被災地"宮城県"で見た光景 | ハーゼスト丸の航海日誌

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メンバーの奮闘記です。

こんばんは。

nakamuraです。


ブログでも少し触れましたが、今から2週間前に2泊3日で宮城県に出張に行ってきました。


仙台までは会社のある新横浜から車で約6時間かけて到着しました。


東北自動車道を走っていたのですが、福島県に入ったあたりから道が地震の影響で隆起し、波打っていました。

速度制限(80km)がかけられていたのですが、隆起するところに差し掛かると冗談抜きで車が飛び跳ねる程でした。




出張中は多くの人に出会い、各々の震災体験を伺う機会がありました。


・余震が怖くて車で寝泊まりしていた

・ロウソクに火を灯して夜を明かした

・断水によりトイレの水を流すことが出来ない為、ビニール袋で用を足した

・ガソリンスタンドが開いていないので、仙台から新潟まで給油の為に何往復もした

・遺体を何体も見た



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仙台駅から徒歩2分のバーの前


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夕食は牛タン定食(1890円)

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日本三景"松島"を望む



また、今回の出張では仙台市だけではなく石巻市、名取市、亘理町など沿岸部の地域も訪問しました。


冠水する道路、住宅地の中にある船、ひっくり返った車の上にある家・・・。


そして一番印象的だったのは"におい"でした。

磯の腐ったような臭いが、街を覆っていました。


テレビの報道では何度も見ていましたが、理屈では理解出来ないような光景を目の当たりにし、本当に言葉が出ませんでした。


宮城県をはじめ、被災地の一日でも早い復興を祈るばかりです。




がんばろう、日本!




☆nakamura☆