こんにちは、アネモネです
外科医の夫と2人の子供と暮らしています。
「趣味探しが趣味」でしたが
ブログが趣味かもしれません
小さい子どもって、なんでこんなに毎日楽しそうなんだろう、とよく思います。
喋ったり歌ったり踊ったり、
目に入るものにその都度心を奪われて、
次から次におもちゃを出して、
温泉施設にいけば全部の湯船に入って、
虫を見つけるたび「ママ見て!ママ見て!」って叫んで。
ずーっと、一生懸命に何かをしています。転んで泣いても、できないことに怒っても、ムッとして拗ねていても、楽しそうというか、幸せそうというか、全力で生きている感じ。
明日は今日より背が大きくなるって信じているし、
自分はいい子だからサンタさんがまた欲しいものを持ってきてくれると信じているし、
パパやママや家族は自分のことを大好きに決まってるって信じている。
私は「子ども好き」ではないのですが、
子どもという生き物は眩しいものだなあ
と日々感じています。
PWの紫陽花。名前を忘れてしまいました。がくが綺麗なのですが、本物の小さい花の方も、よく見ると結構かわいいです♡
人は生まれながらに心に希望の種を持っているのだと思います。
生まれてから、希望の種から芽が出てきます。全身で全力で生きて、いろいろ経験して、芽は成長します。時間をかけて、大きな樹になります。
大人が子どものためにできることは、希望の種から出てきた芽の邪魔をしないことだと思います。
希望の種から生えたものは、
失敗した時、
自分が傷ついた時や人を傷つけた時、
もうダメだと思った時に、
「でもなんとかなる」
と思う力、人生への信頼の基、になります。
だからといって、過度に肥料を与えたり、温室で管理して育てても、強い樹には育ちません。
適度に日光や雨や風を浴びて、時には虫に葉っぱを食べられたりしながら、自分の希望の種から樹が育つのだと思います。
希望の種は、子どもだけじゃなくて、大人の心にもちゃんとあります。
もしこれまで芽を抜かれたり途中でへし折られてきても、その人のタイミングでまた芽は出てきます。
繰り返しへし折られてきた人は、
「自分は希望の種なんか持ってない」
「持っていたけど、枯れてダメになった」
って思っていることも多いけれど、生きていれば、種は絶対また芽を出します。
こういうようなことを夫に話したら、
「バラと娘は過保護に育てるけどね」
と返されました