今日もブログをご覧くださり
ありがとうございます
超ブラック企業時代を振り返るブログは
コチラ
黒歴史のブラック企業勤務時代
「〇〇(企業名)じゅっそーーーーく(十則)」の後
『接客8大用語』を唱和していました
ブラックなので、1つ唱和ごとに90度のおじぎをするのですが
めちゃくちゃ早く上半身の上げ下げをしなければなりません
頭がブンブン鳴るほどなので
真面目に唱和しているのですが
ちょっと噴き出してしまうことがありました
あと、鬼の軍曹の次長が8大用語の
「申し訳ございません」のくだりで
本当に心から申し訳なさそうな抑揚で言うので
それが素晴らしすぎるのと、鬼の軍曹とのギャップで
これまた吹き出しそうになるのです
私も「申し訳ない」気持ち一杯で
「申し訳ございません」と言わないといけないのに
言いながらやっぱりおかしくて
お辞儀をして顔が見えないのをいいことに
笑ってしまっていました
ゴメンナサイ
次の8番目の唱和が「ありがとうございます(笑顔)」
だからバレない…セーフ
さて本題です
この「接客8大用語」
世間には7大用語や業種によってアレンジされた用語が
あるようです
私のいたブラック会社では
「どうぞおかけください」
というフレーズがありました
どうやら変わり種のようです
この「どうぞおかけください」ですが
言いなれていないとなかなか出てこないフレーズですよね
私、カ行の滑舌が悪いので
「どうぞおかけください」が毎回うまく言えず
とても苦手意識がありました
しかしその後、投資不動産や注文住宅の営業に就いた際に
「どうぞおかけください」という言葉は
接客において非常に役に立ちました
お客様が来られて接客ブースにお通しする際に
「こちらにおかけください」とすんなり言葉がでます
また、住宅展示場では「営業に捕まるもんか」と
早々に見学を済ませ、目も合わせず帰ろうとするお客様に
いかに心を開いていただき
こちらの話を聞いていただくか…とう場面
展示場内を回りながら、こちらの話に興味を持っていただいた瞬間に
「どうぞこちらにおかけください」と
着座を促すタイミングと流れは
営業としてのスキルを問われる重要なミッションでした
(2時間着座を目安としていました)
滑舌が悪く、なるべく言いたくない言葉でも
お客様をもてなす際に
非常に重要な言葉となりますので
訓練したことには大きな意味がありましたし
毎朝大声で唱和する軍隊会社でしたが
私にとっては後に重要なスキルとして
今でも非常に役立っています
ネットで調べれば知りたいことのおおよそは
習得できる時代ですが
自分のものにするにはアウトプットが必要です
口癖のようにすんなりと出るようになれば
お客様への案内やその他、必要な場面で
「どうぞおかけください」と
手を添えて促すことが自然とできます
若い社員が入社した際には
「ここにお座りください」とか
「こっちにどうぞ」など
ちょっと残念な案内になりがちなので
指を揃え、手のひらをきれいに添えて
「どうぞこちらへおかけください」と言えるように
練習をしました
それが動作と共にできるだけで
男女問わず品格のよい営業として整い
高額商品を検討しているお客様にも
気持ちよく会話できる場面を提供することが可能です
「どうぞおかけください」
何気ない言葉ですが
アウトプットしてみてくださいね
すんなり言えたあなたは
「対応美人」です
私はいまだに「どうぞおかけください」の
「かけ」部分がなめらかではありません