認知症介護日記

義父「じい」89歳!

~老人ホーム入居準備③~

 
 
 じいの施設入居前に、墓じまい、仏壇じまいができるよう手続きを済ませた。
 
 
僧侶の日程にあわせ、霊園管理事務所、墓石業者、お墓のある自治体の役所窓口で手続きを経て、当日を迎えた。
 
 
 
じいと長女一家で墓地に到着。
ご先祖様のお墓の横にクレーン車が横付けされ、墓石撤去のハンマーをもった職人二人並んで待機。
 
 
 
 
僧侶がお経を読み上げた後、職人が墓石をハンマーでカンカン叩いて、クレーン車で釣り上げる。再びお経が始まり、土の上から遺骨を一つ一つ丁寧に家族が取り上げ骨壺に入れる。
 
 
これが我が家の墓じまい。
 
 
希望する寺院の永代供養(改葬)の手続きは、骨壺に入っていると、水が溜まり乾燥 させないと(改葬)できない。と言われた。
 
 
えっ?遺骨を並べて乾燥させる??
   
 
幸い、我が家は骨壷でなかった。
 
 
 
ハンマーで撤去作業は衝撃すぎたが、これで良かった??
じいは、動揺することなく、最後まで墓じまいに立ち会うことができた。
 
 
引き続き、じいの家で仏壇じまい。
 
 
 
僧侶のお経から始まり、最後に榊󠄀の葉一枚を、じいの庭の土に差し込む??
 
庭のない家はどうするのかなぁ?
 
 
何はともあれ、仏壇・墓じまいの儀式を終えた。
 

 

これで心置きなく、じいは施設入居できる

つづく→