Bonjour !

1月も最終日になりましたが
フランスでは、1月に新年を祝うために、あるケーキを食べる習慣があります。
正式には、1月6日なのですが、1月中は何度も食べるそうです。

日本でも1月前半は
パン屋さんやケーキ屋さんの店頭に並ぶので
ご存知の方も多いと思います。

それは『Galette des rois』。
実はこちらのケーキ、フランスを2つに分断していることをご存知でしょうか?



おもしろい記事を見つけましたので、
紹介させてください。

それは、こちらの記事です。
↓  ↓  ↓


≪記事タイトルを一緒に読んでみましょう≫
C’est le sujet qui divise la France en deux. D’un côté les partisans de la galette des rois frangipane, de l’autre les irréductibles défenseurs de la couronne des Rois briochée. Un combat qui dure depuis la nuit des temps (au moins) et qui n’est pas près de s’éteindre. Et vous, dans quel camp êtes-vous ?
これは、フランスを2つに分断する話題であり
一方は、『Galette des rois』を支持し、もう一方は、『Couronne des rois』を断固として守ろうとしている。そしてこの争いは、少なくとも太古の昔に始まり、終わることがない。
あなたはどちら側ですか?

diviser A en deux:Aを2つに分ける
d'un côté ~, de l'autre ...:一方は~で、もう一方は...
frangipane:アーモンド入りクリーム(が詰まったお菓子)
couronne:冠、環状のもの
irréductibles:断固とした、1歩も退かない
la nuit des temps:暗闇▶太古の昔
n’est pas près de s’éteindre
「s'éteindre=消え去る」に近くない
 ▶消え去ることがない
    ▶終わらない
  こちらは、テキストではあまり見かけない表現で
   個人的にはおもしろい表現だと思いました。
  ➡言い換えると・・・
     ・qui n'arrive pas à sa fin
     ・qui ne finit pas
     こちらの表現の方が馴染みがありますね。
  

『Couronne des rois』はこちらです。


そして、更に読んでいくと
ボルドーとニースを結ぶ線を境界に
北側では、『Galette des rois』
南側では、『Couronne des rois』
と、お祝いのために食べるケーキが異なる
ということです。

上の文章は少し大袈裟ですが
実際に、南西部に位置するトゥールーズで生まれ育った夫にとっては、『Couronne des rois』が馴染み深いそうです。
そして、学生時代、パリで生活を始めたときに『Galette des rois』を見て驚いたそうです。
でも、どちらも美味しいから両方良い!
とのことでした。


日本で知ることができるフランスは
パリのことが中心ですが、
地域による違いについて知ることも
とても興味深いなぁと思います。
しかし、日本語だと情報が限られているので、もっとたくさんのフランス語記事を読めるようになりたいものです。


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今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

À bientôt !