大ちゃんのファイナル欠場の報から、ほとんどPC開かず。。。
アスリートジャーナルに中庭健介先生のコラムきてますね。
ジュニア選手の活躍について触れてますのでご紹介します。
2013.11.30 元フィギュアスケーター 中庭健介
将来のフィギュアスケート界を担う日本のジュニア
http://www.athlete-journal.com/figureskate/kensukenakaniwa20131130.html
今回は、次世代のフィギュアスケート界を担うジュニアの選手を紹介したいと思う。
まず男子の2人。田中刑事選手(倉敷芸術科学大)と日野龍樹選手(中京大)だ。
田中選手、日野選手ともに大学1年生で同じ年である。現在、シニアで活躍している羽生選手も同じ年で、この3人はノービス(小学生)時代から1位、2位、3位と順位を入れ替わりながら切磋琢磨してきた。3、4年前から羽生選手がシニアの世界で戦い始め、一方で田中選手と日野選手がジュニア界を引っ張ってきた。
2人にはそれぞれに持ち味がある。
田中選手は昨年の全日本選手権の素晴らしい活躍が記憶に新しいが、その一方、世界ジュニアを怪我で棄権するアクシデントに見舞われて、悔しい思いをした。そして、一からスケートを見直したことにより、今までのジュニアっぽい、粗いスケートが滑らかになった。その怪我をうまく力に変えた。
もともとダイナミックで、ジュニアにおいてはスケールの大きい、迫力のあるジャンプを跳んでいた。これに滑らかなスケートが加わり、表現力が豊かになった。さらに今年は4回転ジャンプに挑戦し、ジュニアグランプリシリーズで初めて成功させた。滑りと4回転のふたつの武器を備えて、今年は堂々の1位通過。ジュニアグランプリファイナル(福岡)の優勝候補筆頭といっても過言ではない。
田中選手は不思議な選手で、実力を兼ね備えているにもかかわらず、全日本ジュニアでは成績が出ずにシルバーコレクターと言われていた。なかなかチャンピオンになれず、今年がジュニア最後の年だった。その最後のチャンスでジュニアの頂点に立った。
今年は国内でも海外でもジュニア№1といってもいいだろう。ソチオリンピック後のフィギュア界を引っ張って行ってくれるような選手になってくれると思っている。
日野選手はルックスが非常に良く、西洋風な男前といったところだ。お父さんがロシアの方で、お母さんが日本人のハーフ。とても彫の深い顔をしており、クールな感じで人気を博している。実際は、クールというよりも物静かでシャイな感じの青年だ。
彼の武器は確率の良いジャンプで、非常に演技に安定感がある。ジュニアグランプリシリーズは昨年に続いての出場だが、決して崩れず、安定した戦いが出来ていた。
プログラムは毎回、トリプルアクセルまでがきちんと入っている。日野選手は身長が高く、独特の西洋の雰囲気を持ち合わせるが、昨年から使っているショートプログラムは太鼓の音が特徴的な日本風なものになっている。それが非常にマッチしており、ショートはその外見と曲の雰囲気のギャップが非常に面白い。
トリプルアクセルに関しては、高さというより距離がある感じだ。ダイナミックなジャンプで、技術的にも高いものを持っている。非常にスピンが速く、確実に加点をもらい、さらに安定したジャンプで高い得点をキープし続けている。
ジュニア界ではこの2人が常にリードしてきた。2人はいいライバル関係にある。この2人の目標は羽生選手になるだろう。この3人の関係が、今後のフィギュア界にいい相乗効果をもたらしていくだろう。今後のフィギュア界は面白い戦いになっていくと思う。
女子は、全日本ジュニアで優勝した本郷理華(愛知みずほ大学瑞穂高校)選手を紹介したい。
本郷選手の成長ぶりには、目を見張るものがある。
幼い頃から知っているが、本当にすごい選手になったと思う。相当、努力もしたであろう。なかなか伸びない時期があって、ノービス時代は全国に行けるか行けないぐらいの選手で、全国に行っても下から数えた方が早いくらいの成績だった。
本郷選手は、もともと仙台を拠点としていた選手だったが、仙台のリンクが閉鎖となり、師匠の長久保裕先生とともに名古屋に移ってきた。夢を諦めずに一生懸命コツコツとやったその成果が2年ほど前から出始め、そのころからジュニアのトップとなった。
昨年は初出場の全日本選手権のフリーで最終グループに入った。身長164センチの日本人離れしたスタイルと、スケールの大きなスケーティングでジュニアでは次元の違う迫力のあるスケーターである。女子選手でこんなにも迫力のあるスケーターはいないだろう。海外でも堂々と戦えるスケーターのひとりだ。
技術的なものも3回転3回転をはじめ高いレベルにある。さらに今年のフリープログラムの「ミス・サイゴン」は彼女の持つ迫力のあるスケートと表現力が活かされ、素晴らしいプログラムになっている。
本郷選手のスケートを見るたびに、コツコツと小さなことを積み重ねることでこのように羽ばたいていけるのだと感じる。「継続は力なり」ということが、スポーツにおいてとても大切なことであるということを本郷選手を通じて感じさせられた。
来シーズン、女子は非常にさびしくなってしまう状況になりそうだが、本郷選手が本格的に世界に羽ばたく姿が今から楽しみである。
最後になったが、ジュニアグランプリファイナルに出場する田中選手と日野選手にはぜひ表彰台を目指してほしい。
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昨季の全日本以降、刑事くんに対する期待は大きくなっていますね。
刑事くん自身ファイナルでは、メダルどうこうよりも、またチェコのような
演技をしたいという気持ちのほうが強いんじゃないかな~と思います。
全日本ジュニアは優勝しましたが、そういう意味では課題を残しましたし
ファイナルでは納得の演技が出来るように、練習に励んでいるはず!
試合が続いて体調管理やピーキングなど難しいところもありますが
それもトップ選手だからこそ。周囲の大きな期待もそうですね。
今シーズンはケガなくファイナル本番を迎えてほしい。
そして、気負わずに自然体でこつこつ積んできたものを観せてほしい。
そうなることを祈りつつ。
アスリートジャーナルに中庭健介先生のコラムきてますね。
ジュニア選手の活躍について触れてますのでご紹介します。
2013.11.30 元フィギュアスケーター 中庭健介
将来のフィギュアスケート界を担う日本のジュニア
http://www.athlete-journal.com/figureskate/kensukenakaniwa20131130.html
今回は、次世代のフィギュアスケート界を担うジュニアの選手を紹介したいと思う。
まず男子の2人。田中刑事選手(倉敷芸術科学大)と日野龍樹選手(中京大)だ。
田中選手、日野選手ともに大学1年生で同じ年である。現在、シニアで活躍している羽生選手も同じ年で、この3人はノービス(小学生)時代から1位、2位、3位と順位を入れ替わりながら切磋琢磨してきた。3、4年前から羽生選手がシニアの世界で戦い始め、一方で田中選手と日野選手がジュニア界を引っ張ってきた。
2人にはそれぞれに持ち味がある。
田中選手は昨年の全日本選手権の素晴らしい活躍が記憶に新しいが、その一方、世界ジュニアを怪我で棄権するアクシデントに見舞われて、悔しい思いをした。そして、一からスケートを見直したことにより、今までのジュニアっぽい、粗いスケートが滑らかになった。その怪我をうまく力に変えた。
もともとダイナミックで、ジュニアにおいてはスケールの大きい、迫力のあるジャンプを跳んでいた。これに滑らかなスケートが加わり、表現力が豊かになった。さらに今年は4回転ジャンプに挑戦し、ジュニアグランプリシリーズで初めて成功させた。滑りと4回転のふたつの武器を備えて、今年は堂々の1位通過。ジュニアグランプリファイナル(福岡)の優勝候補筆頭といっても過言ではない。
田中選手は不思議な選手で、実力を兼ね備えているにもかかわらず、全日本ジュニアでは成績が出ずにシルバーコレクターと言われていた。なかなかチャンピオンになれず、今年がジュニア最後の年だった。その最後のチャンスでジュニアの頂点に立った。
今年は国内でも海外でもジュニア№1といってもいいだろう。ソチオリンピック後のフィギュア界を引っ張って行ってくれるような選手になってくれると思っている。
日野選手はルックスが非常に良く、西洋風な男前といったところだ。お父さんがロシアの方で、お母さんが日本人のハーフ。とても彫の深い顔をしており、クールな感じで人気を博している。実際は、クールというよりも物静かでシャイな感じの青年だ。
彼の武器は確率の良いジャンプで、非常に演技に安定感がある。ジュニアグランプリシリーズは昨年に続いての出場だが、決して崩れず、安定した戦いが出来ていた。
プログラムは毎回、トリプルアクセルまでがきちんと入っている。日野選手は身長が高く、独特の西洋の雰囲気を持ち合わせるが、昨年から使っているショートプログラムは太鼓の音が特徴的な日本風なものになっている。それが非常にマッチしており、ショートはその外見と曲の雰囲気のギャップが非常に面白い。
トリプルアクセルに関しては、高さというより距離がある感じだ。ダイナミックなジャンプで、技術的にも高いものを持っている。非常にスピンが速く、確実に加点をもらい、さらに安定したジャンプで高い得点をキープし続けている。
ジュニア界ではこの2人が常にリードしてきた。2人はいいライバル関係にある。この2人の目標は羽生選手になるだろう。この3人の関係が、今後のフィギュア界にいい相乗効果をもたらしていくだろう。今後のフィギュア界は面白い戦いになっていくと思う。
女子は、全日本ジュニアで優勝した本郷理華(愛知みずほ大学瑞穂高校)選手を紹介したい。
本郷選手の成長ぶりには、目を見張るものがある。
幼い頃から知っているが、本当にすごい選手になったと思う。相当、努力もしたであろう。なかなか伸びない時期があって、ノービス時代は全国に行けるか行けないぐらいの選手で、全国に行っても下から数えた方が早いくらいの成績だった。
本郷選手は、もともと仙台を拠点としていた選手だったが、仙台のリンクが閉鎖となり、師匠の長久保裕先生とともに名古屋に移ってきた。夢を諦めずに一生懸命コツコツとやったその成果が2年ほど前から出始め、そのころからジュニアのトップとなった。
昨年は初出場の全日本選手権のフリーで最終グループに入った。身長164センチの日本人離れしたスタイルと、スケールの大きなスケーティングでジュニアでは次元の違う迫力のあるスケーターである。女子選手でこんなにも迫力のあるスケーターはいないだろう。海外でも堂々と戦えるスケーターのひとりだ。
技術的なものも3回転3回転をはじめ高いレベルにある。さらに今年のフリープログラムの「ミス・サイゴン」は彼女の持つ迫力のあるスケートと表現力が活かされ、素晴らしいプログラムになっている。
本郷選手のスケートを見るたびに、コツコツと小さなことを積み重ねることでこのように羽ばたいていけるのだと感じる。「継続は力なり」ということが、スポーツにおいてとても大切なことであるということを本郷選手を通じて感じさせられた。
来シーズン、女子は非常にさびしくなってしまう状況になりそうだが、本郷選手が本格的に世界に羽ばたく姿が今から楽しみである。
最後になったが、ジュニアグランプリファイナルに出場する田中選手と日野選手にはぜひ表彰台を目指してほしい。
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昨季の全日本以降、刑事くんに対する期待は大きくなっていますね。
刑事くん自身ファイナルでは、メダルどうこうよりも、またチェコのような
演技をしたいという気持ちのほうが強いんじゃないかな~と思います。
全日本ジュニアは優勝しましたが、そういう意味では課題を残しましたし
ファイナルでは納得の演技が出来るように、練習に励んでいるはず!
試合が続いて体調管理やピーキングなど難しいところもありますが
それもトップ選手だからこそ。周囲の大きな期待もそうですね。
今シーズンはケガなくファイナル本番を迎えてほしい。
そして、気負わずに自然体でこつこつ積んできたものを観せてほしい。
そうなることを祈りつつ。





















