今日の出来事。
神経衰弱で娘に勝ったら、
「ママは弱いはずなのにー!」
と泣いて怒られました
ママは強いんだよ。
カウンセリングの始めの方は、
安全な場所にいるイメージをするワーク
自分の気持ちや感覚を箱にしまうワーク
をやりました。
正直な感想……
おまじない?
でもとりあえず、騙されたと思ってやりました。
(のちのち思ったことですが、騙されたと思いながらも、自分のために時間と手間をかけることが治療的だったのかなと。
細かいやり方とか方法論がどうこうではなく。)
それができると、
EMDRが始まりました。
*EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)
嫌だった場面、辛かった場面を思い出しながら、心理士さんの動かす指を目で追います。
右、左、右、左と。
これも、最初は、
おまじない??
と思いました。
よくわかんない。
意味あるんかな?
そんな感じでやってました。
その日その日、扱う出来事は心理士さんが決め、1回のセラピーで扱うのは1つの出来事でした。
心理士さんが、もっとやった方がいいと判断したものは、何回かのセラピーで繰り返し扱われました。
扱うと言っても、具体的な話をするわけではありません。ざっくり話し、その出来事を思い出して、また目を左右に動かします。
思い出すとしんどくて、めっちゃ泣きました。
別にたくさん話したわけじゃないけれど、思い出して、目動かして、そしたら涙がぼろぼろ出てくる、を、繰り返していました。
週1回、カウンセリングの度にめっちゃ泣いて、一生分泣いた気がします。
指を目で追いかけているときに涙が出てくると、指を見ていられなくなります。
そこで出てきたのが、パルサーという機械。
ウォークマンみたいな形。
イヤホンみたいな、コードが二股に分かれ、それぞれの先に小さな玉子みたいなものがついています。
二股に分かれた先をそれぞれ、
左右の手で握ったり、
左右の膝の裏に置いておくと、
右、左、右、左と交互に振動します。
他にも、心理士さんに、
ぬいぐるみみたいなもので左右の膝をぽんぽん交互にタッピングしてもらったり、
毛布のような手触りの指人形で左右の手の甲を撫でてもらったり、
手動の刺激をしてもらうこともありました。
バタフライハグも両側性刺激を使っていますね。
そんなことをやってもらいながら、
仕事帰りに週1で通うこと1年。
意味あるのか?と懐疑的だったのと、
あまり被暗示性の高くないタイプなこともあり、
話してなんとなくすっきりはしたけれど、劇的に何かが変わるわけではなく。
1年経ったときに、
このあとどうする?
カウンセリングを終了する?
やり残したことはありそう?
と考えるタイミングになりました。
仕事は一応続けていて、トラブルのあとのいろいろもなんとなく過ぎ去っていっていました、わ
たまに落ち込むことはあるけれど、ギリギリ適応してるっちゃしてる……。
「まあこんなもんかなと思います」
と、正直に答えました。
その時は、心理士さんも、
うーん
という感じで、
次また考えましょうという結論になったものの、終わりにしようかなという雰囲気が漂っていました。
(続きます)