「ストロイエ」の出口近くで、あるおみやげ屋さんを見つけました。
それは、どこの観光地にもありがちな、絵葉書やマグネット、置き物などを置いているお店でした。
そういえば、今回の旅行ではこういうお店に寄る事もなかったな、と思い、ちょっと覗いてみる事にしました。
店内に入ると、ありとあらゆる北欧のお土産が並んでいました。
目についたのが、ストックホルムで買い損ねた馬の置き物「ダーラナーホース」。
ここで買うのもどうかと思ったし、スウェーデン名物なのに、「デンマーク」と入っているのも気になりましたけど、まぁ、記念だからいいか、と買うことにしました。
他に、あまり可愛げのない「人魚の像」ピンバッチと、ニューハウンの指抜き。
そして、ニューハウンをかたどった、陶器でできたマグネットを選びました。
このお店は全ての商品に定価がシールで貼ってありました。
だから、前もって全部でいくらになるのか、暗算で計算しておきました。
書いてある値段が正しければ、4つで115クローネ。
そこで、レジにこれらを持っていきました。店員さんは、金髪の若い女性。
その店員さんは、各商品のシールを見て、手元の計算機に打ち込んでいました。
そして、終わると、その計算機の合計を私たちに見せました。
すると、115クローネのはずが、150になっているじゃないですか!
うわぁ~って思いましたよ。こんな金髪女も、ぼったくるのかって!
もちろん、ここでは引っかかることなく、「No!No!」と言って、訂正させました。
これがもし、定価をよく見ずにレジに出していたら、どうなっていたことか。
提示された金額が正しいと思って、払ってしまったことでしょう。
それにしても、またしてもコペンハーゲンのイヤな部分を見せられましたよ。
ここまで、日本人を小バカにして、カモにしようと、虎視眈々と狙っているのかと。
はぁぁぁ、なんだかなぁ、と思いながらお店を出て、ホテルに向かいました。
「市庁舎」前まで来ると、広場に同じ6号車の2人組がいるのが目に入りました。
その人たちが誰かと話しているので、近寄ってみたら、驚いたことに、そこにはあの「イスおじさん」が奥さまと一緒に立っていました。
そう、緊急入院して、ストックホルムで別行動になってしまったおじさん。
どうやら、体調がよくなって退院して、やっとここで私たちに追いつくことができたんだそうです。
観光がほとんどできなかったので、この午前中のフリータイムで、できるだけ見ておきたい、とホテルから歩いてきた、という話でした。
そりゃ、確かにそうですよね。なんせ、ずっと入院していたんですから。
よかったですね~、と声をかけて、2人を見送りました。
結局は、このイスおじさん、疲れと風邪が重なって、持病の腰痛が悪化してしまっただけ、だったみたいなんですけどね。
それにしても、何て色々とあったツアーでしょうか。
最後の締めくくりには、私のゲロとゲリも加わったことだし?
いや~、よかったね~、と話しながら、マイ・マザーとホテルに帰りました。
部屋で最後の身支度をすると、12時にはチェックアウトの手続きをして、ロビーのイスに座っていました。
ところが、ゲリはもう大丈夫そうでしたけど、とにかく胸焼けが治まらないんですよ。
ムカムカして、吐くまではいかないけれど、食べモノを想像するだけで、ウプッと胃酸が逆流するような感じなんです。
とにかく、横になりたくて、ロビーのイスに斜めになって座っていたら、同じツアーの人が具合が悪そうだ、ということで、添乗員さんを呼んできてしまいました。
それが、6号車のではなく、5号車の添乗員さんでした。
ツアーで、毎度のように目にはしていましたけど、話した事はありません。
でも、一応、その添乗員さんに、風邪から、水ゲリ、ゲロの流れを話してみました。
すると、追い打ちをかけるように、「何か悪い病気だったりすると、飛行機に乗れませんよ」と言われてしまいました。
というのも、11時間も空の上だと、何かあった時に降りるわけにいかないから。
そう言われちゃうと、あまり事を荒立てて、そんな目に遭ったら困るな・・と、ここでは平気なフリを装うことにしました。
ゲリも、ゲロも出つくしたし、たぶん、もう大丈夫です、と。
実際には、気持ち悪くて、どうしようもなかったんですけど。
で、結局、平気なフリをして、バスに乗り込み、これでホテルとはお別れ。
コペンハーゲンは嫌な街だったけど、このホテルだけは最高だったな、と思いながら、ホテルを後にしました。
車内には、空港でお世話をしてくれる、新しい現地ガイドさんが同乗していました。
何で、そんな人が必要なんだろ?ってちょっと思ったんですけどね。
空港までの間に、車内で添乗員さんが、みんなの搭乗券を配りました。
またも、A4の普通紙に印刷された搭乗券です。
見ると、帰りの座席も、エクストラ席の通路側2席。ついに、窓側2席は叶わず。
他に、空港内では座席のクラスによって、窓口が分かれているので、現地で改めてご案内します、と説明がありました。
バスはそこから、約20分ほどでコペンハーゲンの「カストラップ国際空港」に着いてしまいました。
帰る時は、本当に早く着いてしまうものです。
到着したターミナルが、本来、利用する所ではなかったらしく、ものすごい人込みの中をかき分けて進んでいきました。
途中で、急に人がいなくなったな、と思ったら、ターミナルとターミナルの中間地点でした。
そこには、例の免税手続きの窓口がありました。
そう、ノルウェー以外で、免税の手続きを受けて買ったモノをここで見せて、払い戻しを受けるんです。
このカウンターは、「グローバルブルー」という会社の窓口。
免税品を買ったお店によって、免税の手続きの窓口が違うんです。
私の「マリメッコ」も「イッタラ」も共に、「グローバルブルー」の加盟店でした。
だから、こちらだけで手続きは済むんですが、それ以外の場所で買った人は、別の違う窓口に並ぶ必要があるんです。
そうなると、よっぽど高額のモノを買ってなければ、めんどくせー!もういいや、ってなるんですよ。
特に、北欧は少額で免税手続きが発生してしまいますからね。
手続きのある人は、すでに窓口にできている列に並ぶように、指示されました。
それ以外の、手続きの必要のない人は、先にある広い場所で待っていることに。
私は、ヘルシンキで買った「マリメッコ」と「イッタラ」を、先ほど買ったばかりの「イヤマ」のエコバッグに詰めて持っていました。
他に用意するモノは、レシートのような免税手続きの書類、そしてパスポート。
書類には、名前、住所以外に、還付の方法を選ぶ部分がありました。
その場で、現金で返してもらうか、日本に着いてから、窓口で現金で返してもらう、もしくは、クレジットカードに返金してもらう。
説明では、カードに返してもらうのが一番いい、ということだったので、それを選んで、書類にカード番号を書いてありました。
実際には、現金で返してもらうのが確実で、簡単でいいな、と思ったんですけど。
現金で返してもらう場合、それが日本であっても、現地の通貨で返ってくるそう。
それだと、両替の必要が出てきて、さらに手数料を取られて、損なんですって。
カードに返金なら、日本円で返ってくるから、手間がかからないんです。
列に並びながら、よく見ると、4つある窓口の2つしか開けていない。
こういう点は、外国って気が利かないですよね~。
まぁ、できれば、払い戻しなんかしたくないから、わざとなんでしょうけど。
目の前に、たくさん並んで待っていても、気にもしないんですから。
列が全然、短くならないうちに、添乗員さんが来て、飛行機の受付が思いのほか、並んでいるので、手続きのない人はそちらに先に並んでいます、と言いました。
となると、マイ・マザーが先に手続きすることになるのか・・・。
マイ・マザー、1人で、ちゃんと手続きできんのかなぁ~?
15分ほど待たされてから、私たちの免税手続きの順番が来ました。
ここで、新たに投入された現地ガイドさんが、やっとお仕事開始。
手続きのやり取りができない人をサポートするために、派遣されてたんです。
まぁ、私はお手伝いはいらない、と断ったんですけどね。
窓口で、書類、パスポートを見せると、商品を持っているか?と聞かれました。
エコバッグを肩にかけたまま、係員に見せると、中も見ずに、OK!
・・・またか。また、見もしないのに、余計な手荷物にさせてくれたね・・・。
後日談ですが、8月の下旬にカード会社の明細が来て、約3500円ほどの返金があることを知りました。
結局、手続きして、1ヶ月半はかかる、ということですね。
3500円でも、返ってくるとうれしいものですね、元は自分のお金ですけど・・。


