こんばんは
一雨毎に秋めいてきましたね。
私は昨日の家庭菜園作りで、小庭を耕しただけで、おっそろしい筋肉痛に見舞われまして、珍しく腰が痛くなって(腰痛持ちではないのですよ。)、暫くぶりに整骨院へ行ってきました。
三浦半島巡りのブログが途中になっていたので、続きを綴ろうと思います。
海南神社は三浦半島の南の先端にありまして、
狛犬さんも、
何となく、南方系のお顔立ちのような気が致しました。
御神木のイチョウの木
円錐形の気根状の突起を生じており、乳房を思わせる所から安産や子育てをお守りする御神木です。
この、イチョウのお乳、
長寿の巨木のイチョウの木に生じてくることもあるというもので、ちょっと神の采配を感じさせるものだなあと思います。
お乳の中には、不定芽や、発育を妨げられ短枝が詰まっており、内部の構造は材とは違って柔らかい細胞からなり、多量の澱粉を貯蔵しているのだそうです。
お乳信仰をした昔の方々、柔らかくて澱粉が詰まっているなんて、知っていたのでしょうか。
神秘的です。
シーサーみたいな、狛犬さんの下では、チシャ猫さんがお昼寝中。
神楽殿の前の狛犬さん
一枚一枚、思わず見てしまう、古代の絵の額。
御祭神
藤原資盈公 (桓武天皇の子孫で、お家騒動で京を出て三崎に辿り着き、房総の海賊を退治したので、民に感謝されてお祀りされたそうです。)
盈渡姫 (お后様、ちゃっきらこ、の
舞と歌を伝授して下さった方)
地主大神
相殿に
天照大御神
豊受気比売大神
速須左之男大神
菅原道真公
天之鳥船命
筌龍弁財天を祀る
720年に書かれた日本書紀には、692年の記述に三浦半島の名前が出てくるそうで、
その頃には、天皇の律令体制が三浦半島に行き届いていた事が、伺われていて、300年代に日本武尊様が走水から房総半島へ渡ったと言われていることからも、
三浦半島の人々の生活が、古くから中央と結びついていたものと考えられますことや
海南→海難という、言霊も素敵です。
お読みくださいましてありがとうございました。
皆様に良い気付きが訪れますように。