こちらの本を読みました。
芸術家は生活の場、空間そのものも作品なのだなあとそらおそろしくさえ感じられました。
見ていて楽しいのは、藤田嗣治や吉井忠の家。
藤田の家はそれ自体が絵画のようだし、吉井が旅で集めた古いものがあふれた家は博物館のようです。
一方、団地の四畳半や庭で絵を描いていた塔本シスコのような人は、どこにいても表現できる人なんだなあと身体の内側から芸術が溢れ出てくる感じがすごい。
住みやすそうなのは、作詞家の安井かずみさんの川口アパートメント。
147㎡とかなり広いです。
こんなお家に住んでみたいけれど、現実的には今住んでいる家から物を減らして片付けていくしかないと思います。
自分の家も処分しなければならないし、残り少ない時間でやることがたくさんあり、ヴァ〜ってなります。