ギャラリー座の入り口にて。



高田馬場あたりは、娘が学生のとき何度か行きましたが、伝統的な染色の工房があるとは全く知りませんでした。

神田川が近くを流れているので、染色には水が必須だからそうなのかとは思われる立地でした。

が、あたりが都市化してほとんどの工房が他の地に移ってしまったそうです。

歩いていたら、他の工房もありました。



すごいですね。


でも高橋さんは気さくなお人柄で、墨流しの着尺の工程を見学させてくださいました。



その一部。

動画も撮りましたが、自分の楽しみのためだけにします。

セオオアルファ?化繊の夏着物があっという間に染め上がりました。

マジックみたい。

すてきな柄になっていました。


その後、見学したわたしたち2人はハンカチを染めを墨流しの技法で体験しました。




手前がわたしの。

奥の同行の方が暖色を使っていたのでわたしは反対色を選びました。

対照的で面白いと思って。






こんな感じにできました。

自分は染料を垂らしただけ。

みんな高橋先生がやってくださいました。


墨流しはマーブリングより600年早く日本で始まった技法なんだそうです。




体験後は、ギャラリーで高橋先生やお弟子さんの墨流しやそれ以外の技法を使った素晴らしい作品をたくさん見せていただきました。


写真も動画もたくさん撮らせていただきましたが、

自分の楽しみだけにして見直しています。


浴衣を染める体験もあるようです。

N着物学院の生徒さんたちも勉強に来るそうです。

昔は一子相伝のあれこれを体験という形でほんの一部でしょうが学ばせてくれるの、ありがたいなと思いました。

素晴らしい体験ができました。

ありがとうございます。