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ギターのことや日々の出来事など、気の向くまま風の向くまま呟いています。




「トロッコ問題」をご存知ですか?


もうスピードで走るトロッコの線路の先に5人の作業員がいて、そのまま放っておけば5人は轢かれてしまう。
自分がポイント(分岐器)を動かせば、トロッコは別の軌道に入るが、その先にも1人の作業員がいる。
この場合「自分」はどのような選択をすれば良いか?

という特定の人を助ける代わりに別の人を犠牲にしてもよいかという「倫理学上のジレンマを扱った問題です。


始めに言っておくと、この問題に正解はなく、一人一人の考えを求めるものです。
面白いことに、国によって解答に一定の傾向が見られるそうです。
つまり「正義は生まれ育った環境によって変わる」ということです。

#国の数と同じくらい正解がある?!



東日本大震災の時、こんな話を聞きました。

「津波に飲まれて流されてしまったが、なんとか電柱に捕まることができた。すると自分と同じように人が流されて来たので、無我夢中で1人を掴んだが、1人を掴むのが精一杯で他の人を助けることができなかった。自分の目の前を流されて行った人達のことが頭から離れず、助けてあげられなかったことを今でも悔やんでいる。」



命の選択という意味では、これもトロッコ問題と同じと言えますが、誰もこの方を責めることはできません。
また、災害時の医療現場では、トリアージ(搬送や治療の優先順位を決めること)も行われます。
災害にしても、事故にしても、実際の場面では、目の前にある命を救うことに精一杯で、命の選択している余裕なんか誰にも無いんです。


だから、僕らにできることは、たとえどんな結果であろうとも「必死に命を救おうとしてくれた、その人の行動に感謝すること」なんだと思います。


「何が正しいか?」なんて議論はやめて、自分と違う考えを持つ人を受け入れる寛容さを持ちたいです。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。






仕事柄、様々な企業を訪問しますが、想像以上にコロナが会社経営に大きな影響を与えていると感じています。

これまでも、1986年の派遣法の施行、1989年の消費税法の施行、1995年のWindows95の登場とインターネット普及、携帯電話・スマホの登場、リーマンショックなど、会社経営の転機を何度も見てきましたが、今回はもっと大きな転機となるのではないかと感じています。



思えば私が子供の頃、近所の本屋さんに毎日のように立ち読みに行っていましたが、その頃の近所の本屋さんの競合相手と言えば、町の大きな本屋さんでした。
それでも当時は、それぞれの棲み分けが出来ていて、普段買う週刊誌は近所の本屋さんで、手に入りにくい本は町の大きな本屋さんで買っていました。

ところが今、近所の小さな本屋さんの競合相手は、世界最大手の「Amazon」です。
ただでさえ脅威であるにもかかわらず、コロナで外出できない状況が「Amazon」をさらに後押ししました。

●Amazonが公表している2020年の日本事業の売上高は、日本円換算(107円/$)で2兆1893億2700万円。前年比で25.5%増。
ちなみに…
●ヤマトホールディングスが1月29日に発表した2020年4月〜12月の経常利益は、911億3000万円(前年比94.6%増)で利益面では過去最高を更新。



以前のブログにも書きましたが、もう一つの問題は、働き方改革です。

同じ会社で同じ仕事をしている人でも、一人一人の能力に差があります。
これまで事業主は、能力に合わせて賃金に差をつけることで雇用を維持して来ました。
ところが、働き方改革により同一労働同一賃金が義務づけられた為、事業主は、労働者の能力や適正に合わせて仕事の最適化を図る必要が出て来ました。

そこで、最近耳にするようになったのが「ジョブ型雇用」です。

ジョブ型雇用とは、社員教育や終身雇用をやめて、必要な仕事に必要な能力を持った人を採用することを言います。
これが進むと、能力がある人は、より良い条件の会社にどんどん引き抜かれることになります。

●メンバーシップ雇用:組織に従属し自由に仕事内容を変えられる。(これまでの日本型終身雇用もこれに当たる。)
●ジョブ型雇用:仕事内容を決めておき、必要な能力を持つ人材を配置する。
※厚生労働省は、非正規雇用対策として、多様な正社員の普及・拡大の為に「ジョブ型正規雇用(職務限定正社員)」を推進している。(実際はパートタイム的に雇用する企業が多い?)


いずれにしても、小規模企業には、ますます厳しい時代になるでしょう。



しかし僕は、全く勝ち目がないとは思っていません。
生き残りのヒントは「小規模&ローカルにしかできないこと」です。

Amazonの社長は、顧客と直接会うことは不可能ですが、地方の小規模企業の社長さんは、その気にさえなれば、お客さんに直接会いに行くことができます。
これは大手企業にはないローカル小規模企業の最大の強みです。

地元で取れる農産物や魚介類が(買い占められ)食べられない、(近所で売っていないため)地元の工場が何を作っているかわからない…なんてことは普通にあります。

日本は、核家族化、少子化、非婚化、過剰なまでの個人情報保護をして「家族に何年も会っていない」「隣に誰が住んでいるかわからない」「一緒に仕事をしている人がどんな人か知らない」という異常な社会を作ってしまいました。


ぜひ地元企業の皆さんには、家族のあり方、ご近所付き合いなどを見直し、地元に目を向けることで、この局面を乗り切っていただくことを願っています。




先日、西野亮宏さんのオンラインセミナーを受講して、衝撃を受けました。
当たり前だと思っていたことが、全くそんなことがなくて、これまで疑いもしなかったことをとても後悔しています。

特にショックだったのが、
・一生懸命コツコツ働くこと=×まちがい
・働いたお金は大切に貯金=×まちがい
・欲しいものはお金を貯めて買う=×まちがい
・借金は良くない=×まちがい
だということです。

想像してみてください。
あなたは小学生で、毎日、皿洗いをしたら10円のお小遣いがもらえるとします。

条件は、次の通りです。
・皿洗いをすると1日10円もらえる。
・食洗機は500円で売っている。
・食洗機を使うと何もせずに皿が洗える。
・食洗機で皿を洗っても毎日10円もらえる。

では、ここで問題です。
あなたは、次のうちどれを選びますか?

A  毎日、皿洗いをしてお小遣いを貯める。

B  50日間お小遣いを貯めて、500円の食洗機を買って、51日目から毎日10円もらいながら空いた時間で好きなことをする。

C  初日にお父さんから利子付きで500円借りて、食洗機を買って、初日から空いた時間で好きなことして、51日目に510円をお父さんに払う。


日本の常識では、
・毎日コツコツ働く=良いこと
・貯金する=良いこと
・働かずに好きなことをする=悪いこと
・借金をする=悪いこと
ですから、当然Aが正解となりますが、この問題をみたら誰もがCを選ぶでしょう。

実は、Cは1度も皿を洗っていないのに、毎日10円もらっているんです。


それなのに、何も疑わずにAが正しいと信じている、それが今の日本の現状なんです。


あー、もっと若い時にこの話を聞きたかったです。