健康づくりやダイエットの一環として、炭水化物(糖質)の量を適正範囲に収めようとしている方は多いのではないでしょうか?

米やパン、麺類などの主食は意識していても、普段よく食べるものから、知らないうちに炭水化物を摂りすぎている事があると言われてらどうします。

せっかく頑張ってるのに知らない内に、我慢してた以上炭水化物を摂ってしまっていたら。

今回は炭水化物の過剰になりやすい食べ物の例をご紹介します。

  1. 意外と知らない 主食は3食とっても過剰にならない!
  2. 炭水化物に気をつけたい食べ物・飲み物
    1. 炭水化物制限時気を付けたい食べ物1.スポーツドリンク
    2. 炭水化物制限時気を付けたい食べ物2.栄養ドリンク・エナジードリンク
    3. 炭水化物制限時気を付けたい食べ物3.果実酢
    4. 炭水化物制限時気を付けたい食べ物4.野菜ジュース
    5. 炭水化物制限時気を付けたい食べ物5.乳酸菌飲料
    6. 炭水化物制限時気を付けたい食べ物6.加糖ヨーグルト
    7. 炭水化物制限時気を付けたい食べ物7.かぼちゃ・芋類
  3. 最後に
    1. 関連

意外と知らない 主食は3食とっても過剰にならない!

米やパン、麺類などの主食は、適量であれば3食とっても炭水化物の過剰になる心配はありません。

主食は私たちのカラダや脳の大切なエネルギー源となるため、なるべく減らさずに毎食しっかり食べたいもの。気をつけたいのは、主食以外の食べ物です。

もし「主食を減らそうかな?」と考える方がいたら、以下の食べ物をとりすぎていないか、まずは確認してみてはいかがでしょうか。

炭水化物に気をつけたい食べ物・飲み物

甘いジュースや砂糖入りコーヒーなどの飲み物や、洋菓子や和菓子、菓子パンなどの菓子類は、イメージの通り炭水化物を摂りすぎやすい食べ物です。

気を付けているかも多いと思います。

それ以外にも、体に良いと思っているものが実は炭水化物が多かった……などというものもあります。

あくまで一例ではありますが、7つご紹介します。

炭水化物制限時気を付けたい食べ物1.スポーツドリンク

スポーツドリンクは約5%の炭水化物が含まれ、500mlのペットボトルでは25.5gの炭水化物を摂る計算になります。これは砂糖に換算すると、大さじ3杯弱の量です。

熱中症対策として、大量の汗をかいたときはスポーツドリンクや経口補水液の摂取が勧められますが、室内など汗をさほどかかない状況で喉が渇いたときに水分補給代わりに飲むのは炭水化物の摂りすぎにつながりかねません。

普段の水分補給にスポーツドリンクをよく飲む方は注意が必要です。

炭水化物制限時気を付けたい食べ物2.栄養ドリンク・エナジードリンク

もうひとがんばりしたいときなど、栄養ドリンクやエナジードリンクを頼る方もいるかもしれませんが、中にはジュースと同じくらいの炭水化物が含まれるものもあります。

量が多いタイプのエナジードリンクは、大さじ3~5杯もの砂糖をとる計算になるものもあります。

どうしても取り入れたいときは、糖質オフタイプなどを選ぶと良いでしょう。

炭水化物制限時気を付けたい食べ物3.果実酢

健康効果が期待される果実酢。

意外とりんご酢やザクロ酢、ぶどう酢などの果実酢は、酸味をやわらげるために砂糖などが使われているものが多くあるんです。

酢にはさまざまな健康効果が期待されていますが、飲みすぎは控え、選ぶときは炭水化物の量をチェックするのも大切です。

炭水化物制限時気を付けたい食べ物4.野菜ジュース

野菜不足の方は野菜ジュースを上手に活用するのも方法のひとつではありますが、果実酢同様、意外と思われるかもしれませんが炭水化物が含まれています。

野菜100%のタイプでも、にんじんやかぼちゃなど、甘みのある野菜が使われていることが理由のひとつとして考えられます。

炭水化物の量が気になるときは、なるべく食べ物から野菜を取るのが基本となります。

炭水化物制限時気を付けたい食べ物5.乳酸菌飲料

乳酸菌飲料は100ml程度と量が少ないものから、500mlサイズのペットボトルのものまでさまざまですが、これもジュースと同じように炭水化物が含まれます。

もし量が少なくても、「チリも積もれば山となる」で、ほかの甘い飲み物をとっていれば、知らなうちに炭水化物を摂りすぎているかもしれませんね。

炭水化物制限時気を付けたい食べ物6.加糖ヨーグルト

腸内環境を整えるのに役立つヨーグルトですが、加糖タイプを選んでいる方は要注意です。

なるべくプレーンタイプを選び、甘さを足したいときはプレーンヨーグルトをフルーツと一緒に食べるなどの工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。

炭水化物制限時気を付けたい食べ物7.かぼちゃ・芋類

かぼちゃや芋類は、野菜の中でも炭水化物が多く、主食に分類されることもあります。

食物繊維やビタミン、ミネラルの良い補給源ではありますが、ほかの野菜のように「たっぷり」食べると炭水化物を摂りすぎてしまいます。

先に取り上げた野菜ジュースに炭水化物が多くなる要因の一つなんです。

他にも以下のようなものにも意外と炭水化物が含まれています。

  1. 果物:果物には自然に含まれる糖質が含まれています。特にドライフルーツは、糖分を濃縮しているため、同量の新鮮な果物よりも炭水化物が多く含まれています。
  2. 豆類:豆類は、良質のたんぱく質や食物繊維を含むため、健康的な食品として知られていますが、同時に炭水化物の多い食品でもあります。特に、豆腐、納豆、枝豆などが炭水化物の多い食品として挙げられます。
  3. ナッツ類:アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツなどのナッツ類にも炭水化物が含まれています。ただし、同時にタンパク質や良質の脂質も含まれているため、栄養バランスの良い食品としても知られています。

最後に

これらの中に、普段よくとっているものはありましたか?

食品に含まれる炭水化物の量は、品種や栽培方法、加工方法、調理法などによって異なることがあります。

したがって、栄養成分表を確認することが重要です。

また、個人的な健康状態や栄養摂取目標に応じて、炭水化物を含む食品を選択する量や頻度を調整する必要があります。

炭水化物の摂りすぎが気になる方は、主食を減らす前に一度、習慣的に食べているものを振り返ってみてはいかがでしょうか。

さまざまな料理にマッチするほか、おやつやおつまみにもなるチーズは、使い勝手がよく保存性にも優れた食材で、女性が好む食材の一つでもあります。

チーズの栄養効果や特徴について解説します。

  1. 知っているようで知らないチーズ
  2. 骨の健康維持やダイエットに!チーズのうれしい効果2つ
    1. 1.骨粗鬆症を防ぐ
    2. 2.ダイエットに役立つ
  3. ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いって?
    1. ナチュラルチーズの特徴と分類
    2. プロセスチーズの特徴
  4. 最後に
    1. 関連

知っているようで知らないチーズ

  1. チーズは古代から存在している: チーズは非常に古い歴史を持つ食品であり、紀元前5000年頃のメソポタミアやエジプトで既に作られていたと言われています。また、古代ギリシャやローマでもチーズは一般的に食べられていました。
  2. チーズは多様性に富む: チーズには様々な種類があり、その味や風味は非常に多様です。例えば、ゴーダチーズはまろやかな味わいがあり、ブルーチーズはクリーミーで強い風味があります。また、モッツァレラチーズは伸びる性質があるなど、それぞれのチーズに特有の特徴があります。
  3. チーズの作り方は複雑: チーズは牛乳や羊乳、山羊乳などの乳製品を酸や酵素を使って固め、塩漬けや熟成させることで作られます。チーズの種類によっては、熟成に数か月以上を要するものもあります。また、チーズの製造過程で使用される酵素や菌によって、味や風味が大きく異なることもチーズの特徴の一つです。
  4. チーズは栄養価が高い: チーズはカルシウムやタンパク質をはじめとする栄養素が豊富であり、エネルギー密度も高い食品の一つです。また、チーズにはビタミンやミネラルも含まれており、栄養バランスの良い食品としても知られています。
  5. チーズの産地による味の違い: チーズの味や風味は、産地によっても異なります。例えば、フランスやイタリアなどのチーズはその土地の気候や風土に影響された独特の味わいがあります。また、地域ごとに伝統的な製法や熟成方法があり、それによってチーズの特徴が変わることもあります。

以上のように、チーズは歴史や製法、味の多様性などがあり、興味深い食品です。

また、チーズは世界各地で親しまれ、様々な文化や料理に使用されています。

例えば、パルメザンチーズはイタリアのパスタやリゾットに、チェダーチーズはアメリカのハンバーガーやマカロニ&チーズに、ベリーチーズはフランスのデザートに使われるなど、地域ごとに異なる料理に欠かせない存在となっています。

また、チーズは熟成によって味や風味が変化することも特徴的であり、長期熟成のチーズはより濃厚な味わいが楽しめます。

一方、若熟成のチーズはよりまろやかでフレッシュな味があります。

さらに、チーズは料理の他にも単体で食べるだけでなく、チーズ盛り合わせやチーズフォンデュなどのように、食卓を彩る一品としても楽しまれています。

また、チーズは文化的な重要性も持ち合わせており、チーズ作りやチーズに関連する行事や祭りなどが世界中で行われています。

例えば、スイスのチーズ祭りである「チェーズ」や、イギリスのチーズローリング大会など、チーズを中心にした独自の文化が存在しています。

以上のように、チーズは歴史、製法、味の多様性、料理や文化との関わりなど、意外と知らない一面もあります。

チーズは世界中で愛されており、その魅力は多岐にわたります。

骨の健康維持やダイエットに!チーズのうれしい効果2つ

牛乳や山羊乳を濃縮して作られるチーズには、生乳の栄養がギュッと詰まっています。


特に、カルシウム・ビタミンB2などを多く含んでいます。

1.骨粗鬆症を防ぐ

健康な骨と歯を作り、骨粗鬆症予防のためにも積極的に摂りたいカルシウム。

ほとんどのチーズは同じ重量の牛乳より多くのカルシウムを含んでいて、その含有量を比較すると、カマンベールは4倍以上、パルメザンチーズは10倍以上、プロセスチーズは6倍以上にもなります。

何をどれだけ食べるべきかを国が定めた指針「食事バランスガイド」では、カルシウム供給源として牛乳・乳製品を奨めています。

牛乳だったら200ml、スライスチーズだったら2枚分が1日の目安。

牛乳を飲むとお腹がゆるくなる人や苦手な人は、チーズを上手にとり入れてみてはいかがでしょうか。

ただしカテージチーズ・クリームチーズは、同じ重量の牛乳よりもカルシウムが少ないので注意が必要です。

2.ダイエットに役立つ

チーズには、ビタミンB2・レチノール(ビタミンA)が多く含まれています。

ビタミンB2は脂質の代謝を助ける働きがあり、ダイエット時には積極的に摂りたい栄養素です。

レチノール(ビタミンA)は肌のターンオーバーをサポートし、ダイエット中に起こりやすい肌荒れを防いでくれます。

また、チーズは腹持ちがよい食材なので、間食にとり入れれば、空腹の解消にも一役立ちます。

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いって?

ナチュラルチーズの特徴と分類

ナチュラルチーズは、生乳に乳酸菌や酵素を加えて固めてから熟成させたもの。

熟成にしたがって風味が変化していきます。製法や原料によって6種類に分類することができます。

■フレッシュタイプ

生乳を酵素や乳酸菌で固めてから水切りをしたチーズ。

水分が多く、柔らかい食感が特徴です。

購入したら、なるべく早めに食べきるようにしましょう。

《代表的なチーズ》モッツアレラ・カッテージ・リコッタ・マスカルポーネ

■白カビタイプ

チーズの表面に白カビの胞子をつけ、熟成させたもの。

製造日から2~4週間で食べ頃となり、濃厚でとろっとした舌触りを楽しむことができます。

《代表的なチーズ》カマンベール・ブリー

■青カビタイプ

固めた乳の間に青カビを植え、熟成させたもの。ピリッとした香りと味わいが刺激的なチーズです。

食べ頃は、製造日から半年~1年です。

《代表的なチーズ》ロックフォール・ゴルゴンゾーラ

■セミハードタイプ

生乳を発酵させたあと、プレス機で水分を絞ってからゆっくり熟成をさせたものがセミハードタイプ。

較的硬く、プロセスチーズの材料にも使われます。食べ頃は、製造日から3ヵ月~6ヵ月です。

《代表的なチーズ》ゴーダ

■ハードタイプ

セミハードタイプの水分をさらに少なくしたものがハードタイプ。

濃厚な味わいが特徴です。

粉にして料理に使われるほか、プロセスチーズの材料に使われています。

食べ頃は、製造日から半年~1年です。

《代表的なチーズ》チェダー・パルミジャーノ レッジャーノ・ラクレット・ミモレット

■シェーブルタイプ

山羊の乳から作られるチーズのこと。

酸味を抑えるため、表面に木炭の粉をまぶしているものもあります。

《代表的なチーズ》ヴァランセ・クロタン・サントモール

プロセスチーズの特徴

プロセスチーズは、1種類以上のチーズを溶かしてから再形成したもの。

熱を加えて加工することで微生物の働きが止まるため、品質や風味が変化しにくいのが特徴です。

料理に使いやすいスライスチーズや、間食・おつまみにぴったりなキャンディタイプ・スティックタイプのものが多く出回っています 。

最後に

うれしい効果がたくさんあるチーズですが、低カロリーとはいえません。

ダイエットに役立てるには食べ過ぎに注意するほか、低カロリー・低脂質のものを選ぶことも大切です。

 

 

 

 

 

 

牛肉は筋肉の材料となる良質なタンパク質の宝庫です。

「ヒレ」の部位は脂肪分が少なく、脂肪燃焼を高めるカルニチンが多く含んでいるので、ダイエット中の方やアスリートにぴったりの食材です。

そこで、牛肉の栄養とその効果、おいしい食べ方についてご紹介します。

  1. 牛肉の栄養成分と効果
  2. 牛肉に含まれる個別の栄養素
    1. アミノ酸
    2. ビタミンB1
    3. ビタミンB2
  3. 牛肉のおいしい食べ方
    1. 大根おろし
    2. にんにく
    3. 生姜
    4. わさび
    5. ピクルス
  4. 牛肉とダイエットの関係
  5. おすすめレシピ
  6. 最後に
    1. 関連

牛肉の栄養成分と効果

牛肉は栄養価の高い食材であり、多くの栄養素を含んでいます。牛肉の主要な栄養成分とその効果について以下に説明します。

  1. タンパク質: 牛肉は高品質のタンパク質の良い供給源です。タンパク質は身体の細胞や組織を構築し、修復するために必要な栄養素です。また、免疫機能をサポートし、筋肉を形成し、ホルモンや酵素の生成にも関与します。
  2. 鉄: 牛肉にはヘム鉄という形の吸収しやすい鉄が豊富に含まれています。ヘム鉄は貧血の予防に役立ちます。また、ヘム鉄は非ヘム鉄(植物性の鉄)の吸収を促進する効果もあります。
  3. 亜鉛: 牛肉は亜鉛の良い供給源です。亜鉛は免疫機能を強化し、傷の治癒を助けるなど、多くの生体内プロセスに関与します。
  4. ビタミンB群: 牛肉にはビタミンB群の中でビタミンB12やビタミンB6が含まれています。ビタミンB12は神経系の健康に重要であり、ビタミンB6はタンパク質や糖質の代謝を助けます。
  5. 脂肪: 牛肉には脂肪が含まれていますが、適切に選ばれた牛肉は良質の脂肪を含みます。特に、オメガ3脂肪酸やクロレステロールを含みます。

牛肉の効果としては、以下のようなものがあります。

  1. 筋肉の形成と修復: 牛肉の高品質のタンパク質は筋肉の形成や修復に必要であり、スポーツや運動をしている人には特に重要です。
  2. 貧血の予防: 牛肉に含まれるヘム鉄は貧血の予防に役立ちます。特に、女性や成長期の子供など、鉄不足が心配される人には推奨されます。
  3. 免疫機能のサポート: 牛肉に含まれる亜鉛やビタミンB群は免疫機能を強化し、免疫系の正常な機能をサポートします。これにより、免疫力を高めて、病気や感染症に対する抵抗力を向上させる効果があります。
  4. 神経系の健康: 牛肉に含まれるビタミンB12は神経系の健康に重要な役割を果たします。ビタミンB12は神経細胞を保護し、神経伝達物質の生成を助けるため、神経機能の維持に貢献します。
  5. エネルギーの供給: 牛肉は高タンパク質であり、同時にエネルギー源としても利用されます。適切な量の牛肉を摂取することで、エネルギーの供給を助け、日常生活や運動に必要なエネルギーを得ることができます。

牛肉に含まれる個別の栄養素

アミノ酸

体内で合成されない9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれ、特に赤身には脂肪燃焼効果の高いカルニチンがたくさん含まれています。

必須アミノ酸は1種類でも不足すると、他のアミノ酸の利用効率も低下するので、必須アミノ酸は量だけでなくバランスも大切です。

また、動物性タンパク質は植物性タンパク質に比べて体内に吸収されやすいので、筋力アップを目指す方は、肉のタンパク源を欠かさないようにしましょう。

鉄分は血液中で酸素を運ぶ「ヘモグロビン」を作る材料になります。

鉄分が不足すると、血液中のヘモグロビン濃度が低下し、酸素が体のすみずみに運ばれず、鉄欠乏症によるめまい・たちくらみなどの貧血を引きおこしてしまいます。
特に女性は生理や妊娠・出産にともない、失いやすい栄養素のため、十分に補給する必要があります。

肉や魚など動物性食品に含まれる鉄(ヘム鉄)は野菜・海藻など植物性食品に含まれる鉄(非ヘム鉄)より効率よく吸収されます。

非ヘム鉄は脂肪分が少ない点でダイエット中の方に好まれますが、鉄分の補給にはヘム鉄と非ヘム鉄の両方からバランス良く補うようにしましょう。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝を助けて、消化液の分泌を促進します。お米やパン・麺類を多く摂る方は積極的にとるようにしましょう。

また、神経機能を正常に保つ働きがあり、不足すると疲労や怠慢感が抜けづらくなり、イライラしたり集中力がおちたりしやすくなります。

ビタミンB2

ビタミンB2は脂質のエネルギー代謝に関与し、脂肪の燃焼を高めてくれます。

エネルギーの消費量が多いほど、必要量が増えるので、アスリートや体力仕事が多い方は毎日の食事でしっかり補給しておきましょう。ダイエット中の方も脂肪燃焼アップのために、しっかりと摂り入れておきたいビタミンです。

また、肌や髪・爪などの再生を助けて、肌トラブルの改善にも効果的なビタミンです。

牛肉のおいしい食べ方

肉は消化に時間がかかるため、生野菜や薬味など酵素が豊富に含まれる食材と合わせて摂るのがおすすめ!

大根おろし

アミラーゼ(デンプン分解酵素)・プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)・リパーゼ(脂肪分解酵素)の消化酵素を含み、消化を助けます。酵素は熱に弱いため、生で食べる方が効果的です。

にんにく

香味成分のアリシンは、胃液分泌を促す作用や、タンパク質の分解を助ける酵素の働きがあります。

また、この成分は糖質の分解を促すビタミンB1の働きを高める作用もあります。

生姜

辛味成分のジンゲロンやショウガオールは胃酸分泌を調整して、消化を助ける作用があります。

また、タンパク質の分解を促すプロテアーゼ・ジアスターゼを含み、タンパク質の消化を助けて、胃もたれを防ぎます。

生姜焼きのように生姜と肉を一緒に調理すると肉質が柔らかくなるのは、これらの酵素の働きによるものです。

わさび

辛み成分のイソチオネードは消化液の分泌を高めて、食物の消化・吸収を助けます。また、この成分は抗菌作用が高いため、刺身やユッケに添えられて、殺菌の増殖予防に役立っています。

ピクルス

ピクルスの調味料に使われるお酢は、胃酸の分泌を促して消化酵素の働きを助けます。

ソーセージに添えるキャベツの酢漬けや、ハンバーガーにはさんでいるピクルスは脂肪分の多い肉の消化を助けてくれるので、ぴったりの組合せですね。

牛肉とダイエットの関係

牛肉は脂質が多く、ダイエットに不向きと思われがちです。

しかし、ダイエット中に甘いものの欲求が高まる人は、タンパク質がしっかり補給できていない可能性があります。

タンパク質が不足すると、体はすばやくエネルギーに利用できる糖質を欲するからです。

また、タンパク質は腹持ちがよく、空腹感を抑えられるので、3食の食事の中でタンパク質食品をとり入れて間食を減らしていきましょう。

おすすめレシピ

■牛肉と大豆のカレーいため
大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをもち、女性特有の不快症状の軽減に役立ちます。

また、サポニンは余分な血中脂質の排出を促し、レシチンは悪玉コレステロール(LDL)を下げる働きがあります。カレー粉は糖質量の摂取を控えている人におすすめの調味料です。

■牛肉のアスパラロール
アスパラガスにはポリフェノールの一種、ケルセチンが豊富に含まれています。

ケルセチンは血流改善・コレステロールの吸収抑制などの作用があります。

最後に

「お肉=ダイエットに不向き」のイメージがありますが、牛肉はアミノ酸バランスが優れ、脂肪燃焼を高めるカルニチンも豊富。

食べるなら、比較的低脂肪で鉄分・ビタミンB群が豊富な「ヒレ」や「タン」を選んでみてはいかがでしょうか。

ただし、牛肉を摂取する際には適切な食事バランスを保つことが重要です。

過剰な摂取や高脂肪の牛肉の摂取は、肥満や生活習慣病のリスクを増加させる可能性があります。

また、牛肉は動物性食品であるため、持続可能性や動物福祉の観点からも適切な選択をすることが大切です。

最適な栄養摂取を確保するためには、バランスの取れた食事を心掛け、栄養素を幅広い食品から摂取することが推奨されます。

医師や栄養士に相談し、自身の健康状態や食生活に合った食事を考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

毎日、休みなく生命維持の為に働いてくてる胃や腸のかわりに消化ができる臓器はありません。

毎日、おいしく食べている食事をしっかり消化・吸収できるようにするには、胃に負担をかけず健康的な状態を保つことが重要です。

それでは胃に負担をかけない食材や調理方法を紹介していきます。

  1. 胃腸の調子が悪いときにおすすめの消化のいい食事法
  2. 消化に良い食材を食べよう!
  3. 胃に負担をかけない調理方法
  4. 消化酵素の多い食べ物
  5. 最後に
    1. 関連

胃腸の調子が悪いときにおすすめの消化のいい食事法

  1. 水分を摂取しやすい食事 胃腸の負担を軽減するためには、水分を摂取しやすい食事がおすすめです。例えば、スープや湯気の立つ温かい飲み物、麺類のスープを食べると、水分と一緒に栄養も摂取できます。さらに、消化しやすい野菜や果物のスープもおすすめです。野菜や果物をミキサーやジューサーでジュースにすることで、食物繊維を摂取しながら水分も補給できます。
  2. 小分けにして摂取する食事 胃腸の負担を軽減するためには、一度に大量の食事を摂取するのではなく、小分けにして摂取することがおすすめです。食事の回数を増やして、量を減らすことで、胃腸の消化負担を軽減できます。また、食事をゆっくり咀嚼して食べることも大切です。よく噛むことで、唾液の分泌が促され、食物をより細かく咀嚼することができます。
  3. 消化の良い食材を選ぶ 胃腸の調子が悪いときには、消化の良い食材を選ぶことが大切です。消化の良い食材としては、白身の魚や鶏肉、豆腐などがおすすめです。また、野菜も消化の良い食材の一つですが、生の野菜よりも蒸したり、煮たりすることで消化しやすくなります。また、脂っこい
  4. 食材や油脂の多い食事は、胃腸の負担を増やす可能性があるので避けるようにしましょう。消化のいい食材を選ぶことで、胃腸の調子を優しくサポートできます。
  5. 発酵食品を取り入れる 発酵食品には、胃腸の働きを促進し、消化を助ける効果があります。例えば、ヨーグルトや酸味のある漬物、納豆などがあります。これらの発酵食品を食事に取り入れることで、腸内環境を整えることができ、胃腸の調子を改善することができます。
  6. スパイスを控えめにする スパイスは消化を促進する効果がある一方で、胃腸に刺激を与えることもあります。胃腸の調子が悪い時には、スパイスを控えめにすることをおすすめします。特に辛いものや刺激の強い食品は避けた方が良いかもしれません。
  7. 時間をかけた煮込み料理を食べる 胃腸の負担を軽減するためには、時間をかけてじっくり煮込まれた料理がおすすめです。例えば、スープやシチュー、煮物などは、材料が柔らかくなるため、消化しやすくなります。また、煮込むことで旨味も増し、食欲をそそることもあります。
  8. 自分に合った食事を摂る 最も重要なのは、自分に合った食事を摂ることです。人によって胃腸の弱さや食物に対する耐性が異なるため、自分自身の体調や症状に合った食事を摂るようにしましょう。食欲があまりない場合には、無理をして大量に食べるよりも、少量の食事を繰り返し摂る方が良いかもしれません。
  9. 胃腸の調子が悪いときには、消化のいい食事法を取り入れることで、胃腸を労わりながら栄養を摂取するこことができます。ただし、医師や専門家の指導のもとで適切な食事法を選ぶことが大切です。
  10. また、消化のいい食事法だけでなく、食事の際の食べ方にも注意をしましょう。
  11. よく噛んで食べる 食べ物をよく噛むことで、唾液の分泌が増え、消化酵素の働きを促進します。食べ物を細かく噛んでから飲み込むことで、胃腸に負担をかけずに消化を助けることができます。
  12. 食事を急がずにゆっくりとる 食事を急いで食べると、空気を一緒に飲み込んでしまい、胃腸に負担をかける可能性があります。ゆっくりと食事を取ることで、胃腸にかかる負担を軽減し、消化をスムーズにすることができます。
  13. 食事の量を調整する 胃腸の調子が悪い時には、一度に大量の食事を摂るよりも、食事の量を少なめに調整する方が良い場合があります。無理をせず、自分の体調に合った食事の量を摂るようにしましょう。

消化に良い食材を食べよう!

  • 脂肪の少ない肉類(鶏のささみ・赤身のひき肉など)
  • 繊維の少ない野菜類(キャベツ・白菜・大根・ジャガイモ・里芋・かぼちゃ・にんじんなど)
  • 白身魚
  • ヨーグルト
  • 豆腐
  • 牛乳

※牛乳はあたためて飲むことで、さらに消化しやすくなります。 

胃に負担をかけない調理方法

  • 硬い食材はやわらかく煮込む
  • 油で揚げるよりも、「煮る」「茹でる」 の調理法を選択する
  • 味付けは薄味にする
  • 繊維が多い食品は、繊維を断ち切るように切る
  • ミキサー等を使って、細かくしたり、すりおろしたりするとさらに消化しやすくなります。

消化酵素の多い食べ物

消化酵素は食べたものを細かく分解して栄養素を取り出し、体内への吸収やエネルギー消費、排出をしやすくします。 

  • パパイヤ・キウイ・パイナップル
  • はちみつ・オリーブオイル
  • スプラウト・大根

酵素は熱に弱いため、生で食べるようにしましょう。 

カフェインやアルコール、炭酸飲料などの飲み物、香辛料や熱すぎるもの、冷たすぎるものは胃に負担がかかるため消化に良くありません。

食欲がわかなかったり、胃に負担がかかってると感じたら、これらのことに気をつけて消化に良い食事を心がけましょう。

最後に

以上のように、胃腸の調子が悪い時には、消化のいい食事法を取り入れることで、胃腸を労わりながら栄養を摂取することができます。

ただし、個人に合った食事法を選ぶ際には、医師や専門家の指導を受けることをおすすめします。

自己判断せず、安全に食事を管理が必要ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

「パンは太りやすい」「ダイエット=パンNG」というイメージを持っていませんか?

毎日のようにパンを食べる事を楽しみにしているパン好きの方にとっては大問題ですよね。

でも太りにくいパンの食べ方を知れば、今までよりダイエット中でも安心してパンを楽しむことができると思いませんか。

今回は、ダイエット中にパンを上手に取り入れるコツを栄養士さんから聞き出しました。

  1. そもそも「パンは太りやすい」は本当なのか?
  2. 太りにくいパンの食べ方
    1. 太りにくいパンの食べ方1・主食として取り入れる
    2. 太りにくいパンの食べ方2・シンプルなパンを選ぶ
    3. バターやマーガリンは控えめに
    4. おかずや野菜も一緒に食べる
  3. 最後に
    1. 関連

そもそも「パンは太りやすい」は本当なのか?

パンは上手に取り入れればダイエット中でも楽しめますが、たしかにイメージ通り「太りやすい」側面も持っています。

これには以下のような理由が考えられます。

・米に比べると脂質が多い
・菓子パンや総菜パンはカロリーが高くなりがちになる
・やわらかいパンはよく噛まずに食べられるので、食べ過ぎに繋がることがある
・米に比べると水分量が少なく、脂質の多いもの(バターやマーガリンなど)と組み合わせてしまう

このような理由から、気付かないうちにカロリーオーバーしてしまうと、ダイエットがうまくいかない原因のひとつになってしまいます。

逆に言えば、これらの点をクリアできれば、ダイエット中でもパンを楽しめるということだと思います。。

大好きなパンを楽しめるよう、少し食べ方を工夫してみませんか。

太りにくいパンの食べ方

太りにくいパンの食べ方として、一例ではありますがいくつかご紹介します。

太りにくいパンの食べ方1・主食として取り入れる

手軽に食べられるパンは、食事以外に間食などに取り入れてしまうとあっという間にカロリーの摂りすぎに。たとえばメロンパン1個349kcal、チョコデニッシュ421kcalと、1~2個で1食分近くのカロリーを摂ってしまう計算です。

パンを食べるなら間食ではなく、主食として取り入れるようにし、甘いパンはときどきのお楽しみとして楽しむ程度にしておきましょう。

太りにくいパンの食べ方2・シンプルなパンを選ぶ

先ほど伝えた通り、メロンパンやチョコデニッシュなどの菓子パンは、脂質が多いためカロリーが高くなりがちです。

パンは食パン、ロールパン、フランスパンなどのシンプルなパンを選ぶようにするとカロリーを抑えつつパンを楽しめますよ。

またハード系の噛み応えのあるパンを選び、よく噛んで食べるように心がけるのも良いでしょう。

ほかにも、ブラン(小麦ふすま)パン、全粒粉パン、ライ麦パンなどの「全粒穀物」といわれる穀類を使ったパンだと、食べごたえもあって食物繊維も摂れるのでおすすめです。

バターやマーガリンは控えめに

パンにたっぷりバターやマーガリンなどを塗ってしまうと、すぐにカロリーオーバーしてしまいます。

「バターでなくマーガリンならヘルシーなのでは?」とイメージを持つ方もいるかもしれませんが、どちらも10gで約70kcalとカロリーはほとんど変わりませんし、トランス脂肪酸の摂取が心配されます。

なるべく少量で済ませるようにしたり、ほんの少しのハチミツ、少量のオリーブオイルをかけて食べたりするようにするなどし、脂質を摂り過ぎないよう気をつけましょう。

おかずや野菜も一緒に食べる

忙しいと食事を「パンだけ」にする方もいらっしゃるかもしれませんが、なるべくおかずや野菜と一緒に食べるのがお勧めです。

パンだけだと満足感が得られにくく食べすぎてしまいやすいことや、すぐにお腹が空いてしまい、間食が増えたり次の食事でドカ食いしてしまったりなどと、カロリーオーバーの原因に繋がります。

サラダやスープ、ゆで卵など、手軽にプラスできるものとあわせるのも良いですし、忙しいときはサンドイッチを選ぶようにすると、おかずと野菜も一緒に食べられるので良いですよ。

最後に

パンに限らず、どのような食べ物も「ダイエット中は食べたらダメ!」というものはなく、食べる量や頻度を工夫すれば、楽しむことができると言えます。

「甘いパンが大好き!」という方も、週に1回の息抜きとして取り入れるなど、メリハリをつけて楽しみながらダイエットしてみませんか?

 

 

 

 

 

 

私たち人間は基本的には、毎日3回朝と昼そして夜に食事を取ります。

食事は生命活動を行うためには必要不可欠なものであり食事回数、食事量など違っても、毎日必ず何らかの食べ物を摂取しなくてはなりません。

しかし、実は食後のある行動により、逆に健康に悪影響を与える可能性があることをご存知でしょうか?

そこで今回は食後にやってはいけないことについて、取り上げてみました。

みなさんも一つくらい当てはまるかもしれませんよ。

  1. 知らずにやっているNGな食後の行動
    1. 知らずにやっているNGな食後の行動1・お風呂に入る 
    2. 知らずにやっているNGな食後の行動2・歯を磨く
    3. 知らずにやっているNGな食後の行動3・寝転がる
    4. 知らずにやっているNGな食後の行動4・フルーツを食べる 
    5. 知らずにやっているNGな食後の行動5・運動する
    6. 知らずにやっているNGな食後の行動6・紅茶を飲む
  2. 最後に
    1. 関連

知らずにやっているNGな食後の行動

知らずにやっているNGな食後の行動1・お風呂に入る 

お風呂に入ると全身の血行が促進される反面、内臓への血流が減少する場合があります。

そうすると内臓の機能が低下してしまい、消化不良を引き起こすことで、便秘や栄養失調の原因にもなってしまいます。

また心臓へも大きな負担がかかるため、特に高齢者の方は注意が必要と言えます。

ですから食後にお風呂に入る場合は、満腹感が落ち着いてきた頃、つまり1時間ほど経ってから入浴するのが望ましいんです。

知らずにやっているNGな食後の行動2・歯を磨く

食後すぐに歯を磨くと食事に含まれていた酸が歯磨きすることによって、歯を侵食してしまう可能性があります。

そうすると歯の表面のエナメル質が傷ついて腐食してしまい、虫歯になりやすくなってしまいます。

ですから歯磨きは、食後30分以上経ってから行うのが最新情報ではと言われています。

食後すぐに歯を磨きをしているのに虫歯になりやすい方は参考にしてみて下さい。

ただし朝の出勤時などで時間がない場合には、軽いうがいのみで済ませてもOKです。

リステリンなどのうがい薬を使えば、口の中を清潔に保つことができます。

そして、会社に行ってから歯を磨くとさらに良いと言えます。

知らずにやっているNGな食後の行動3・寝転がる

昔から迷信で、食べてすぐに寝ると牛になると言われています。

多くの方は、一度は耳にされたことのある迷信だと思います。

もちろん本当に牛になるわけではありませんが、食後すぐに寝転がると胃酸が逆流することがあります。

そうすると胸焼け喉が起こりやすくなり、逆流性食道炎になってしまう可能性があります。

そんな事言われてもどうしても食後横になりたい場合には、体の右側を下にすると胃の内容物を腸に送りやすくすることができると言われています。

食後に眠くなったからといって、その格好以外で寝てしまうと胃酸で胸がむかつく場合があるため注意が必要です。

食べた後に少し寝たいという方は、会社などでは椅子に座りながら軽く10程度うたた寝するのが理想です。

知らずにやっているNGな食後の行動4・フルーツを食べる 

食後にデザートとしてフルーツを食べる方も多いのではないかと思いますが、実はこれもNGです。

一概には信じられないかも知れませんが、果物類は胃ではなく腸で消化されるため、通常であれば胃を通り過ぎて20分ほどで腸に到着します。

しかし食後にフルーツを食べると他の食物が胃の中で止まることになります。

そうなるとと消化不良を起こしたり、胃に留まったフルーツがガスを発生させ胃腸の働きを悪くする原因となります。

ですからできれば、食後1時間程度はフルーツを食べるのが理想なんですよ。

知らずにやっているNGな食後の行動5・運動する

食後に運動した時に脇腹が痛くなるのは、体内の血液が不足するためです。

食後は胃腸が活発に働き消化酵素を分泌するため、血液が胃や腸に集中します。

しかし直後に運動をすると筋肉を動かす為に多くの血液が必要となり、結果として胃腸を動かすために必要な血液が足りなくなります。

そうすると不足分の血液を脾臓は無理に出そうとするため、脇腹の痛みが起こります。

また満腹の状態で胃が揺さぶられるため、痛みが起こることもあります。

さらに胃酸が食道まで上昇し、逆流性食道炎になる可能性も高くなります。

ですから食後に運動をする場合は、その前に2時間ほどゆっくり休むようにしましょう。

ただし、軽く歩く、負荷の少ない軽い運動程度なら問題ないと思います。

そうすればスムーズに消化が進むため、血液が不足することはありません。

知らずにやっているNGな食後の行動6・紅茶を飲む

厚生労働省による国民栄養調査によると、日本人女性の多くが鉄分の摂取量が足りていないと言われています。

これは生理などによって、鉄分が失われる機会が多いためではないかと思われます。

紅茶に含まれているポリフェノールやタンニンなどの成分は、野菜など他の食物と混ざると鉄分の吸収を抑制してしまう可能性があります。

ですから食後すぐに紅茶を飲んでしまうと鉄分不足になりやすくなるため、特に鉄分不足により貧血やめまいなどが起こりやすい女性は注意が必要です。

最後に

いかがだったでしょうか。

今回は食後にやってはいけないことについて紹介しました。

ここでご紹介したことは、自分でも無意識のうちに行なっている可能性があるため、注意が必要です。

こういったことに気を付けるだけで、体調不良が改善されることもあるためぜひ参考にしていただければ幸いです。

家庭でもお馴染みのレタス。

個人的な話ですが、レタスが大好きで子供の頃は、マヨネーズ片手にレタスまるまる一個平気で食べていました。

レタスがあれば、おかずすらいらないと言えるほど好きな野菜でした。

そんな、食卓に欠かせない野菜、レタスについてです。

  1. レタスの歴史
  2. レタスの健康効果
    1. レタスに含まれている栄養素
  3. レタスの産地
  4. レタスの美味しい食べ方
  5. 最後に
    1. 関連

レタスの歴史

レタスはエジプトの古代文明から栽培が始まっていて、古代ローマでは健康に良い歯磨き用にも使われていたみたいです。

日本には奈良時代に入って栽培が始められ、江戸時代には庶民の味わい深い食材として人気を呼んだそうです。

そんなレタスが今では、サンドイッチやサラダの定番食材として大活躍しています。

レタスの健康効果

レタスは、サラダなどで使われることが多い野菜の一つ。

栄養素は水分が多く、カロリーも低いことから、ダイエット中の人にも人気があると言われています。

しかし残念な事に栄養素の少ない野菜と言われがちです。

だけと本当は、結構意外な栄養素が含まれているって知ってました?

レタスに含まれている栄養素

レタスに含まれる栄養素としては、

  • ビタミンA
  • ビタミンK
  • ビタミンC
  • カリウム

が豊富に含まれています。

特に、ビタミンKは骨粗しょう症の予防に効果的で、カリウムは高血圧を改善する効果があると言われています。

また、レタスに含まれる食物繊維は、腸内環境を整え、便秘の解消にも役立つと言われているから、積極的に取り入れるのがお勧め。

またレタスには、ビタミンB6も含まれているので、疲労回復にも効果的です。

糖質も少なめなので、低GI食品としても適しています。

レタスの産地

茨城県のひたちなか市や千葉県の野田市、鹿児島県の伊佐市などがレタスの生産量が多い地域だって有名です。

しかも、この地域で生産されるレタスは美味しいと人気があります。

また最近は技術の進歩により、温室栽培や水耕栽培などが行われています。

特に、水耕栽培は無土栽培という方法で、土壌による病気のリスクがないだけでなく、省スペースで効率的に栽培が可能。

また、工場では必要な水分や肥料を給水するシステムや、時間調整の自動化も進んでいます。

これによって、常に一定の品質のレタスが生産できるようになったそうです。

レタスの美味しい食べ方

次に、レタスの食べ方です。

レタスを単品で食べるのもいいのですが、どうしても味気ない感じになってしまうことが多いかも知れません。

レタスの風味は、市販のドレッシング、を使うのはもちろん、自作でつくるドレッシングで酢、オリーブオイル、レモン汁やしょうゆなどでアレンジすれば様々な味の変化を楽しむことができます。

また、レタスには抗酸化作用があり、保存性が高いのも魅力のひとつなので、常備菜としても使えるということも。

ただし、レタスは水分が多いため、カットしてから早めに食べることをおすすめ。

最後に

以上、レタスの健康効果や食べ方について紹介しました。

食物繊維に富んだ、健康にも美容にも良い野菜なので、積極的に使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

代表的な春野菜の1つのアスパラガス。

アスパラガスはβ-カロテンなどの抗酸化栄養素を含んでおり、美容や老化防止に効果的。

さらに、スタミナ強化に働くアスパラギン酸もたっぷり含まれています。

ダイエットにもうれしいアスパラパワーに注目してみましょう。

  1. アスパラガスの健康効果
  2. アスパラガスが持つ栄養素
    1. アスパラガスが持つ栄養素1・アスパラギン酸
    2. アスパラガスが持つ栄養素2・ルチン
  3. アスパラガスの種類とその違い
    1. グリーンアスパラガス
    2. ホワイトアスパラガス
    3. ミニアスパラガス
  4. アスパラガスをおいしく食べるコツ
  5. 最後に
    1. 関連

アスパラガスの健康効果

アスパラガスは春の訪れを告げる季節野菜として人気がありますが、実はその健康効果も凄いんです。

そのアスパラガスの栄養価や健康効果は、

  1. ビタミン・ミネラルが豊富 アスパラガスにはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンKといった豊富なビタミン類が含まれています。また、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、カルシウムなどのミネラルも含まれており、多くの栄養を摂取することができます。
  2. 抗酸化作用がある アスパラガスには、抗酸化作用のある成分が含まれています。特にグルタチオンという抗酸化物質は、細胞の老化を防ぐ働きがあります。抗酸化作用により、体内の酸化ストレスを軽減し、健康をサポートします。
  3. 利尿作用がある アスパラガスには利尿作用があり、尿の排出を促す効果があります。これにより、体内の余分な水分や老廃物を排出し、むくみの改善や高血圧予防に効果的です。
  4. ダイエットにも効果的 アスパラガスは低カロリーでありながら、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、低カロリーながら満足感を得られるので、ダイエット中にもおすすめの食材です。
  5. 免疫力を高める アスパラガスに含まれるビタミンやミネラルは免疫力を高める効果があります。特にビタミンCは免疫力をサポートし、風邪やインフルエンザなどの感染症から身体を守る働きがあります。

以上のように、アスパラガスには多くの健康効果があります。

ビタミンやミネラルの豊富さ、抗酸化作用、利尿作用、ダイエット効果、免疫力向上などがその代表的な効果です。

また、アスパラガスは調理方法によっても健康効果が変わります。

生で食べるのが一般的ですが、蒸したり、オリーブオイルで炒めたりすることで、栄養素を効果的に摂取することができます。

アスパラガスを取り入れる方法としては、サラダや炒め物、スープ、グリルなど様々な料理に使うことができます。

特に春の季節には新鮮なアスパラガスが市場に多く出回るので、積極的に取り入れて健康をサポートしましょう。

しかし、アスパラガスには硬い部分があるので、食べやすくするためには下の方を削り落とすか、下の方を切り落としてから調理するのがお勧めです。

 

アスパラガスが持つ栄養素

アスパラガスには多くの栄養素が含まれていますが、特にアスパラガスに多く含まれ健康効果に期待できる栄養素2点を取り上げてみます。

アスパラガスが持つ栄養素1・アスパラギン酸

アスパラガスは、アミノ酸の一種のアスパラギン酸を含んでいます。

アスパラギン酸は糖質の代謝をサポートし、疲労回復や新陳代謝を活発にしたりするとされています。代謝が上がると消費エネルギーも増えるので、ダイエットの後押しに。

またカリウム・マグネシウム・カルシウムなどのミネラルと結合して、細胞に運ぶはたらきもしています。

アスパラガスが持つ栄養素2・ルチン

穂先に含まれる成分で、毛細血管を強化したり、高血圧を予防すると言われています。

ビタミンCの吸収を促進するとされているので、パプリカなどとあわせて摂ると栄養価も上がり彩りも良くなるのでおすすめです。

その他、抗酸化栄養素であるβ-カロテン・ビタミンE・ビタミンC、女性に積極的にとって欲しい葉酸なども豊富に含まれています。ダイエットだけではなく、美肌作りにも繋がります。

アスパラガスの種類とその違い

グリーンアスパラガス

一番人気があり、集荷量も多い種類です。日光をたくさん浴びて育つため、β―カロテン・カリウム・葉酸・ビタミンCなどの栄養価は、ホワイトアスパラガスより高くなります。

ホワイトアスパラガス

春から初夏にかけては国内産が出回ります。

グリーンアスパラガスと品種は同じですが、日光を当てずに栽培するため、白いアスパラになります。

味わいはクリーミーで、水煮缶詰用に加工されることが多いですが、栄養価ではグリーンアスパラガスに劣ります。

ミニアスパラガス

グリーンアスパラガスの株から生える小さなもので品種や栄養価は同じです。細く小ぶりなので見た目がかわいく調理も簡単です。

アスパラガスをおいしく食べるコツ

おいしく食べるコツは、新鮮なものを選び、短時間で調理すること。

選ぶときは、穂先がかたく締まっていて、茎が太くまっすぐに伸び、切り口がみずみずしいものをチョイスしましょう。

調理するときは、切らずに長いまま根本から茹でること。

そうすることで、旨味や栄養成分の流出を防ぐことができます。特にアスパラギン酸は熱に弱いため、加熱しすぎは禁物ですよ。

ビタミンの流出を抑えるために、焼いたり揚げたりして楽しんでみてはいかがでしょうか。

最後に

さまざまな料理に活用でき、見た目も鮮やかなアスパラガス。

生命力豊かな野菜パワーをとり込んで、ダイエットの味方にしましょう。

 

 

 

 

 

健康維持に必要な食材、野菜。

まず、野菜は食べるな不健康になるという書物はほとんどありません。

出来れば、毎日必要な量を食べるのが望ましいのですが、一人暮らしをしていると、なかなか野菜を取れないとお困りの方もいるのではないでしょうか?

「調理が大変」「野菜が高い」などの理由もあって、野菜を取り入れるのは大変ですよね。

でも、野菜不足が続くと、思わぬ不調の原因になることも現実にあるんですよ。

今回は野菜をたっぷり食べてほしい理由や野菜を取り入れるコツについて、解説します。

 

  1. 一人暮らしの人は特に野菜摂取量が少ない
  2. 野菜を食べないと・・・
  3. 野菜を取り入れるコツ!
    1. 便利な「カット野菜」の活用
    2. もやし・キャベツ・大根・きのこを上手く活用
    3. 冷凍野菜をストックしよう
  4. 野菜を取り入れるのは大変それならばコレ!
  5. 最後に
    1. 関連

一人暮らしの人は特に野菜摂取量が少ない

一人暮らしをしていると、知らず知らずのうちに野菜不足になっているかもしれません。

実際に、一人暮らしの人は実家暮らしの人に比べて野菜摂取量が少ないという調査報告もあります。

女子大学生1238名の生活習慣を調べた研究では、一人暮らしをしている人の約50%は野菜摂取量が0~1皿(1皿=60g程度)だったという結果になりました。

日本人の食生活等を調査する国民健康・栄養調査では、20代の野菜摂取量は222.6gとなっているため、0~1皿というのはそれに比べてもかなり少ないことがわかります。

野菜の1日の目標量は350g以上となっているため、一人暮らしに人はとくに意識して野菜を取り入れる必要がありそうです。

野菜を食べないと・・・

野菜不足になると、ビタミンやミネラル、食物繊維などが不足したり、食事が偏って糖質や脂質の摂り過ぎにより太りやすくなったりしてしまう恐れがあります。

これにより、たとえば肌荒れ、便秘、貧血症状、疲れが取れない、倦怠感など、気付かないうちに不調を招いてしまっているかもしれません。

このような症状が続くと、サプリメントや化粧品などに手が伸びる方もいるかもしれませんが、まずは食事で工夫できることがないか考えてみましょう。

また適正体重をキープするには、野菜たっぷりの食事は欠かせません。

健康や美容のためにも、野菜の量を今より少しでも増やせるよう、次に紹介する工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。

野菜を取り入れるコツ!

野菜をほとんどとらない方は、まずは最低でも「毎食1皿」は野菜をとることを意識してみませんか。

そして理想は「毎食2皿」ですので、徐々に増やせるようにしていきませんか。

便利な「カット野菜」の活用

コンビニやスーパーで手軽に手に入るカット野菜は、一人暮らしの味方です。

サラダ用でそのまま食べられるもののほか、炒め物用、鍋もの用など種類も豊富。1袋100~200円程度と、手に取りやすいのもうれしいですね。

少し割高になってしまいますが、包丁いらずで調理も簡単ですので、たくさん活用しましょう。

もやし・キャベツ・大根・きのこを上手く活用

食費に予算を多く使えない、かけたくないのではあれば、比較的安価に手に入る、もやし・キャベツ・大根・きのこは使い回しも効き、重宝しますよ。

キャベツや大根など包丁が必要な野菜は、まとめてカットしておくと調理が楽です。

炒め物やスープなど、作り置きしておくのも良いですね。

きのこは冷凍もできますので、まとめて冷凍しておくのもおすすめです。

冷凍野菜をストックしよう

包丁いらずで使え、日持ちもする冷凍野菜も便利です。

今では冷凍野菜の種類も多く、ほうれん草、ブロッコリー、きざみオクラ、いんげん、枝豆、アスパラガス、かぼちゃ、里芋などがありますので、使いやすいものをストックして活用してはいかがでしょうか。

最近では、コンビニなどで手に入る「冷凍肉入りカット野菜」という商品もあります。

食べきりサイズで使いやすく、ストックしておけるので便利です。

野菜を取り入れるのは大変それならばコレ!

1人暮らしの人が野菜を取り入れるコツは以下の通りです。

  1. 冷凍野菜を利用する: 冷凍野菜は保存が利き、手軽に使えるので、1人分ずつ使いやすく便利です。また、栄養価も鮮度を保ちますので、野菜不足を解消するのにおすすめです。
  2. カット野菜を活用する: スーパーなどで売られているカット野菜は、手間をかけずに使えるので便利です。サラダや stir-fry(中華炒め)など、さまざまな料理に利用することができます。
  3. ロングライフ野菜を選ぶ: ロングライフ野菜として知られる野菜は、長期間保存が可能なので、無駄を減らしながら野菜を使い切ることができます。キャベツやニンジン、カボチャなどがあります。
  4. インスタントスープやスムージーに野菜を加える: インスタントスープやスムージーに野菜を加えることで、手軽に野菜を摂取することができます。冷凍野菜やカット野菜を使って、手軽に栄養を摂りましょう。
  5. 1週間分の野菜を一度に調理する: 1週間分の野菜を一度に調理しておくと、日々の料理に手間をかけずに野菜を取り入れることができます。野菜の切り方や調理法を工夫して、色々な料理に活用しましょう。
  6. 野菜をおかずにする: 野菜をメインのおかずにすることで、1人暮らしでも野菜を十分に摂取することができます。炒め物や煮物、サラダなど、野菜を中心にした料理を意識的に取り入れてみましょう。
  7. 野菜スープを作る: 野菜スープは野菜をたっぷりと使うことができ、栄養豊富でヘルシーな一品です。一度に多めのスープを作り、冷凍しておけば、いつでも手軽に飲むことができます。

以上のように、冷凍野菜やカット野菜、ロングライフ野菜を活用し、一度に多めの野菜を調理しておくなどの工夫をすることで、1人暮らしの方でも手軽に野菜を取り入れることができます。

また、野菜をスープやスムージーに加えるなど、クリエイティブな調理法を試してみるのもおすすめです。

さらに、週に一度など定期的に野菜の買い物をすることで、野菜の新鮮さを保ちながら、無駄を減らして効率的に使うことができます。

また、自分自身の好みに合った野菜の選び方や調理法を見つけることも大切です。

自分が好きな野菜を使ったレシピを見つけたり、新しい野菜を試してみたりすることで、野菜を楽しむことができます。

 

 

最後に

今回は自炊を想定して野菜を取り入れるコツを紹介しましたが、自炊しない場合でも、お惣菜で積極的に野菜メニューを取り入れる方法などでももちろんOKです。

野菜は栄養を豊富に含んでいるため、健康的な食生活を送る上で重要な要素です。日々の食事に野菜をバランスよく取り入れることで、栄養バランスを整え、健康を維持しましょう。

そして自分が取り入れやすい方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

 

日々、筋力トレーニング(以下:筋トレ)をしている方の中には、食事をどのように工夫すれば良いか悩んでいる方も多いと思います。

体をつくるには、筋肉を鍛えるのも大切ですが食事もそれ以上に大切です。

効率よく筋力をつけるためには、どのような食べ方がベストなのでしょうか?

本来ならジムに通って、専門のトレーラーの指導を受ければ一番いいのかもしれません。

しかし、費用や時間をとれないない。

そもそも近くにジムがない。

出来れば、自分のペースでやりたい。

そもそも大会に出るようなマッチョになりたいわけではない、今の体をもう少しだけ絞りたい、筋肉をつけたいと考えられてる方も多いと思います。

今回は筋トレ中の方必見の、食べ方の基本についてです。

  1. これ大事!筋トレ中の食事「タンパク質ばかり」はNG!
  2. やはりこれが基本!筋トレ中でも「バランス」が大切
  3. 筋力アップで目指すのは減量?増量?それぞれの食事のポイント
    1. 筋力アップで減量したい場合
    2. 筋力アップで増量したい場合
  4. 最後に
    1. 関連

これ大事!筋トレ中の食事「タンパク質ばかり」はNG!

「筋トレ中はとにかくタンパク質をたくさん摂れば良い!」とイメージを持つかもしれませんが、タンパク質ばかりでは筋力アップ効果は期待できません。

タンパク質が筋肉の材料になるには、同時に十分なエネルギー補給が必要です。

タンパク質ばかりで炭水化物など他の栄養素が足りず、エネルギー不足の状態では、タンパク質が体を動かすためのエネルギー源として使われてしまい、筋肉合成に使われないのです。

またエネルギー不足の状態が長く続くと、筋肉を分解してエネルギーを作ろうとしてしまうため、せっかくの筋トレ効果がムダになってしまうこともあります。

タンパク質は筋トレをするうえで摂りたい栄養素ではありますが、他の栄養素が不足しないよう気をつけるのが大切なんですよ。

やはりこれが基本!筋トレ中でも「バランス」が大切

他の栄養素が不足しないためにも、筋トレ中でも食事のバランスを意識することが大切です。

食事のバランスは「主食、主菜、副食が揃った食事」を意識すると、整えやすくなりますよ。

タンパク質を意識して摂ろうとするときにとくに気をつけたいのが「脂質」の摂り過ぎです。

タンパク質を多く摂るためにメインのおかず(肉・魚・卵・大豆製品)をたっぷり食べてしまうと、脂質を摂り過ぎてしまいバランスが崩れてしまうことも多々発生してしまいます。

肉は脂身の少ない赤身の部分を選んだり、鶏肉であれば皮を取り除いたりする工夫をしましょう。

また牛乳やヨーグルトなどの乳製品にも脂質が含まれるため、低脂肪や無脂肪のものを選ぶようにするのもお勧めです。

また米やパンなどの主食もエネルギー源として欠かせませんので、極端に減らしたり抜いたりすることのないようにすることも大切です。

筋力アップで目指すのは減量?増量?それぞれの食事のポイント

筋力アップと併せて、減量または増量などの目的を持つ方も多いと思います。

それぞれの場合の食事のポイントもご紹介します。

筋力アップで減量したい場合

減量したい場合、筋肉量は減らさずに体脂肪を効率よく落とす必要があります。

摂取エネルギーを減らす、または運動によりエネルギー消費を高め、摂取エネルギーより消費エネルギーが多い状態にすることがポイントです。

食事はバランスに気をつけながら、糖質や脂質をオフして、全体のエネルギー量を減らせるようにします。

また菓子類やジュース、お酒などの嗜好品を取り過ぎている場合は、減らすことも減量への第一歩なんですよ。

筋力アップで増量したい場合

増量したい場合は、消費エネルギーより摂取エネルギーが多い状態にする必要があります。

「体重が増えない」と悩む方は、消費エネルギーと摂取エネルギーがプラスマイナスゼロの状態になっていることが考えられるため、摂取エネルギーを増やしていくと増量に繋がります。

とくに運動前に、糖質を摂れる食べ物(おにぎりやバナナなど)をとったり、運動後すぐに糖質+タンパク質を摂れる食べ物(おにぎりやバナナと牛乳を組み合わせる等)をとったりすると、効率よく筋力をつけるのを助け、かつ摂取エネルギー量を増やすのにも役立ちます。

最後に

なにかとタンパク質ばかりが良いと思われがちな筋トレ中の食事ですが、一番の近道はバランスよく食事をとりながら、筋トレや有酸素運動に取り組むことです。

食事バランスの確認には、アプリの活用も役立ちますよ。

筋トレ中の食事に悩む方は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。