働き方改革は、より格差を広げ、労働者にとって厳しい時代になるだろうというお話です。
働き方改革が進めば、残業は少なくなるし、有休も取れるから、ワーク・ライフバランスが取れていいんじゃないかな?同一労働同一賃金だから給料も公平だし、最低賃金も年々上がるならいいことづくし・・・
なーんて、そんなことを思っている人が多いかも知れませんが、実はコレ、そんな甘いものじゃありません。
何故かというと、まずは最低賃金。
30年前と今の最低賃金を比較すると、倍近くに上がっています。
ところが、サラリーマンの平均年収は、その頃とほとんど変わっていません。
これは最低賃金は上がったものの、週休二日制になり、残業や休日出勤が減ったことで、総労働時間が短くなったからです。
働く時間が短くなれば給料が下がるのは当たり前。
さらに、もともと残業や休日出勤は割増賃金でしたから、余計に影響が大きいです。
次の問題は同一労働同一賃金です。
同じ仕事をしているのだから、同じ給料をもらって当たり前でしょ?と思われるかも知れませんが、でも実際、同じ職場で同じ仕事している人達は、同じ仕事量をこなしているでしょうか?
人には得意不得意があります。同じ仕事していても一人一人能力に差があるため、こなせる仕事量に差が出ます。
会社は、同じ給料を払うなら、どちらの人を雇うでしょうか?
そうです。
今までは、多少能力に差があっても待遇に差をつけることで、雇用されることが出来ましたが、これから会社は、同じ給料で仕事を頼むなら、能力が上の人が良いわけで、あなたがその仕事を続けて行くためには「常にトップでいなければならなくなった」ということです。
また、いくら社内でトップだとしても、外部からあなたより能力がある人が応募してくれば、あなたの仕事は無くなるでしょう。
働き方改革が制度化されたことで、会社側は、より良い人材の見極めが求められるようになり、雇用される側は、他の社員よりも、短い時間でより多くの成果を上げることが求められるようになったということです。
今回のコロナ騒動でリモートワークが進みました。リモートワークをするということは、当然、通勤手当は発生しないし、残業はまずありえない。
気づいている会社は多いはずです。
人件費が大幅に減ったことに。
つまり会社は、働き方改革が進んでも、リモートワークで出勤して来なくても、ちゃんと仕事をしてもらえば問題ないし、人件費が抑えられて、かえって好都合です。
そんな理由で、これからはますます労働者にとってツライ時代になるかも知れません。
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