番 号
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S01210 |
講 師 |
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| 対 象 | VOC対策に課題のある技術者、担当者 |
会 場
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日 時
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平成22年12月20日(月) 10:00~16:30
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| 定 員 | 25名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。 |
聴講料
お申込
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1名につき52,500円(税込、テキスト費用含む)※12/10までに初めてお申込いただいた新規会員様は早期割引価格⇒ 47,250円会員登録(無料) ◆早期割引:お申込の際に人数登録で“1名(早期割引申込:新規会員登録者のみ)”をご選択ください ◆同一法人より2名でのお申し込みの場合、73,500円 ◆昼食は別途1,050円徴収 ◆詳細・お申し込み はこちらから◆
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第1部 VOC規制動向と洗浄分野での排出抑制対策のポイント
【10:00-11:15】
日本産業洗浄協議会 シニアアドバイザー 平塚 豊 氏
【キーワード】
1.VOC削減対策
2.自主規制
3.VOC対策アドバイザー
【プログラム】
1.大気汚染防止法におけるVOC排出抑制の概要
1.1 大型施設の排出濃度規制と小規模施設における自主規制
1.2 排出削減の目標
1.3 中小企業の現状
2.国、自治体の啓蒙活動と支援事業
2.1 排出抑制対策のマニュアル作成、講演会、セミナーによる
啓蒙
2.2 VOC対策アドバイザー制度による対策助言
3.洗浄分野における自主規制の状況
3.1 業界団体組織による自主削減計画
3.2 アウトサイダー事業所における自主規制
4.有機溶剤使用洗浄におけるVOC排出抑制対策のポイント
4.1 洗浄機からのVOC排出機構
4.2 VOC排出に影響する要因
4.3 VOC排出削減の基本対策
4.4 コストをあまりかけない対策
5.VOC対策アドバイザーの現場診断による助言例
6.VOC削減によるメリット
【質疑応答 名刺交換】
第2部 自動車部材から放散するVOC測定法と最新の規格化動向
【11:30-12:45】
(株)カネカテクノリサーチ 佐藤 勝二 氏
【ご経歴・著書】
JIS使い方シリーズ シックハウス対策に役立つ小形チャンバー法解説[JIS A 1901]共著 日本規格協会
国内外VOC規制の最新動向と放散ガスの測定及び評価 共著 NTS
シックハウス対策の最新動向 共著 NTS
【キーワード】
1.シックハウス
2.自動車用内装材
3.VOC測定法と測定規格
【講演主旨】
室内環境汚染に端を発したシックハウス問題は、建築材料のみならず電化製品・コンピュータ・車室内部品へと広がりを見せてきており、これらに対応した JISなどの規格類も整備がなされてきた。本講演ではこれらの状況の中で、特に自動車関連部材のVOC測定法と最新の規格化動向を紹介する。
【プログラム】
1.シックハウス症候群
1-1 シックハウス症候群
1-2 厚生労働省指定13物質
2.自動車工業会の自主取組み
2-1 車室内VOC試験法
2-2 自動車メーカーの取組
3.VOCの採取と測定
3-1 サンプリングバッグ法
3-2 チャンバー法
3-3 サンプリングバッグ法と分析の手順
4.自動車関連VOC測定法の規格化動向
4-1 JASO M 901
4-2 JASO規格のISO化
4-3 その他の試験法のISO化
5. まとめ
【質疑応答 名刺交換】
第3部 プラスチックのVOC・アウトガス分析と最近の動き(仮題)
【13:30-14:45】
(株)三菱化学アナリテック 田中浩史 氏
正式なタイトル・プログラムは近日中に公開予定
第4部 製品VOC規制動向とトラブル事例にみる企業リスク、その対策
【15:00-16:30】
IAQリサーチアソシエイト 代表 井上雅雄 氏
【キーワード】
1.TVOC
2.接着剤におけるVOC放散速度試験方法、含有量試験法
3.接着剤における高沸点溶剤
【講演主旨】
VOC対策はシックハウスと大気排出VOC抑制の2つが大きな課題である。特にIAQでは13物質のみならず、TVOC・高沸点溶剤などが今後の重要課題である。日本接着剤工業会の取り組みと、各企業の課題について司法部門からの見方も含めて今後の方向性を述べる。
1.製品VOC課題
1.1 ホルムアルデヒドから4VOCへの規制問題
1.2 TVOCをめぐる今後の課題
2.接着剤からのVOC放散・含有量試験方法
3.臭いの評価
4.VOCトラブル事例
4.1 司法トラブル
4.2 賠償金
4.3 弁護士の選び方
5.リスクで考える企業の対策
【質疑応答】