姐っこが 福祉の専門学校の先生をする事になった時
一番喜んでくれたのは
親戚の叔父さんでした。
叔父は聾唖者(高度の難聴で殆ど音が聞こえない状態)ですが
後天性(生まれてから障害をもった)である為
発音することができ、また口話(相手の口の動きで発音を理解する)ができます。
叔父は
「聴覚・言語の障害はどんなに重度でも
障害者手帳の1級がもらえない」
「社会的に障害に対する認知が低い」
事を非常に悲しんでいて
姐っこの教え子だけでも
聴覚・言語障害についてきちんと理解してもらいたいと
話していました。
なぜ殆ど聞こえない状態であっても障害者手帳の1級に該当しないのか・・
障害者向けの制度が
もともと作られた経過の中に 原因があるのだと思います。
福祉系の制度が充実しはじめたのは
戦後からです
戦争で受けた怪我が元で
障害を負い、仕事ができなくなった人たちのために
急を要して作られたものなので
例えば四肢などのいずれかの欠損などは
障害の等級も重度に位置されることが多く
見た目でわかりにくい障害
(つまり聴覚や言語の障害)
は重度に位置されることなく今まで経過しているのではないかと
姐っこは考えています。
実際には
聞こえないこと・話せないことによる
生活の支障は大きいのですが・・・
「身体が動くから 支援の必要性はない」
とでも思われているのでしょうか・・・・?
見た目だけにこだわることなく
障害が引き起こしている「社会を生きる為の不便さ」(問題の本質)を
福祉に関わる人だけでも理解して
将来的に広く社会に認識されていけばなぁと
願う限りです。