神奈川近代文学館に着いたのはちょうど昼時。
展示を見る前に、鮨喫茶すすす で腹拵え。
前回は連休中で予約がないと入れませんでした。
文学館内のカフェなので1人でも入りやすい。
あと、展示をみたあとで15時過ぎてしまうとお寿司は食べられないのです。
XやInstagramで見ていたので、迷わず以下の限定メニューを注文しました。
【庄野潤三展】鮨喫茶すすすでは、庄野展期間限定フード「かきまぜ」の提供を始めました(お椀、柑橘ゼリー付き)。
— 神奈川近代文学館 公式 (@kanabun_PR) 2024年6月9日
庄野の両親の郷里・徳島のまぜずしで、父母長兄の命日やお盆、雛祭りには必ず作るという、庄野作品の読者にはおなじみの料理です。レシピで再現した味は長女・夏子さんのお墨付き! pic.twitter.com/n42sm0aPMz
【庄野潤三展】こちらは、鮨喫茶すすすの会期限定カクテル「孫娘」。フーちゃん三部作の一つ『さくらんぼジャム』から、可愛い孫娘が遠くに行ってしまう切なさをさくらんぼの甘酸っぱさで表現しました。ぜひお試しください。 https://t.co/J2MRrobV34 pic.twitter.com/yaM8XgruKD
— 神奈川近代文学館 公式 (@kanabun_PR) 2024年6月9日
まずはカクテルから。
すごく、さわやかで口当たりがいいです。
歩いたので暑かったから余計に美味しかったです。
向きが変だけど、かきまぜ。
家庭の散らし鮨に甘く煮た金時豆が特徴の徳島の郷土料理(お祝いのとき作る)何だそうです。
甘く煮たお豆が苦手なので、ちょっとためらいもありましたが、食べてみないとわからないから挑戦。
一口だけ、文字通りかきまぜて金時豆も一粒のせて食べてみました。
…酢飯に合わないことはない。
甘く煮たお豆🫘は昔はご馳走だったのでしょう。
たくさんの具材を使って作るちご馳走の散らし鮨にさらにご馳走を載せた感じなんだと思います。
金時豆の色もかわいいし。
苦手さも若い時よりは薄れたので、お豆から先に食べてしまいました。
赤出しのお椀も柑橘ゼリーも大変美味しくいただきました。
ドリンクセットにしたので、食後のコーヒー。
あ〜コーヒーをいただくの何日ぶりかしら?
いい香り、美味しい。
すすす ができるまで、しばらく休憩室になっていて、グループできたおばさまたちがお弁当を食べながらどーでもいいおしゃべりをしてうるさかったときもありました。
展示関連の本を読みながら一休み、の邪魔。
展示の方まで話し声が響いて、、、。
係の方に注意されてもなかなか声のボリュームが下がらなくて。
おしゃべりは文学館内でなく、公園のベンチでしてよ💢と思ってしまいました。
すすす はお安くはないけど展示や作家にちなんだものがいただけるし、カクテルに遊び心があるし婆1人でも気安く入れて1人の時間を楽しめるのでありがたいです。
ずっと続いて、わたしの老後の楽しみの一つになってほしいです。