Bonjour!

私にとって、初めてのパリは
最悪な気分から始まりました。

私が初めてパリを訪れたのは
大学の卒業旅行。

ドイツのロマンティック街道をめぐり
その後、パリで3泊するツアーに
参加しました。

そして、ドイツ最終日。
その日は飛行機でパリへ移動する日でした。

朝から大雪。
雪で、景色が全く見えないくらいでした。

そして、
午後イチに空港に着き
添乗員さんから告げられたのは
フライトのキャンセルでした。

悪天候で全てのフライトが
キャンセルされていたのです。

夕方前にパリに着く予定だったのに
日が落ちても、まだフランクフルト。
飛び立つ目処もたちませんでした。

ようやくセキュリティゲートを抜けたのは
夜の9時。

やっとパリに行ける、と思いきや・・・
そこからも長かった。

最終的に飛行機に搭乗したのは
夜中の12時を過ぎてから。

更に機内で1時間以上待ち
ようやくテイクオフ✈

パリに到着したのは、朝3時でした。

到着して喜んだのも、つかの間

一緒に旅行していた
友達のひとりのスーツケースが

出てこない・・・

海外旅行初心者だった私達は
パニックでした。

ホテルに着いたのは、朝5時。

ホテルで寝ることもなく
そのまま朝食を食べて観光へ出かけました。

前日の足止めでみんな疲れきっているし、
荷物が無くなったショックから
立ち直れない友人。
女子7人での旅行で気疲れもピークでした。

こんな状態で、パリを楽しめるのか?
と不安もありました。

そして、メトロに乗り
最初に降りた駅は『Opéra』。

地下鉄を降りて、地上に上がった瞬間
気分は一転しました。


ちょうど、オペラ・ガルニエの正面で
目の前に広がる光景が、
それまで見たことがないくらい
『キラキラ✨』していました。

もう、疲れなんて完全に吹き飛んで
夢中で写真を撮りました。

どこを歩いても
計算し尽くされた、綺麗な街並みが
広がっていて、映画のセットの中に
迷い込んだような気分でした。

最悪な気分から始まりましたが
『本当に来れて良かった!』と思いました。


一瞬にして私を魅了したパリ。


でも、もっと知りたいと思えば思うほど
フランス語が話せないことによる
壁を感じる事も多いです。

行く度に
フランス語を話せるようになって
また戻ってきたいと思い
いつか住めたらいいなぁ・・・
そんな淡い夢を抱いていました。

実現することのない
ただの夢だと思っていました。

しかし今、2ヶ月後に渡仏するための
準備をしています。
そして昨日、ビザの申請に行きました。


フランス語を学び始めたときは
全く上達することが想像できませんでした。

でも、ある出会いによって
楽しく学習できるようになり
いつの間にか上達していました。

そのお話は、こちらで紹介しています。
↓  ↓  ↓
人生を変えたフランス語学習
日常が単調で、『何かを変えたい!』と
モヤモヤした気持ちを持っている方に
ぜひ、読んでいただきたいです。


今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます。

À bientôt !