想定外の遺跡だった「ハットゥシャ」 | いっちゃんのブログ

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残念な昼食を終えると、「ヤズルカヤ遺跡」からは約2kmの位置にある、「ハットゥシャ遺跡」についにやって来ました。

ところが、遺跡、というにはあまりに、その場所が山すぎる?

マンガの中でも、そんな山に都があったというイメージはなかったんですけど、実際の遺跡は山の斜面にありました。

まさに、ひと山が、丸々「ハットゥシャ」という都だったらしい。

だから、遺跡の中をまるでサファリパークのように、バスで移動しながら見る、というスタイルになっていました。


小高くなった山の斜面に、バス1台がやっと通れるような道が作られています。


いっちゃんのブログ ←こんな感じに


これを、ぐんぐん上がっていくと、所々に小さな駐車場が作られていて、そこに停まってバスを降りては、遺跡を観光する、という感じ。

見学が終われば、またバスに乗車、次の観光場所まで移動、のくり返し。

とても、変わった観光スポットです。まぁ、それだけ規模が大きい、ということ。

実際には、外周が約6km、徒歩でも回れるみたいですが、ざっと見るだけでも2時間半はかかるそうですよ。


そんな観光場所で、まず、最初にバスが停まったのが、「獅子門(ライオン門)」。


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城壁の出入口のひとつで、本来は上部にアーチのあった門で、その石柱の両サイドにライオンが彫られています。


いっちゃんのブログ ←この絵のような門だったそう


片側のライオンがまさかキレイに残っているな、と思ったら、レプリカ。

実際には、ライオン、と言われなければ、わからないような状態です。


次に、バスを停めた場所は、「スフィンクス門」。

遺跡の中でも、一番高い場所で、駐車場からは遥か彼方まで見渡せます。


いっちゃんのブログ ←何にもないっすよ?


前述の篠原先生は、この場所から「ハットゥシャ」の遺跡を見渡して、作品の最初と最後のシーンがすぐにできたんだそうです。

私にも、そんなイメージが浮かぶかな?って思ったんですが、やっぱ凡人?

ただ単に、そこらへんに礎石とかの残る、広い原っぱにしか見えませんでした。

この場所には、「スフィンクス」と名前がつくぐらいですから、実際に「スフィンクス」がライオンと同じように門に彫られているんですが、それを見に行くのが大変だった・・・。

駐車場から、ちょっと石段を上がっていくと、すぐ正面に大きな石で作られた入口がありました。


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入口からは、写真のように奥の方に小さく三角の光が見えます。

この入口から、その小さな三角の光までが、長~いトンネルになっているんです。

中にはもちろんライトなどがなくて、先の光を頼りに歩いていかなければならない。

このトンネルには「大地門」という名前がついていて、長さは約70m。

「迫持ち式石組みトンネル」という、石を組み合わせた三角形のトンネルです。

当時から変わらず、崩れずにちゃんと残っていることが、本当に不思議ですよ。

内部は、先に向かって少しずつ下っていて、足元は平らな土になっています。

ただ、トンネルを抜けた先に、とんでもない階段がある、ということで、カイマクルの時のように、足に自信のない人は、トンネルの上にある別の石段を上がるように、という説明がありました。

そんな話を聞けば、もちろん、マイ・マザーはこのトンネルを行くわけがない。

今回は、他にも数人、やめておく、という人がいたので、私的にはひと安心?


トンネルを行くことを決めた人たちと、またしても1列になって、暗いトンネルの中に入っていきました。

先を行く人は、ずーっと先に見える光を頼りにできますが、後を行く人は、前の人にその光を遮られて、実際にはほぼ真っ暗!

曲がらないように前の人の背中を見つめながら、進むしかありません。

所々、土のへこんでいる場所があったりして、そういう所に足をとられると、マジでビビりますよ。

天井までの高さはしっかりあって、カイマクルのように屈む必要がないので、その点では助かりました。


いっちゃんのブログ ←内部の様子


やっと、遠くに見えていた三角の光の出口に着くと、ホッと息がつけました。

トンネルを出た所は、山の裏側で、そこからの景色もけっこうキレイ。

出口から左手に向かっていくと、山の斜面に沿ってキレイに石が組まれています。


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これが、紀元前のモノだなんて、信じられます?すごい技術ですよね。

ちょっと先の方まで行くと、その石組みがまるでミニピラミッドのようになっている場所に出ました。


いっちゃんのブログ ←角がカッキーン!


これが、あまりにも整然と、あまりにもキレイに並んでいるので、後から作ったモノ?とガイドさんに聞いて、怒られている人もいました。

そのぐらい、ヒッタイト人はすばらしい技術を持った民族だったんですよ。

そして、このカッキーンとキレイに石の並ぶ先に、ありました。

その、とんでもない階段が!

普通、とんでもないっていうと、長いっていうのが大体ですけど、ここのは・・・、高い!そして、急!


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上っていく間に、絶対に下を見てはいけない階段です。

いずれにしても、上らないわけにはいかないので、率先して上がっていきました。

ところが、1段1段の高さが違うし、途中に休むスペースもない。

それに、階段の奥行きがチョー狭い。これを踏み外したら・・・???

一番若い私でも、最後の方は足が上がらないし、心臓の鼓動が尋常じゃない。

逆に、私より年上の人たちが、案外、平気で上がってたことにビックリ。
・・・ま、私が運動不足だから、いけないんでしょうけど?