3日連続の晴れの日がなかなかなかった
今年の梅雨明け後
やっと見つけた3日間
梅を漬け始めて20年くらい経つけれど
ここのところの数年は
気温高さも相まって
明らかに
そして異常なくらい
照りつける日差しが半端ない
晴天の3日間
少し前までは1日中干すのが当たり前
しかし
今は1日中干すと水分が抜けすぎて
ふっくらとした梅干しになってくれない
微調整必要になって来たここのところの数年
何はともあれ
今年の梅仕事
梅干しの出来上がりで終了
この梅たちはこれから3年間じっくりと眠ってもらい
まろやかな酸味の梅干しになる
今年は
定年退職をした友達が
お弟子さん
師匠として挑む初めての梅干しづくり
失敗するわけにはゆかず
ちょっと緊張した1か月間
何かあるごとに
「師匠、漬けた容器は冷房の効いた部屋ですか?」
「師匠いつ干しますか?」
「出来上がった梅酢は冷蔵庫保存ですか?」
ハハハ・・・
本気で師匠になった気分にさせてもらったけれど
今までは私が彼女の分まで漬けていたので
彼女にとっては生まれて初めての自作の梅干し
「最初の一粒を味見したときの感動は言葉にならない・・・」
彼女の言葉
こんな大変な思いをして作ってくれた梅干しだったのね・・・・と
ついでに漬けていただけだから
それほど大変とは思わなかったけれど
でも
なんだかウレシかった彼女の一言
