朝食を終えると、パレス棟のロビーを抜けていくことにしました。
すると、そこで、同じツアーの人たちとたまたま、会いました。
その人たちが、「11時まで暇だから、ちょっと歩いてクフ王のピラミッドを見に行きませんか?」と言ってきました。
確かに、このホテルは、どのホテルよりもピラミッドに近いわけですから、歩いていくのは可能。
ならば、一緒に行ってみようかな。
というわけで、9時にパレス棟の入口に集合して、行くことになりました。
一旦、部屋に戻って、身支度を整えると、再び、パレス棟のロータリーへ。
結局、そこに集まったのは、6人でした。
そして、ホテルの敷地入口の厳重なゲートを通り抜けて、ピラミッドへと続く歩道を歩いていきました。
この歩道には、当然のごとく、たくさんの馬のウ○チとゴミが散乱。
これらを避けながら歩いていくと、先の方でおっちゃんが話しかけてきました。
そのおっちゃんの言うことには、車は直進だけど、人間はこっちの道から行かなきゃダメだって言うわけですよ。
そのこっちの道ってのが、舗装もされていない横道。
でも、そう言われると、そうなのかな?って思っちゃいません?
だって、歩いて行ってみたことはないんですから。
ところが、これはあくどい勧誘の手口、なんですよ。
それで、言われた通りの道に入っていくと、馬車なり、ラクダなりがいて、無理やり乗せられたりするわけです。
そこで、完全無視で歩いていくと、諦めたらしく、すぐにいなくなりました。
結局、そのまま直進して歩いていっても、全然、問題なかったですし。
着いた所は、エジプトに着いた日にバスで訪れた「クフ王」のピラミッド前のゲート。
もちろん、入場料を払わなければ入れないので、ゲートの手前からピラミッドを見るだけ、になりましたけど。
この時、マイ・マザーのカメラはフィルムがあと少ししかなかったので、部屋に置き去りでした。
代わりに、マイ・マザーがこの場で手に持っていたのが、デジカメ。
もちろん、私の持っているデジカメ、とは別のモノ。
では、そのデジカメは、何なのか、というと、私が予備で持って来ていたデジカメ、なんですよ。
というのも、ハワイのブログをお読みの方はご存知と思いますが、マイ・マザーに何かあって、カメラが壊れたり、動かなくなった時のために必要かも、と思って持って来ていたんです。
我ながら、何て準備がいいんだろ、って思いましたよ。
そのデジカメがついにここで、フィルムがない、という理由で、出番となったわけ。
あ~、予備を持って来ておいて、よかった、よかった、ですよ。
デジカメなら、SDカードさえあれば、いくらでも撮ったり、撮り直したりできるし。
ところが、マイ・マザーは老眼なので、デジカメの画面が見えないんですよ。
一応、見える範囲までデジカメを離して撮ってみたら?って言うんですけど、年寄りの悲しさか、なかなかうまくできないんですよね~。
大体、いつも使っているカメラは一眼レフで、普段からファインダーをのぞいて撮っていますからね。
さらに、一眼レフじゃ、片手で撮る、なんてことしないでしょ?
だから、できるだけ離した状態で、片手で撮るっていう芸当が、どうしてもできないんですよ。
しかも、最近のデジカメは、ファインダーがなくなっちゃったじゃないですか~。
だから、余計、デジカメじゃ~、撮りようがないんですよね~。
それでも、そのデジカメで撮ってみようってがんばっているので、こっちも必死になって、撮り方を教えてあげました。
結局、撮り方を教えるのに必死で、ピラミッドを前にして、デジカメレッスン。
おかげで、せっかく、近くまで行ったのに、自分たちを入れて撮ることもせず、何のために近くまで行ったのか、ってことになってしまいました・・・。
結局、滞在時間は10分程度で、ホテルに戻ることになりました。
また、同じ道を通って、ホテルに戻ると、出発時間まで部屋でのんびり。
まぁ、のんびりしていたのはマイ・マザーだけで、私はテラスでピラミッドをバックに自分撮りに励んでいましたけど。
そして、10時半には部屋を出て、チェックアウトをするためにパレス棟へ。
ロビーに着いて、チェックアウトを済ませ、みんなが集まっているラウンジに行くと、そこであるモノが配られました。
それが、昨日、「カイロ考古学博物館」で撮った「ツタンカーメンの黄金のマスク」との記念写真。
それも、ご丁寧に額に入った写真(2Lサイズ)、だったんです。
え?もうできたの?しかも、こんな額入りで?って、みんな驚いていましたよ。
その写真を見ると、「黄金のマスク」の両脇に、私とマイ・マザーが立っているんですけど、私たちにはピントが合っていないんですよ。
一応、主役は「ツタンカーメン」なので、マスクにピントが合っていました。
そりゃそうですよね、せっかくのマスクがピンボケじゃダメですもんね。
その辺は、学生さんがフツーに撮ってましたけど、ちゃんと考えてるのかな?
一応、その写真の「ツタンカーメン」だけ、スキャンしたモノをお見せします。
スキャンの上、拡大して、さらに画質を落としているので、こんな感じに。
実際には、もうちょっとキレイなんですよ。
話は戻りますが、しばらくすると、ラウンジにゴマちゃんが来ました。
さっそく、私たちは日本から持ってきていたインスタント食品の詰め合わせをあげました。
すると、ゴマちゃんがこう言ったんですよ。「こんな少し?」って。
でも、これって、エジプシャンジョークで、こんなにたくさん?って意味らしいんですけど、日本人には通じないですよね~?
大体、そんな少しって言われるほどの量ではなかったんですよ。
だって、カップ麺からお菓子から、全部でトランクの半分近く、あったんですから。
だから、私的には、え?こんなにあっても少ないの?って、ちょっと心外でした。
それが顔に出ていたのか、慌てて、ゴマちゃんはジョークだって言ってましたけど、日本人にはそのジョークはやめた方がいいですよね~。
だって、日本人はこういう時、仮に少なくても、こんなにたくさん?って言う人種じゃないですか。
さすがに、日本ツウのゴマちゃんでも、これはイケてないジョークでしたね。
そして、正直言うと、フィルムのことは、半ば、もう諦めていました。
ところが、ゴマちゃんはちゃんとフィルムを見つけて、買ってきてくれていました。
フジの36枚撮り、アーサー200のフィルムを3本。
値段を聞いたら、1本2ドル、ですって。ものすごく、安いでしょ?
ゴマちゃんは一番安い問屋に行って買ってきた、って言ってましたけど・・・。
それがホントの値段なのか、ちょっとわからなかったし、手間をかけさせてしまったので、とりあえず、10ドル渡しました。
つまりは、4ドルが手間賃分。こういう時って、難しいですよね~。
いくら払ったらいいのかってのが。あまり多すぎてもだし、少なすぎても・・・。
どう思います?10ドルでよかったでしょうか???
こうして、買ってきてくれたおかげで、マイ・マザーは最終日にもガンガン、撮れるようになったわけですが・・・。
私としても、万々歳ですよ。
だって、デジカメレッスンばかりして過ごすのは、もうコリゴリですから・・・。






