かつてのエビちゃん人気の頃は、目力最優先の時代でした。
色と質感は二の次で、強い黒のライン(まつ毛・アイライン)を強調し、チークもしっかり色を出し、ハイライトも強め、リップラインもくっきりでよかったり、グロスもうるうるありだったり。
メイクは「盛る一辺倒」で、わざとらしくてもはっきりくっきりさせるのがよしとされていたように思います[後半に続く]
以下『CanCam』のインタビュー記事を要約したものです。
一世を風貌したエビちゃんメイクのポイントは?
ついアイメイクに目が行きがちですが、あの全方位に好感度が高い無敵のハッピーオーラは、実はチークが担っていたんだなと今改めて思います
当時と今の違いは?
当時は今みたいに抜け感というキーワードもなかったけど、今は抜け感の時代なので、やりすぎにならないように全体のバランスに気をつけている
チークはどんな存在?
どんなメイクやシーンのときも絶対に欠かせないのはチーク!
年齢を重ねるほどチークの奥深さにハマっていて、血色感はもちろん、美肌感や立体感も演出してくれるし、大人のメイクの心強い味方だと思う
チーク選びのポイントは?
慣れ親しんだ発色のいいピンクは今の私にはかわいすぎるので※、等身大の自分の顔立ちやファッション、ライフスタイルにフィットする繊細なカラーや発色のものが気分
※甘いアイテムをどこかに入れたければ、別のパーツで引き算すると、バランスがよく、大人にふさわしく見えます。
【ジルの新作チークでメイク】
若い頃とは違う大人のかわいらしさが欲しいときは、迷わず華やかさと落ち着きが同居したようなローズカラーのチークを
鮮やかすぎない色みと、ふんわり溶けこむような発色、血色の延長にあるローズ特有のリアルな赤みは多幸感をもたらし、表情まで柔和に
甘さはいらないけれど、頬にさりげない立体感やニュアンスが欲しいときに
ノンパールでふんわり発色するベージュなら、自然なメリハリを演出してくれるのに余分な影は出ない
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注:パフ別売りです
[前半からの続き]いまは抜けを軸にメイク全体を組み立てる仕組みになっています。
季節ごとに打ち出しが変わっても、この軸は変わっていません。
抜けを作るということは、盛るパートもあって良いということ。
つまり、メイク全体を見たとき、足し算と引き算、強弱、メリハリがついているメイクが垢抜けて見えるコツになります。
【エビちゃんのジルのリピ買いコスメ】
独特のぷるぷる感と厚みのあるツヤに、圧倒的な透明感
ひと塗りするだけでつるんと発光するようななめらか肌に
広めにのせても、ポイントでのせてもかわいいし、上品なゴールドはどんなシャドウの色を合わせても。人気カラーと聞いて納得
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