ナイル川をゆったりと進む「ファルーカ」。
船尾で、舵を操作しているのが、こちらの若い男性。
風任せでありながら、ちゃんと船の向きを巧みに変えていました。
この男性以外に、2人ぐらい、乗組員が船上にいました。
しばらくすると、沖から、一旦、陸に船を寄せ始めました。
そして、桟橋のようになった場所に向かっていくと、舵とりの男性が、桟橋に向かって大声で何か言いました。
その桟橋には、見るからにヨボヨボのおっちゃんが1人、立っていました。
見ていると、どうやら、桟橋に船を寄せながら、そのおっちゃんを船に乗り込ませよう、としていたようでした。
ところが、タイミングが合わず、ヨボヨボおっちゃんは乗りそびれ~。
ゴマちゃんに聞いたら、どうやら、ヨボヨボおっちゃんは流しの人で、この船に乗って、1曲やりたかったらしい。
結局、ヨボヨボおっちゃんを桟橋に置き去りにしたまま、船はまた沖へ。
その途中、近くのクルーズ船にはカモメが群がっていました。
船内の残飯を撒いているために、カモメが寄ってきているんですよ。
再び、沖に出た所で、1隻のフェリーが私たちの船に近寄って来ました。
そして、すぐ近くにフェリーを寄せたかと思うと、こちらの船に、先ほどのヨボヨボおっちゃんが乗り込んできたんですよ~!
どうしても、1曲やりたかったらしく、追いかけてきていたんですね~。
そして、船首の方に座り込むと、自家製だという楽器で1曲始めましたよ。
この自家製の楽器っていうのは、フライパンだか、洗面器だかを改造して、作ったんですって。
ただ、その歌ってのが、何だか、よくわからない・・・。
このおっちゃんの前に置かれているテーブルが、乗組員の1人が店開きした、アクセサリーの出店。
売られているのは、エジプシャンアクセサリー。
ビーズでできたブレスレットとか、ラクダの骨を利用したネックレスとか。
そのお値段も、高くてもせいぜい、5ドルぐらい。
なのに、この船内のだ~れも、見に行こうとすら、しないんですよ。
見に行ったら、押しつけられて、買うハメになるから?
それにしたって、たかだか3~400円ぐらいの話でしょ~?
こういう安っぽいモノには、絶対に見向きもしない人たち、ばかりなんですよ。
高いカルトゥーシュとかは、喜んで買うくせに。
そんな中、唯一、近くまで見に行ったのが、我らがマイ・マザー。
実は、12年前にも、こういうアクセサリーを買って、いまだに使っているんですよ。
きっと、何か変わったモノがある、という鼻が利いたらしく、1人で見てました。
そしたら、マイ・マザーが呼ぶので、私も見に行ってみました。
見ると、結構、色々な種類があって、ちょっと目移りしちゃう感じ?
結局は、その中から、ラクダの骨を使ったネックレス、を買うことに。
だって、ラクダの骨なんて、そうそう、ないでしょ?お値段、たったの3ドルでした。
その後、もっとのんびりするのかなぁ~と思っていたら、急きょ、下船することに。
というのも、私たちの乗る予定の飛行機は、「カイロ」を出た飛行機の折り返し便。
頻繁に空港に連絡を入れていた添乗員さんが、その飛行機が「カイロ」を出たことを確認したため、予定より早めに空港に戻ることになりました。
結局、「ファルーカ」乗船体験は、30分間だけ。
船が岸によると、船からかけられた橋が、幅20cmぐらいのただの板きれ。
ゴマちゃんの手を借りて、助けてもらいながらの下船でした。
そして、迎えに来ていたバスに乗り込むと、空港へ向かいました。
向かう途中、同じ道を帰ったのではおもしろくない、と気を利かせたゴマちゃんが、「アスワン」の街を見下ろせる小高くなった山の上を走らせました。
ところが、その道が狭い上に、舗装がされていなくて、デコボコ道。
あげく、ここからの「アスワン」の眺めがいいんですよ~、と言った景色がこれら。
そして、砂ぼこりの上がるようなデコボコ道をノロノロ進んで、やっと本来の道に。
その後、どうも、見覚えのある道だな~、と思っていたら、再びの「ガラスのお店」、そして、再びの「アスワンダム」の上を通過。
こうして、「アスワン」を堪能しまくって、空港へと戻っていきました。










