あるディーヴァの映画を観て(^_-)-☆ | andyhiro's bar

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たまたま、Twitterをチェックしていたら、ある映画のオンライン試写会の応募が出ていたので、応募してみたら、「厳正なる抽選の結果、見事ご当選されました」というメールが届きましたクラッカー このオンライン試写は、当たった人だけが、自分のPC、あるいは、スマホとかタブレットで、制限時間36時間以内に、ネット視聴ができるのです。その映画は、「私は、マリア・カラス」という映画です。公式サイトは、とてもよくできていますので、すみからすみまでお読みいただければ、大体の内容は、おわかりかと思います。

 

毀誉褒貶相半ばする評価、浮き沈みが激しく、波乱万丈、まさに激動の人生だったと言えるでしょう。美輪明宏さんが、よくおっしゃっている言葉に、「正負の法則」という言葉があります。人生、不幸な時ばかりではなく、幸福な時もある。禍福は糾える縄の如し。幸福と不幸は、より合わせた縄のように、交互にやってくるのです。そんなことを強く感じました。

 

私は、お恥ずかしいことに、マリア・カラスのCDは、「カラス、プッチーニ・アリア集」という紙ジャケのCDと、「エターナルディーヴァ」というDVD付きのベスト盤(没後30年の2007年リリース)2枚しか持っていません。オペラも、有名なオペラの有名なアリアくらいしか知らないのですが、この映画には、未公開映像や音源がふんだんに出てくるので、とても楽しめました。

 

Maria Callas sings Puccini: Tosca - 'Vissi d'Arte' at Covent Garden 1964

 

 

プッチーニの「トスカ」より、「歌に生き、愛に生き」です。

 

Maria Callas Live: Bizet's Carmen Habanera, Hamburg 1962

 

 

こちらは、言うまでもなく、ビゼーの「カルメン」から、ハバネラ(「恋は野の鳥」)ですね。Youtubeに、他にもいろいろとアップされていますので、興味があったら、聴いてみてくださいね音譜

 

映画を観ていて、一つ気になったことがありました。それは、今まで彼女が書いた手紙が公開されていることです。(手紙を朗読しているのは、ファニー・アルダンという女優さんです)。未公開のインタビュー映像等は、たまたま現在まで未公開だっただけで、テレビのインタビューにしても、当時見ている人は見ているわけですよね。また、彼女は、未完に終わりましたが、自叙伝を書いていたそうで、これも、生前書き終わったら、世に出すつもりだったのかもしれません。でも、手紙というものは、手紙を送る相手だけが読むことを想定して書く、非常にプライベートなものです。恩師への手紙、友人だったグレース・ケリーに宛てた手紙。このへんまでは、まあいいとしても、愛人だったアリストテレス・ソクラテス・オナシスへの封印されたラブレターまでもが公開されているのは、もうこの世にいないとはいえ、マリアはどう思うでしょうか。そして、オナシスが、ジャクリーン・ケネディと結婚することを新聞で知ることになった彼女は、二人を激しく罵る内容の手紙を書いています。気持ちはわかりますけど、少々複雑に感じました。

 

マリア・カラスは、カムバックコンサートの一環として、1974年に、ジュゼッペ・ディ・ステファーノというイタリアのテノール歌手とともに来日。羽田空港に到着した時の模様も、映画の中で出て来ます。東京でのコンサートは、Youtubeでも見ることができますし、ブルーレイ化されています。

 

 

 

マリア・カラスは、1977年9月16日、心臓発作により、この世を去りました。享年53歳。絶頂期は、10年ほどだったという説もありますが、東京公演での彼女は、Youtubeで観る限り、とても美しく思えました。ろうそくが消える前の、最後の輝きだったのかもしれません。

 

では、映画の最後にも流れるのですが、プッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」より、有名なアリア「私のお父さん」で、お別れです。(この動画が、エンドロールとして流れます。)

 

マリア・カラス - プッチーニ - 『私のお父さん』

 

 

すっかり長くなりました。最後まで、お付き合いいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>