ダイエットにたんぱく質が必要なのはなぜ?
たんぱく質を摂ると痩せるのはなぜ?
たんぱく質をしっかり摂らないといけないのは、筋肉を付け基礎代謝を上げるためです。
基礎代謝が高いと、痩せやすいに繋がります。逆に筋肉量が少ないということは、基礎代謝が低く、太りやすいに繋がります。
「生活スタイルも食生活も今までと変わっていないのに、体重が増えやすくなった!」
「年齢とともに体重が増えてきた!」
と、いうことをよく耳にしますが、それらの原因は、基礎代謝の低下です。つまり、筋肉量の低下ということです。
ダイエットは、よりエネルギー消費の高いカラダを作ることが目的です。そのためには基礎代謝を上げることが重要です。
基礎代謝のエネルギー消費の約40%が筋肉です。
筋肉量が多いとそれだけエネルギーを消費してくれます。
ダイエットは、筋肉量を増やし、脂肪量を減らし体重を落とすことが目的です。
しっかり筋肉を付けることで、代謝が高い、太りにくいカラダになります。
時々、
「筋トレだけでも筋肉が付きますか?」
「プロテイン(たんぱく質)を摂れば筋肉が付きますか?」
と、いう質問を受けます。
筋肉を付けるには、筋力トレーニングとたんぱく質の両方が必要です。
どれたけ素晴らしいトレーニングを正しく行ってもたんぱく質が足りていなければ、筋肉は残念ながら付きません。
現代人のたんぱく質の摂取量が圧倒的に足りていないことが分かっています。
飽食な時代でありながら近年のたんぱく質の摂取量が1950年代と同水準というデータもあります。
では、1日にどれだけのたんぱく質を摂取すればいいのでしょう。
体重×1.2~1.4gです。
体重が50㎏の人であれば、70gのたんぱく質が必要です。
たんぱく質が不足すると、筋肉が付かないだけでなく、肌が乾燥する、荒れる、爪が脆くなる、髪の毛がパサつくなど健康や美容に関する弊害も起こります。
私たちのカラダは37兆個の細胞でできています。
その細胞はたんぱく質でできています。
たんぱく質=筋肉というイメージが強いかもしれませんが、皮膚も爪も内臓も私たちのカラダは全てたんぱく質でできています。
健康を維持するためにもたんぱく質が重要なのです。
身体は生きることを最優先にたんぱく質を使います。そこが十分になって、はじめて筋肉を作ることに回されます。
なので、たんぱく質を多くとると、肌や髪の毛が綺麗になる、爪が強くなるということが起こります。
たんぱく質の摂取量が少ない状態でダイエットをすると、更にたんぱく質が減少してしまいます。
効果が出ないばかりか、肌や髪の毛、爪の状態も悪化します。
しっかりたんぱく質を摂り、トレーニングすることで筋肉量が増え基礎代謝があがります。
エネルギ消費が高く、太りにくいカラダになります。そして健康&美容にも効果的です。
ぜひ、意識してたんぱく質を摂取しましょう。