまうし、彼女たちと一緒に泣いてしまう程ツボにハマります。

Parkさんは、
「褒めるのも叱るのも、その人についてしっかり知っていることが一番大切で、人に対する関心と愛があってはじめて出来ること。相手をよく知りもしないで何かを言ったとしても、その相手には全く響かないからです」
と言っていました。
だから彼女たちはParkさんに何を言われても、自分は理解されているという愛を感じて、その愛に応えようと更に努力を積み重ねいきます。
その結果、自信と余裕が生まれて、ステージ上でしっかり才能と実力を発揮することができ、一人一人がその子らしくキラキラと輝いていきます。
オーディションが進むにつれてどんどん輝きが増していく姿は、見ている方も本当にワクワクしました。

オーディションがだいぶ進んで、彼女たち全員がデビュー出来る位に成長した頃、Parkさんは彼女たちにJYP事務所の所属タレントとして、「真実」「誠実」「謙虚」を大事にして欲しいという話をしていました。
「真実」は、カメラの前でやらないことは、カメラのない所でもやらないこと。
「誠実」は、毎日するべきことをすること。
自分自身にムチを打って、歌、ダンス、語学の勉強などを続ける。
ずっと続けていたら、それが積み重なって、夢を叶えてくれる。
「謙虚」は、自分にも短所はあることを自覚して、隣にいるみんなの短所ではなく長所だけを見て、心から感謝すること。
この「真実」「誠実」「謙虚」を日々実践しているParkさんだからこそ、話す言葉に説得力と感動があるのだと思いました。

最後に特に響いたParkさんの名言をご紹介します。

「誰にでも才能はあります。その才能を掘り起こす方法は、たくさん練習(努力)することです。才能があっても練習(努力)をしなければ、才能を発揮することはできません」

「自分を信じることができれば自信と余裕が生まれます。自分への信頼を生み出すのは、練習量と自己管理です。それ以外の方法はありません」


私はこのNizi Projectから、善なるもの、美しきもの、聖なるものを感じて、とってもhappy な気持ちでいっぱいになりました。
まさにMake you happy (NiziUのデビュー曲)です。


T1Ⅶ.2:1-5
神の子よ、善なるもの、美しきもの、聖なるものを創造するために、あなたは創造された。これを忘れてはならない。神の愛はもうしばらくの間、一つの肉体を通して別の肉体へと表現されなければならない。心眼はまだあまりにも曇っているからである。肉体の最良の使い方は、肉眼には不可能な真の心眼を達成できるように知覚を拡げていく助けとして、肉体を用いることである。それを学ぶことが、肉体がもつ唯一の真の有用性である。