特捜部、安倍派・二階派に強制捜査へ 派閥側関係先を週明けにも捜索か

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  • 室橋祐貴

    日本若者協議会代表理事

    解説日本は政府や国会から独立してチェックする機能が極めて弱い国になっていますが、結局権力者にとって都合が悪いからチェックされたくない、ということでしょう。人々の人権を守る政府から独立した国内人権機関もない、エビデンスに基づいた調査機関(イギリス・気候変動委員会など)もない、そして、政治資金を調べるオンブズマンもありません。これを機に、そうした機能をきちんと埋め込み、外部からチェックできるようにしなければ、公平・公正な資金の使い方、政策判断をさせることは難しいように思います。

     

     

  • やっぱり定期的な政権交代が必要だと感じます。 政権交代が起こらないと不正をチェックする機能が弱まるんだろうなぁと思いますね。 現在起こっている裏金問題や、旧統一教会の問題や、その前の桜を見る会の問題や、森友学園の問題...引いては、政治資金規正法や、旧文書通信滞在費の問題などなど... これらは一つの党がずっと政権にいることで発生しているんじゃないかなぁと感じるんですよね。 政権交代が起これば、新しい政権は前政権下で起こった問題などを改めて調べるはずで、不正などがあればそれを追及するでしょう。 そのため、政権交代が起こる前提であれば、もう少し緊張感がある政治が行われるようになると思うんですよね。 野党の方々にはなぜ政権交代が必要なのか、をしっかりと伝えて欲しいですね。

  • 今回のパーティー券の不正を告発した神戸学院大教授の上脇さんは国民栄誉賞貰って良いレベル。 裏金や不正や利権ズブズブなのが明白な自民党ですが、これといったエビデンスに欠けるためこれまで国民も立ち上がれなかったが、そこを逃げようのないエビデンスのもと告発した上脇さんは本当に素晴らしいと思います。 今なら内部告発でもあればヒーローになれますね。

 

 

日テレNEWS NNN

 

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、東京地検特捜部が、安倍派と二階派の強制捜査に乗り出す方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。週明けにも、派閥側の関係先への家宅捜索に乗り出すものとみられます。

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中継です。 派閥のパーティー券をめぐる問題は、国会の閉会を受けて重要な局面を迎えます。特捜部は、安倍派だけでなく二階派にも捜査のメスを入れることを決断したとみられます。 この問題では安倍派と二階派、岸田派で、パーティー券収入の一部が収支報告書に記載されていなかったことが分かっていますが、特捜部が安倍派と二階派の関係先に、それぞれ週明けにも家宅捜索に入る方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。 安倍派は、記載のないキックバックの総額が、直近5年間で5億円にのぼるとみられています。また、二階派は、キックバックについては派閥側と議員側、双方に記載があるものの、ノルマを超えた収入1億円あまりを記載していなかったとみられ、特捜部は、いずれも総額が「億単位」で、規模が大きいことなどから強制捜査が必要と判断したものとみられます。 特捜部は、検事や事務官など捜査態勢を100人以上に拡充しており、近く議員本人への聴取も始め、全容解明を進めるものとみられます。

 

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