ゴマちゃんの一通りの説明が終わると、フリータイム(約30分)になりました。
やることといったら、そう、まずは「スカラベ」の周りをグルグルしなければ~!
ゴマちゃんの話では、5周でお金持ち、ということだったので、私は5周で終了。
他の人には、単なる迷信だ~、なんて言っといて、ちゃっかりやってるし?
他にすることといえば、親子のオベリスクをバックに記念撮影~!
こんな感じに見えるのをバックに、写真を撮るより手がないんですよ。
そして、これ以外に、ちょっと見てみたい場所ってのがあったんです。
それが、「トトメス3世の祝祭殿」、通称「植物園」。
どうも、「第6塔門」の先にあるらしいんですけど・・・。
この「トトメス3世」というのは、「トトメス1世」の孫。
となると、「ハトシェプスト女王」の子供?って思いたくなりますが、実際には、義理の息子にあたります。
おじいちゃんの「トトメス1世」、お父さんの「2世」と順調にファラオをやって、さぁ、今度は「3世」の時代だ~、と思っていたら、義母である「ハトシェプスト女王」が権力を握って、やりたい放題。
おかげで、「3世」は相当、鬱憤が溜まりまくっていたそうです。
「ハトシェプスト女王」がいなくなると、「3世」はやっと溜まりに溜まったモノを吐き出すがごとく、今までの恨み辛みをみんな「ハトシェプスト女王」の造ったモノに向けたんですよ。
それは、後々、出てくる「ハトシェプスト女王葬祭殿」でも見られますが、この「カルナック神殿」でも、その思いのたけが見られるんです。
まず、先ほどの「ハトシェプスト女王」のオベリスク(もちろん、立っている方)。
ゴマちゃん曰く、エジプト一誇れる美しいオベリスク、だそうですが、それも「トトメス3世」が壊す代わりに、人の目に触れさせないように壁で覆ったから、キレイな状態で残っているんだとか。
そうなると、逆に「トトメス3世」の恨み辛みのおかげ?
他には、「ハトシェプスト」の名前を消したり、レリーフの姿だけを削り取ったり。
特に、名前を消されるってのは、当時の人からしてみたら、最大の恐怖、だったんだそうですよ~。
姿を削るってのは、「ハトシェプスト女王葬祭殿」の際に、またご紹介しますね。
そして、ずっと我慢していた分、軍事遠征に何回も出て、そこでも鬱憤晴らし。
その遠征の際に持ち帰った植物とかをレリーフとして残しているのが、その「植物園」なんですね~。
というわけで、話が長くなりましたが、さっそく、行ってみることに。
ところが、大体、この辺のはず?と思って適当に歩いていたもんだから、完全に見落として通り過ぎ、神殿のどん詰まりまで行き着いちゃった。
もう、見つからないとあきらめて帰る途中、またしても段差で左足をグギッ!
イタタタ・・・、と苦しんでいた辺りで周りを見ると、そこが「植物園」だった、という、なんか作り話のようですが、実際にそうだったんです。
思っていたより、こじんまりしていたので、行きでは全然気づかず。
でも、レリーフをよく見ると、確かに、パピルスとか鳥の絵があって、他の場所とはちょっと違った雰囲気。
ただ、見つけるのに思いのほか、時間を食って、フリータイムがほとんどなくなって、慌てて、再集合場所になっていた「第1塔門」まで急ぎ足。
おかげで、自分たちを入れて撮った写真は親子オベリスクのだけ、という、みじめな結果に。
これじゃ、行った記念になるような写真がな~い!
しかも、時間が短すぎる~!もっと、見させてよ~!まだ、見たいよ~!
と、なんとも、心残りのまま、「カルナック神殿」を後にするハメになりました。
ちなみに、私たちが見学したのは、「カルナック神殿」の中でも、「アメン大神殿」という部分。
この「アメン大神殿」の他に、南に「ムート神殿」、北に「メンチュ神殿」ってのがあって、それらを合わせて「カルナック神殿」なんですよ。
なので、こんな短時間で見られるわけがない、という話はわかっていただけると思います。
そして、元来た道をテクテク戻り、帰りはビジターセンターの横の道を通りました。
そこには、たくさんのお店~!
ホントは、ちょっとぐらい見たかったけれど、とにかく「ワンダラー」がうるさい。
そして、日本人だとわかると、すぐ「ヤマモトヤマ~(山本山)」って言うんですよ。
12年前にも、マイ・マザーはよく「山本山」と言われたらしいけど、12年経っても「山本山」は強し。
変則バージョンとしては、「山本山」の後、「山本モナ~」と言うことも。
・・・おしいっ!もう、山本じゃないんだよな~!





