左目を失明した2児の母「子どもの姿も見れなくなってしまう…」右目も徐々に視野が欠けていく恐怖の中、母がとった選択とは

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  • 私の母も幼児期に左目を失明し、成人してから緑内障で右目を失明しましたが、家族で協力し合えば、何とかなりますよ 私の母は、自分でお茶もいれて飲みますし、食事も手探りしながら、お箸を使って食べてます 家の中では、角にクッション材を付けて、身体をぶつけても大丈夫なようにしてあって、誰の介助もなく、家では過ごしています テレビやラジオを聴いて、時々爆笑してますし、 人間は弱いようで、強く出来てるものだと、 私は思います

 
  • 私は今38歳ですが、35歳の時に緑内障と診断されました。 自覚症状は全く無く、たまたま花粉症で目の痒みがあったので眼科に行った際に判明しました。(良い先生で、久々の来院ならついでに眼圧検査もしておきましょうと言ってくれて、分かりました) まさか30代でなるとは思っていなかったので、早めに分かって本当に良かったです。今は毎晩の点眼と半年に1度の検査で、悪化は殆どしていません。 子供も生まれたばかりでまだ4ヶ月なので、もしあの時検査していなかったらと思うととても怖いです。 詳細な検査は少し時間の掛かる眼底検査になりますが、眼圧検査はすぐに出来るので、30代でも1度眼科で検査をしてもらう事をおすすめします。

 

 

ほ・とせなNEWS

娘さんにベビーマッサージをする山岸さん(@baby_hanaさんより提供)

いつか子どもたちの姿も、家族の笑顔も完全に見えなくなる日が来るかもしれない。そうなったとき、あなたは後悔しない人生を送っていますか? 【写真6枚】息子から「ママ、こっちの目どうしたの?」と聞かれた山岸さん そう私たちに問いかけるのは、SNSでとして発信している山岸はるな(@baby_hana)さん。山岸さんは今年の5月にベビーマッサージ&資格取得スクールHANAをオープンし、講師として活動しています。 山岸さんは先天性白内障という病気で幼少期から治療していましたが、その後緑内障を併発。左目を失明してしまいます。そして現在右目も緑内障とわかり、目薬、内服、通院治療を続け進行を遅らせながら生活しています。 6月7日は「緑内障を考える日」。 2児の母でもあり、3人目のお子さんを妊娠中の山岸さんが、病気に対してどう向き合っているのか、そしてなぜベビーマッサージ講師という仕事を選んだのかを聞きました。

徐々に視野が欠けていく恐怖

先天性白内障とは、生まれて間もなく目の中の水晶体という部分が白く濁り、視力低下をもたらす病気です。 対して緑内障は目の奥にある視神経に異常が起こり、見える範囲が徐々に狭くなったり、視野の一部分が欠けて見えなくなります。現在の緑内障治療は進行をゆっくりにすることはできるのですが、完治するには至っていません。 山岸さん自身も白内障という病気が緑内障を併発することを知っていたので、いつかそうなるかもしれないという心の準備はできていたそうです。 しかし、自身が失明するとは思いもしなかったそう。当たり前に見えていたものがある日を境に徐々に見えなくなっていくという恐怖は計り知れません。完全に視力を失ってしまったときは、とても悲しく辛かったと山岸さんは話します。 現在、左目の視力を失い、右目で見える範囲で生活している山岸さんですが、やはり片目だけでは、物や壁との距離感がうまくつかめなかったり、狭い視野での車の運転は人一倍気を使ったりと生活の中で神経を張りつめる場面も多いと言います。 また、見えない左側から声をかけられても気づけないことも多く、危険を察知できず人に助けてもらう機会が増えたといいます。

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