通りすがりに「ホーチミン廟」をさらっと見たら、後は空港へ一直線。
22時ちょうどに、ノイバイ国際空港に到着しました。
まずは、空港内の空いているスペースでトランクを開けて、荷物の最終整理。
預け入れ荷物以外に、水の持ち込みはできないので、ツアーでいただいて、飲み切れなかった水のペットボトルは、みんな処分。
行きでは、機内持ち込みにしていたキャリーバッグを、帰りは預け入れることに。
というのも、ハノイビールを3缶も買っていますからね。
ベトナム航空のカウンターで、それぞれ、チェックインをすると出国ゲートへ。
ここで、これまで、ずっと案内してくれた現地ガイドさんとは、お別れ。
出国審査場に向かうと、入国時の大行列とは違って、各カウンターに10人程度しか並んでおらず、ホッと胸を撫で下ろしていたんですが・・・。
いざ、並んでみると、そのたった10人の列が全く短くならない。
何でだ?とよく見ると、出国カウンターの先には、恐ろしいほどの黒山の人だかりが!
ナント!出国後の手荷物検査を受ける人たちが、大行列を作っているではないですか!
先がつかえているので、係員が出国審査を渋っていて、列が一向に進まない、というわけ。
それでも、ちょろちょろと進み、出国審査を何とか通っても、悪夢再びですよ。
またも、どこが列かも、どこが最後尾かも分からないような集団に取り込まれ、そこから、手荷物検査を通り抜けるまでに、またしても、1時間半かかりました。
並んでいる最中には、もう搭乗時間になってしまい、慌てふためく外人さんを先に通してあげたりしたんですが、手荷物検査の係員たちはシビア。
あくまでも、順番を守れと、優先的に行かせてはくれない。
これで、みんな乗り遅れたら、誰の責任?
行きの入国審査といい、帰りの手荷物検査といい、マジでサイテーの空港!!!
この日の朝、添乗員さんは帰りの空港で時間が余りすぎて、困ってしまうかも、と言っていたんですが、22時に到着して1時間半かかり、気づけば、搭乗開始まで、あと10分!
ある参加者さんによると、ハノイの空港には、お土産屋さんがたくさんあって、最後に買い物できますよ、という話だったのに、トイレに行くので精いっぱい。
こういうことがあるから、先があるかも、と思わず、買える時に買っておくべき、なんですよ。
搭乗開始ギリギリに、私は財布の中に再両替できないVND(ベトナムドン)が残っていることを思い出し、使い切るために近くの売店へダッシュ。
財布から紙幣を出して、売店の男性に身振り手振りで、何が買えるか聞いてみると、返事は「5ダラー」。
どうやら、持っていた紙幣の合計が、5ドル分だったらしい。
そこで、急いで売店に並ぶ商品を見ると、全てにドル表示で値段シールが貼ってあり、5ドルとあった箱をひっつかんで、すぐさま購入。
箱には、コーヒーカップの絵があるので、中身がコーヒーだってことはパッと見、分かりましたが、とにかく、ヘリコプターと男女の姿が、意味不明なパッケージ(笑)。
中身は、3in1のインスタントコーヒーでしたが、意味不明な外箱からは想像できないほど、実はおいしかったんですよ~!
ココナッツコーヒーの作り方と同様、粉末を溶かす熱湯は、75mlと少ないんですが、インスタントの割に粉っぽさもなく、ベトナムコーヒーの再現率の高さは、抜群。
今回のベトナムで購入したお土産の中で、次の機会があったら、また買いたいと思うのは、絶対これ、というぐらい、実に侮れない商品でした。
話は空港に戻りますが、売店で箱をひっつかんで、搭乗口に戻ると、すぐに搭乗開始。
私たちのゲートは26番で、階段を下りるパターンだったので、もしや?と思えば、やっぱり、バス移動後のタラップ搭乗でした~!
これは、近くで飛行機が撮影できるぞ!と楽しみにしていましたが、いざ、撮ってみると、暗いこともあり、どれも、ブレまくり。
大きなエンジンや翼をうまく撮ったつもりが、お見せできない失敗写真に。