今日の読書「This is NewYork」 | ハーゼスト丸の航海日誌

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妊娠、出産、育児、ベビー&マタニティマーケットのプロフェッショナル、HEARZESTのMURAKAMIです。

今日はちょっと嗜好を変えて、絵本です。
厳密にいうと読書ではないと思いつつ、「子供によし!」「大人にもよし!!」「インテリアにもよし!!!」と三拍子そろった一冊。

This Is New York (This is . . .)/Universe

¥1,999
Amazon.co.jp

チェコ・スロヴァキア出身のミロスラフ・サセクが世界の大都市を描いた「This is」シリーズ。
なんと、初版は1959年。
Paris、HongKong、Venice、Londonなど全18巻あり、NewYorkは第一冊目だとか。







「むかしむかし、1626年の できごとです。海を渡って 来た オランダ人 ピーター・ミヌトは、なんと 24ドル相当の なべや やかんと 引き換えに、アメリカ原住民から マンハッタン島を 手に入れました。」
 

こんな一文からはじまるニューヨークの紹介です。
自由の女神、タイムズスクエア、みんなが知っているニューヨークの情景が、
そこに住んでいる人々の姿とともに描かれます。


著作権があるのでページをお見せできないのが残念ですが、
同シリーズの表紙をご覧いただいただけでも、
ずっと見ていても飽きない、引き込まれる絵本なのです。


1961年アメリカ青少年クラブ児童文学最優秀賞 
1960年ニューヨーク・タイムズ選定最優秀絵本賞
なども受賞している、由緒ただしいシリーズです。


で、本書なのですが実は長らく絶版されていました。
そのため、Amazonで旧書などは、3万円を超える金額で取引されていたりします。
現在は新刊でいくつか在庫がまだあるみたいなので、是非ご覧になってください。

インテリアとしても、ぴったりな一冊です。

唯一残念な点としては、This is シリーズに、Tokyoは存在しないこと。
アジアでは唯一、香港があるのみです。


ミロスラフ・サセクが描いたTokyoを見てみたかったな、と思うばかりです。