滋賀県の日野町のご家庭で2泊お世話になりました。
ハウスで稲の苗に水やりをする道中、鬼室神社に連れて行っていただきました。
司馬遼太郎の著作などで、滋賀県に渡来人の足跡が多く残されているのを知っていたので、訪れることができてよかったです。(司馬遼太郎はこちらには来ていない)
平安時代以前の歴史や民俗学に興味があるので。
二日目の夜、雲がなくてよく晴れていたので、おじさん、おばさんと散歩に行きました。
道すがらにみたもの
人魚塚
山の中に人魚伝説があるのは珍しいと思います。
近くに川が流れていて、水には縁がありますが。
おじさんの話では説明版の最後の2行は間違いだそうです。
子どもたちがお祭りをするお地蔵さん
動物よけの柵の外に出て少し先に、天神社がありました。
わかりにくいけど、聖徳太子の腰掛け石。
東近江は太子信仰が盛んだったのですね。
何を撮ろうとしたのかわからない、、、。
街灯はありますが、横浜にはない暗い夜。
一面にカエル🐸の鳴き声が響いていました。
蛍がようやく出てきたところで、5匹くらい光っているのを見ました。
おじさんが見つけてくれました。
そこにいるよ、と教えてくれても目が慣れないせいかなかなかみられませんでした。
空に雲がなかったので、満点の星🌟
北斗七星がくっきり見えました。
昼間はウグイスなど小鳥の声や鹿の鳴き声を聞きました。
わたしは鹿の声は初めて聞きました。
2日目朝には裏庭に猿🐒が来たそうです。
生徒ちゃんを起こす前に30分早く起きて身支度していたらパン、パンと花火の音。
猿を追い払うためにおばさんが、ロケット花火みたいので音を立てたそうです。
生徒ちゃんにもわたしにもなかなか横浜では体験できないことばかりで印象が強く残りました。
帰宅した晩。
すご〜く怖い夢を見ました。
ふと気づくと自分は打ち捨てられたビニールハウスらしきものの中に膝を抱えて座っている。
辺りは真っ暗で、かなり先に街灯らしき明かりが見える。
自分は帰宅して自分のベッドに入ったはずなのに、寝ている間に何処かに連れていかれたのか?
そもそもここはどこなんだろう?
帰宅できず、どこかに迷い込んだのか?
手がかりになるものを探すと左手に革の表紙の本らしきものの手触り(目が覚めたらiPhoneだった)
これは役にたたない。
遠くの灯を目指して手探りではってゆく。
扉らしきものを開けたら、自宅の玄関のドアで、街灯にお向かいのお家の2階の電気が真夜中でも明るくついていました。
あー、ちゃんと家🏠に帰っていたんだ、と安心したところで目が覚めました。
真暗で自分がどこにいるかわからない、という恐怖。
夢の中でパニックになっていました。
こんな夢を見るほど疲れた修学旅行でした。
行程は楽だったし、いただいたご飯は美味しかったんですが、生徒ちゃんとトイレ以外は常に一緒なので神経が疲れました。
トイレも、あとで汚してないか(体調を崩してないか)見に行ってました。
無事に親御さんに帰さなければならないからずっと緊張していました。
生徒ちゃんも、家族でないわたしにずっと見張られて(見守られて)、お布団や衣類の畳み方などやり直しさせられて、さぞかし疲れたことでしょう。
フルタイムで働くのは今年度で最後(のつもり)
修学旅行の引率も最後。
貴重な体験をさせていただきました。
感謝。