いよいよその日が来た。
4年に一度の飛躍の年。
2月21日に私は32歳となりました。
男30代の絶頂期に向けて、もはや若手とは言っていられなくなりました。
今年に入って迷いがほとんどなくなりました。
あぁ、ここから人生の方向転換をするのだと久しぶりに感じられます。
うちの会社はまだ盤石とは言えないけど、私が思う、一つの答えがあります。
それは、30代前後は結果(形)を出すしか誰も振り向いてくれないという現実です。
29歳の時に2年かかって初めて自分の責任で億単位の不動産を購入しました。もちろん借金もしました。その後、必死で優秀な経営者とお付き合いして、駅前商店街やレンタルオフィスやブランドショップなどを共に手がけまして、信頼できる仲間が増えました。また自らも地域活性化の介護デイサービス事業を行い、今月に入って満床御礼となりました。
恥ずかしながら、言う割に売上を誇れるものはなかったのですが、よき経営者仲間に恵まれて、自然と稼がせてもらうようにもなって、急に純利益と呼べるものができました。丸2年かかりました。
その上で分かったこと。
自分だけが価値じゃなくて、自分の周りの仕事仲間、後継者の仲間、遊びの仲間の価値が「良質なMyコミュニティ」となったことで価値になったんです。
仲間の数ではない。仲間が稼いでいるとかでもない。むしろ仲間を選んでいる。自分の目の届く範囲で仲間を大切にしたい。優秀かどうかではなく愛したいかどうかを大切にしたい。その心が伝わる人と仕事をしていたら助けて頂くようにもなった。
20代のころはあれだけ悶々と投資の勉強や経営哲学などを漁っていたのですが、30代になって、あれっていう変化が起こりました。恐らく投資だけを追うM&Aやファンドプレイヤーを続けていたら、ずっと人生焦っていたんだと思います。結婚して、のんびり過ごして、ふわ~っと考えている今が一番収入があるのだと思うと、仕事はテクニックだけじゃないんだと思います。
今はよく笑っているんだと思う。そして、そろそろ本気でまた仕事のフィールドに戻ってみようという岐路に立っています。
不動産オーナー勉強会には、たった数十人の会なのに、上場企業や大学関係者や歴戦のM&Aプレイヤー等に注目を頂いて大変なことになってしまいました。今年の夏からは東京校に加え、名古屋校も開講することとなり、今後の講演の機会を頂いたり、先生業として教壇に立つことになりました。
今日は有名な事業投資家さんにお会いさせて頂きまして、自分の志を叶えるために次に必要なことを話しておりました。そして自分自身が立たねば今やりたいことができないという現実を知りました。
今年の3月に大ホールで舞台に立つ際、立つべきか立たぬべきか少し悩みました。そうか、街づくりプロフェッショナルとして地域活性化や日本を世界に売り込んでいくってのを実現するには、もう一つ大きなビジョンが必要だったんだと分かりました。100を考えてやっと10が現実となるです。
近々発表させて頂きます。